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マウンテンバイク初心者が総走行距離60kmを自走で完結!片道30kmの成田市内ー千葉県道409号佐原我孫子自転車道線でコーヒーライド!!

Coffeeride

自転車初心者が片道30km走るのは一つの目安と言われています。

この記事では自転車に乗るのが15年ぶりな筆者がマウンテンバイク(MTB)で片道30km、往復60kmを実際に走ってきた内容となっています。

結論としては、普段運動をほとんどしない中年おっさんが購入2週間のMTBでも60km走ることは「出来た!」です。
ただし、走っている内に気付いた注意点や用意しておいた方が良いものがあります。

これから
「自転車で30km先にあるカフェまで走ってみよう!」
「マウンテンバイクで近場でキャンプしたい!」
と考えている方は是非最後まで読み進めて参考にしてみてくださいね。

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片道30km(往復60km)走って感じたこと


早速ですが、往復60km走ってみて
「あ、これは事前に対策しておくべきだったな。。。」
と感じたことを紹介します。

マウンテンバイクに限らずスポーツバイクで長距離を走るとなったら共通です。

お尻が痛い

往路の20kmを超えたあたりからお尻が痛くなりました。
パッド入りのパンツやビブショーツを履くことで対策できます。

 

どんなスポーツバイクで30km以上走るなら「必ずお尻は痛くなるもの」です。

筆者はマウンテンバイクを購入してすぐの頃、自分に合ったサドル位置(座席の高さ)がわからずに”低くし過ぎていて”1kmも走らずにお尻が痛くなっていました。

高くし過ぎたかな?と思うぐらいに腰ベルトの位置までサドルを高くしたら15km走ってもお尻は痛くなくなりました。
どうやらペダルを回す足に体重が乗ってお尻への負担が激減するようですね。

もちろん、信号待ちなどで止まる際には地面に足がつきません。
初めは違和感を感じましたがすぐに慣れましたね。

 

15kmほどの走行であればサドル位置の調整だけで問題ありませんが、もっと長い距離を走るとなるとどんなに良い自転車に乗っていたとしてもお尻は痛くなるものです。

見た目の好みや自転車を買ったばかりでそこまで予算がないという方も、長距離を走るならパッド入りのパンツやビブショーツの購入は検討した方が良いですね。

折り返し地点で眺めの休憩を挟むとしても、往路で痛くなったお尻は”復路でもずっと痛いまま”なので結構切実ですよ。

 

また、次項にも関係することなのですが
「バックパックに荷物を詰めて背負って走る」とお尻への負担も大きくなります。

できれば自転車本体に荷物を取り付ける「バイクパッキング」の方がお尻は痛くなりにくいですね。

荷物が取り出しにくい


バックパックに荷物を入れて総重量5kgほどで往復60kmに挑戦したのですが、荷物を取り出すのがやりにくかったです。

 

今回の目的はコーヒーを楽しむ「コーヒーライド」です。
コーヒーセットは30km先の目的地に到着してから取り出すので背中に背負ったままで問題ありません。
(強いていうなら前項で述べたようにお尻への負担が大きくなる程度)

しかし、走行中に補給する「水分」や「補給食」をバックパック横のメッシュポケットに入れて取り出すのがとにかくやりにくくかったです。

 

水筒や補給食はハンドル周りに小さなバックを装着したりボトルホルダーをセットするなど、自転車本体に取り付けてすぐに取り出せるようにしておいたほうが良いと感じました。

無駄な体力を浪費するので取り出す頻度の多い小物類は手元周りに集約しておくべきです。

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走る前・ライド中に準備したこと

MTBを購入して15年ぶりに自転車に乗ってる筆者は「往復30kmを4回」走っています。
総走行距離60kmはハードテールマウンテンバイクネバダを購入して2週間経ってから初挑戦です。

 

準備したのは主に「決めごと」です。
・水は往路と復路でそれぞれ500ml飲む(合計1L)
・走る2時間前にしっかりと食べておく(から揚げなど油物はNG)
・お腹が減ってなくても1時間走ったら食べる(ねりようかん1個)
・休憩は約12km先のコンビニエンスストアで1度必ずとる
・帰宅後はプロテイン(タンパク質)を摂る
・異常が出たら即帰宅(無理はしない)
などなど、事前に条件を決めていました。

 

今回は近くを車で何度も通っているルートですので、コンビニの位置や周辺地理についてはほぼほぼ把握しています。
いきなり見知らぬ地域まで足を延ばすのは怖いですからね。

 

スポーツバイクで走ってみるとよくわかるのですが、踏めば踏んだ分だけどんどん進んでいく感覚は病みつきになります。
あまりスピードの出ないマウンテンバイクでさえグングン進んで楽しいです。

しかし楽しさに比例して増えていくのが「エネルギー消費量」です。

自転車はとにかくお腹が減ります。
1時間も走って止まってみるとお腹が減っていることがよくわかりますよ。

 

