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マウンテンバクで街乗りすると疲れる。。。原因と解決策はコレ!

Coffeeride

ボコボコのアスファルトや目的地に入ったり安全のために歩道に乗り上げることもある自転車の街乗り。
舗装された道路と未舗装の山道のちょうど中間な道路を走るイメージですね。

力強いデザインとあらゆる悪路を乗りこなせてオールラウンドで活躍する「MTB(マウンテンバイク)」を街乗り自転車として乗ってみると
「なんだかママチャリよりも疲れる。。。」
と感じる方も多いですよね。

実はコレ、マウンテンバイクならではのメリットがデメリットに働いてしまっているのが原因なんです。

 

マウンテンバイクは街乗りに適さないかというと決してそんなことはありません。
ほんの少し手を加えるだけでママチャリやクロスバイクなど目にならないぐらいに快適に街乗りを楽める自転車に変身しますよ。

 

この記事ではマウンテンバイクが街乗りで疲れる原因と解決策を紹介しています。

新しいマウンテンバイクに乗り換えたり追加で部品を購入したりする必要はありません。
自転車乗りなら必ず持っているアイテムだけで改善できるので「マウンテンバイクで快適に街乗りしたい!」という方は是非参考にしてみてくださいね。

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太くてゴツいタイヤの「空気圧」は適してる?


マウンテンバイクの最大の特徴はボコボコの突起が付いたとても太いタイヤ。

この太くてゴツい「ブロックタイヤ」のおかげで段差やちょっとの障害物をものともせずに進むことができます。

 

そこまでスピードを出さない街乗りでもブロックタイヤはパンクのリスクを気にすることなく進むことができ、太いゴムとボコボコの突起が地面をガッチリと掴むために滑りにくいです。

しかし、マウンテンバイクに標準でついているタイヤは”空気圧を低め”にしてることが多いですよね。

 

オフロードではタイヤの空気が少ないことで衝撃吸収に優れるだけでなく地面にぴったり張り付きコントロール性能が高まります。

街乗りではアスファルト上を走ることが多く、踏み込んだパワーもタイヤに吸収されて疲れを感じやすくなることが多いです。

 

マウンテンバイクを街乗りで乗るのであればタイヤの空気圧を上げてあげましょう。

タイヤに記載されている推奨空気圧いっぱいまで入れてあげると驚くほど疲れを感じにくくなりますよ。

インジケーター付きの空気入れがあるとどれぐらいの空気を入れたのかがわかりやすいので持っておくと便利ですね。

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サスペンションが快適性も「吸収」してるかも?

走行中に上下に稼働する「サスペンション」もマウンテンバイクの特徴的な装備です。

ごくごく一般的に購入できるマウンテンバイクには前輪部だけ(ハードテール)に、30万円を超えるような高級マウンテンバイクには前輪部と後輪部の両方に(フルサスペンション)ついています。

 

このサスペンション。
山道を高速走行する時でも激しい衝撃を吸収してくれるので、ちょっとした段差を超えるだけの街乗りならさぞ快適な乗り後心地にしてくれるのかと思いきや、、、

・体重をかけてペダルを漕いでも中々思ったように進まない!
・速度が出ないから前傾姿勢で思いっきり漕いでも中々スピードに乗れない!
となりがちです。

サスペンションはペダリングのパワーを殺してしまうんですよね。

 

サスペンションのない「リジットフォーク」を購入するのも手ですが、できるだけお金はかけたくないですよね。
お金をかけずに解決する方法は2つあります。

1つはサスペンションをオミット(固定)する方法。
付属するサスペンションにはバネを調整できるものがあるので、街乗りで使用するならバネが上下に動かないように締め付けましょう。
中には手元でサスペンションのオン・オフを切り替えられるものもあって即座に切り替えることができますよ。

 

そしてもう1つの解決策ですが、こちらの方がある意味重要です。
それが「ロスの少ないスムーズな”回す”ペダリング」。

自転車のペダリングは本格的な趣味でやってない限りは考えたこともない方も多いと思います。
マウンテンバイクに限らず自転車で快適な走行をするのであればかなり重要な要素ですよ。

 

サスペンションにパワーを吸収されるということは
「私はペダリングが下手なんです。」
と言っているのと同じなんです。

自転車はペダルを回してチェーンを通して”後輪”を回しますよね?
直接前輪を回すような設計にはなっていません。

段差や障害物を超える場合は除きますが、平坦な道でサスペンションが上下に動くということは無駄な力が加わっている証拠です。

 

ガンガン”踏む”ペダリングは見た目こそ豪快でいかにも力が加わっているように見えます。
同時にサスペンションも上下に動くので無駄な力が加わっているのです。(踏ん張るためにハンドルを押し下げるように力をかけるため。)

上手いペダリングとはペダルを円を描くようにスルスルと”回す”ことでパワーをロスなくタイヤに伝達します。

ペダリングのたびにサスペンションがびよんびよんするのであれば、ペダルを”回す”イメージを心がけたペダリングにしましょう。

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サドル位置は「ママチャリに比べてかなり高い」


座る位置を決めるサドルですが、基本的にマウンテンバイクのサドル位置はママチャリに比べてかなり高いです。

スポーツバイクに馴染みのない方が見ると
「ちょっとサドル高すぎない?」
と思われるぐらいがちょうどいいです。

 

サドルに座って母指球(親指の付け根)をペダルに乗せて踏み込み、足がわずかに伸びきらないぐらいが正しいサドル位置です。
腰を掛けているとはいえずっと立ち漕ぎしてるイメージですね。

ダウンヒル(悪路を一気に駆け降りること)をされるのであれば「ドロッパーシートポスト」などでサドル位置を低く設定することもありますが、上りや平坦道ではマウンテンバイクでもサドル位置は高いです。

普通に座って前傾姿勢になるのがスポーツバイクですが、ママチャリは上半身を起こした状態で乗るのでサドル位置が低めになります。

 

ママチャリの感覚でマウンテンバイクのサドル位置にすれば疲れるのは当然ですよ。

適正でないサドル位置は乗りにくく疲れやすい上に傍から見ていてかなりだらしなく見えます。
マウンテンバイクはスポーツバイクなのでサドル位置はきちんとしましょうね。

 

正しい乗り方で準備もすれば100kmを超えるようなロングライドだってマウンテンバイクでこなせます。

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ただただ速度を求めたり舗装路のみをいかに快適に走れるかならロードバイクの方が有利です。
それでもマウンテンバイクはオールラウンドに活躍できる万能スポーツバイクであることは間違いありませんよ。

街乗りでも快適に乗れるので疲れてしまう方は少し乗り方を見直してみてくださいね。

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