2021年1月31日。
「D’s CAFE Style」のonoDです。
1月も最終日。
2021年になって丸1ヵ月が経過しますね。
なんだかあっという間という感じでした。
昨日淹れてちょっと薄く感じたチョコレートのような質感を持つコーヒー。
本日はその「リベンジ」で、基本的にまったく同じ淹れ方をしますが抽出量を少なくしてほんの少しだけ濃いめに淹れて楽しんでいきます。
シルクのような滑からさとほんのり苦味が高級チョコレートのような堀口珈琲オリジナルブレンド#5
高品質な珈琲豆を取りそろえる日本のスペシャルティコーヒー業界のパイオニア『堀口珈琲』さんの大人気オリジナルブレンド
「#5 SMOOTH&CHOCOLATY」でコーヒータイムを楽しんでいきます。
フルシティロースト(中深煎り)の珈琲豆で、シルクのように滑らかな質感と甘味、ほんのりと感じる苦味がまるで”高級チョコレート”を彷彿とさせる素晴らしいコーヒーです。
前日に「12gの珈琲豆で180ccのコーヒーを抽出」して、個人的にちょっと薄く感じてウォータリー感がありました。
<前日に淹れた#5>
ちなみに、家族にまったく同じものを飲んでもらいましたが、
「ちょうどいい。」
とのことでしたので濃度は好みによるところが大きいですね。
今回は自分が楽しむという前提のもと、使用する珈琲器具と淹れ方は同じで最終的なコーヒー抽出量を少なめにして濃度を濃くします。
バランスよくコーヒーを抽出する「カリタウェーブ」を用いた「Bright」で堀口珈琲#5を抽出
ご存知のとおり、堀口珈琲さんといえば「KONO名門フィルター(MDN-21)」ですよね。
堀口珈琲さんのネットショップでも「堀口珈琲限定カラー」が販売されているぐらいです。
(しかもお手頃価格で。)
「KONO名門フィルター(MDN-21)」はonoDも大好きでよく使用していますし、通常の「クリアカラー」のものと「堀口珈琲限定カラー」の2種類持っています。
(色以外はどちらも全く同じモノです。)
濃厚ながらもクリアなコーヒーを抽出するならばとてつもない威力を発揮しますが、アクリル製であるため見た目の華やかさではTSUBAME&Kalitaの銅製「カリタウェーブ」に到底及びません。
見た目は考慮せずに淹れやすさで考えると、リブの短い円錐型ドリッパーである「KONO名門フィルター(MDN-21)」はお湯を注ぐ量をコントロールする”慣れ”が必要です。
家庭でコーヒーを楽しみたいという場合であれば、多少雑にお湯を注いでもコーヒードリッパーが抽出をコントロールしてくれる「カリタウェーブ」の方が手軽さでは優れているように感じますね。
さて、昨日淹れたコーヒーのレシピは以下の通りですが、
「Bright」
挽き目 :中挽き
珈琲豆 :12g
お湯温度:86度
抽出時間:2分10秒(蒸らし時間30秒含む)
抽出量 :約180cc
※基本レシピですので随時調整しています。
本日淹れるコーヒーは抽出量を180cc→150ccで抽出してほんのちょっと濃いめに仕上げます。
<珈琲豆を12g計量>
<中挽きに挽く>
<ウェーブフィルターにリンス>
<挽いた珈琲豆をセット>
<1投目:少量のお湯を注いで蒸らす>
<2投目:濃厚なコーヒーを抽出>
<3投目:濃度調整のための抽出>
<抽出完了>
写真だけでお送りしましたが、一度でもコーヒードリッパーでコーヒーを抽出されたことのある方ならば”何をしているか”はだいたいお分かりになるでしょう。
ちなみに、ウォータリー感のあった昨日のコーヒーは180ccのドリップに「2分10秒」でした。
今回は150ccのコーヒー抽出で「2分10秒」と”まったく同じ”に調整してみました。
(昨日と比べて3投目をゆっくり目にお湯を注ぎました。)
抽出したコーヒーをカップに注いでいきます。
昨日よりもほんの少しだけ濃いめな色をしているようです。
30ccぶん濃くなったことでチョコレート感が増した堀口珈琲オリジナルブレンド#5
香りはナッツ系の香りが強くなり、カカオ感が増している気がしますね。
さて、昨日よりも30cc分少なく抽出したことで、ウォータリー感がなくなったかどうかを味わっていきましょう。
・・・濃くなっていますね。
狙い通り抽出量が少なくしたことで濃厚になり、より一層”チョコレート感”が増しています。
口当たりの滑らかさがより際立って上品さが増しています。
たった30ccの違いですが、うまい具合に微調整出来ましたね。
味の「濃い・薄い」というのは「美味しい・不味い」というのとは別物で、微調整でカバーできるものです。
美味しいコーヒーを味わいたいならば美味しい珈琲豆を用意すれば9割方美味しく味わえますが、たとえ他の人が「美味しい」と言う珈琲豆だったとしても自分にとっては「美味しくない」と感じるものだって当然あります。
しかし、お湯を加えたりして濃度調整して「美味しい」と感じたならば、珈琲豆自体は好みに合っていて濃度が好みに合っていなかったというだけのことです。
コーヒーの美味しさは”珈琲豆”と”焙煎”によって9割方決まりますので、微調整を色々試してみて美味しいと感じなければ珈琲豆を変えた方が良いかもしれませんね。
そいういう意味では「コーヒードリッパー」をとっかえひっかえ使うのはナンセンスとも言えます。
チョコレートのようなコーヒーを楽しめる堀口珈琲さんの「#5 SMOOTH&CHOCOLATY」は、onoDにとって「美味しい珈琲豆」であることは間違いありません。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
コメント