お腹が減ったら食べれば良いと思うかもしれませんが、恐ろしいのは「楽しく走っている最中は空腹を感じにくい」ことなんです。

筆者が一度経験したのはマウンテンバイクで元気に30kmを走行していたら突然体がだるくなって動けなくなったんです。

体内のエネルギーが枯渇(こかつ)して
・頭が回らない
・体が重い
・動けない
という状態に”いきなり”なっちゃうんですよね。
まるで電池の切れたロボットのようです。

そのときは幸い目の前にコンビニがあって足元もおぼつかないままふらふらで辿り着き、呂律(ろれつ)の回らない状態でゼリーを購入して事なきを得ました。

 

お腹は減っていなくとも必ず何かしらを食べるべきなんです。

おススメは「和菓子」ですよ。

エネルギーの元となる炭水化物と糖質がありながらも低脂質。
補給食としてはうってつけです。

煉羊羹(ねりようかん)などはコンビニでも小さいサイズが売っているので、入手しやすくゴミも少ないのでかなりおススメです。

 

ちなみに、筆者が乗っているマウンテンバイクについては街乗りに最適ハードテールマウンテンバイクFUJI「NEVADA」を参照してくださいね。

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前輪だけにサスペンションを搭載したハードテールマウンテンバイクはガタガタの道でも乗りやすいです。

悪路走行に強いマウンテンバイクですが、普段の街乗りでも十分すぎるほど快適な性能を持っているので是非参考にしてみてくださいね。

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初心者の服装


季節は春。気温は20度ほど。
服装は趣味でやってるバスケットボール用のウェアでいきました。

いかにもバスケットボールといった服装ではなく、個人的な主観ですがアンダーアーマーのバスケウェアはトレーニングウェアに近いものが多いので自転車に乗っていてもそこまで違和感はないですよ。
(ホントはサイクルウェアが良いんでしょうが予算の都合で、、、)

筆者は膝に痛みがあるので簡易的な膝サポーターを両膝に装備しています。

バスケットボールに比べれば膝の負担は圧倒的に少ないですが、踏み込み方を間違えると痛みが出るので念のためです。

 

靴下もスポーツ用で靴はランニングシューズです。

靴ですがマウンテンバイク用のペダルにはスパイクが付いているものが多いので、底が固いスニーカーであれば何でも大丈夫ですよ。

筆者は所有してる靴で”壊れても構わない一足”をチョイスしただけです。
2週間も履いていたら底がえぐれてきましたが、ランニングするよりも自転車に乗った方が楽しいので気にしていないです。

 

背負っているバックパックもバスケットボール用ですが、自転車初心者なので別に気にしません。

ウェアもバスケ用でバックパックもバスケ用。
「これからバスケしに行くんですが、、、何か??」
ぐらいのメンタルでいれば人の目は気になりません。

 

ウェアなどはちょっとずつ揃えていけばいいんですよね。

ヘルメットは努力義務云々の前に安全のためにすぐに用意しました。

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往路片道30kmのルート

千葉県と茨城県の境目にある「利根川ゆうゆう公園」でコーヒーを楽しむのが目的です。

今回走ったルートは「成田市内」と「千葉県道409号佐原我孫子自転車道線」です。
分けて紹介していきますが、極端すぎるほどスピードが違いますよ。

市内はどうしても信号待ちだったり走りにくい路面状況だったりでスピードを出すのは危険です。
参考にしてみてくださいね。

成田市内(約17km)

自宅から「イオンモール成田」へ向かい、イオン前の国道408号線から千葉県道18号成田安食線で「セブン-イレブン 栄ふじみ橋店」で休憩というルートです。

自宅からは住宅街や市街地を抜けるのでスピードはあまり出しません。
ゆっくりめで流していきます。

「イオンモール成田店」から休憩地点「セブン-イレブン 栄ふじみ橋店」までは約11kmです。

 

県道18号線は両脇に田園風景や自然が多く走っていて気持ち良いのですが、とにかく起伏が激しくアップダウンの連続です。

路面もアスファルトで舗装はされているものの、ところどころに植物で盛り上がっていたりひび割れていたりです。

 

ここで足を酷使してしまうと後半厳しくなるのは容易に想像できました。
坂道がきついと思ったら自転車は押して上る予定でしたが、一度も自転車を降りることなく連続した坂を登り切れました。

そこまでの激坂はないのでギアを軽くして流す感じで、立ちこぎ(ダンシング)しなくても十分登り切れましたよ。

 

ただし、ここで座りっぱなしでいたためにお尻が痛くなる原因となりました。
「マウンテンバイクだから、、、」
というのもあり多少の段差も気にせずガンガン進めてしまったためにお尻へのダメージも大きくなっちゃいましたね。

レースに出るわけでもなくサイクリングを楽しむためのコツは
「無理をしないこと」
というのを改めて実感しました。

 

自宅からコンビニまでの約17kmは1時間10分での到着でした。

計算すると「時速14.5km/h」です。
かなりゆっくりだと思いますが、市街地を抜けるのでこれぐらいがちょうどいい感じで安心ですね。

休憩地点での過ごし方

休憩地点はコンビニ「セブン-イレブン 栄ふじみ橋店」を選びました。
このコンビニのすぐ後ろを自転車道が通っているため、サイクリストさん御用達のコンビニになっています。

品ぞろえもサイクリスト好みになっているので便利ですよ。

 

プロテインバーのすぐ上に「和菓子」コーナーがあるので補給食を購入するのにうってつけです。

トイレを済ませたり水が足りない場合や補給食を購入したりで15分休憩を挟みました。

 

もし昼食も済ませる場合なら、すぐ近くにうなぎ屋「うなぎ さかた」があるので美味しいうなぎも良いですね。

千葉県道409号佐原我孫子自転車道線(約13km)


しっかりと休憩したら「千葉県道409号佐原我孫子自転車道線」を走ります。

 

佐原から安孫子まで国道356号と並行して利根川沿いを通っている”自転車専用道”です。
障害物がなく基本的に自転車しか通らない道なのでとにかく気持ちよく走ることができますよ。

舗装路以外にもちょっとした砂利道を走れる区間もあるのでグラベルを楽しみたい方にもおススメです。

マウンテンバイクやグラベルロードバイクで走り抜けると楽しいです。

 

「利根川ゆうゆう公園」までの途中にある「栄橋」付近では一度車道に出る必要がありますが、その他はほぼ自転車しか通りません。

ある程度スピードを出しても大丈夫ですので気持ちよく走れましたよ。

 

ただし、前半の県道18号線でお尻へのダメージが蓄積していたので痛くなっていました。

 

約13kmを40分で走りきり「時速19.5km/h」ってところでした。

マウンテンバイクで、しかもブロックタイヤでの走行なので速度が出せないのでこんなものでしょう。

また、周りに遮るものがない分風をダイレクトで感じました。
サイクルジャージに比べて風の影響を受けやすい服装なのも関係ありますね。

それでも坂道に比べれば圧倒的に快適に走れますよ。

 

余談ですが、顔に虫が当たって結構痛いです。
虫が目に当たることもあったので、ヘルメットの他にもサングラスやゴーグルもあった方が良いですね。

利根川ゆうゆう公園


利根川沿いにある「利根川ゆうゆう公園」は無料のデイキャンプ場だけでなく、オフロードコースも併設されています。

せっかくのマウンテンバイクですのでオフロードを楽しみたいところですが、今回はコーヒーを飲んだら帰路につきます。

 

もっと快適な装備を身に付けて自転車デイキャンプもしたいですね。

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復路はゆっくりダラダラと

コーヒーを飲んだら撤収して同じルートで復路につきます。
滞在時間は20分ほど。

往路で出たお尻の痛みは回復しないままでした。

 

復路では座ったままペダルを回しつつちょっとの段差があればすぐに立ちこぎにしていました。
とにかく少しでもお尻への負担を減らす涙ぐましい努力です。

 

復路でかかった時間は休憩時間を除いて2時間20分(平均時速12.85km/h)。
往路では1時間50分であったことを考えるとかなりゆっくりめですね(平均時速16.36km/h)。

無理して体を壊しては元も子もないのでゆっくりダラダラと帰宅です。

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今後の課題

今回、総走行距離60kmをマウンテンバイクで走ってみましたが、特に問題がおきることもなく無事に走りきることができました。

筆者は
・身長176cm、体重65kg、30代
・自転車に乗るのは15年ぶり
・ハードテールマウンテンバイク購入から2週間経過
・スポーツバイク初心者
という感じですが週1で2時間バスケットボールをしています。

どちらかというとスポーツは不得意で体力もない方ですので参考にしてみてくださいね。

 

トラブルなく走りきれたのは事前の決めごとをしっかりと守っていたからだと思います。
60kmは自転車初心者でも十分走れる距離というのは実証出来ましたが、休憩地点や補給食など事前準備が活きていました。

今後の課題は「痛くなるお尻対策」ですね。

 

どんな自転車に乗っていたとしても、それが例えプロであったとしても長距離を走ればお尻は痛くなるものです。

筆者は見た目は気にせずにパッド入りのパンツやビブショーツの購入検討を本気でしています。
(そもそも自転車乗りの大半が着用しているので恥ずかしがることもありませんよね)

お尻が痛いのはやる気に直結するので死活問題だと感じました。

 

他にも「バックパック」ではなく自転車自体に荷物を取り付ける「バイクパッキング」も検討しています。

いきなり全部の荷物をバイクパッキングにするのは難しくとも、少しずつ買い足していけば必ず理想のスタイルに出会えるはずです。

 

実際に乗って走ってみると、自分の課題が見つかるので楽しいですよね。

それでは本日も素敵なコーヒータイムを。

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