2021年2月13日。
「D’s CAFE Style」のonoDです。
購入したばかりの銅製カリタウェーブ「WDC-185」で、さっそく2人分2杯のコーヒーを抽出していきます。
2杯分抽出するときに一回り小さい「WDC-155」だとセットする珈琲豆がギリギリで、お湯を注いで膨らんでくると溢れそうな恐怖を感じていたんですよね。
決して安くはないコーヒードリッパー「WDC-185」ですが、実際に2杯分のコーヒーを一気に抽出してみたら
「買ってよかった。。。」
と素直に感じる大満足なコーヒードリッパーです。
1~2人用の「WDC-155」で「2杯取り」していたレシピをそのまま「WDC-185」で使う
本日は使用する珈琲豆は千葉県山武市成東で店舗を構える『珈琲豆の館』さんで取り扱う
「リオココオーガニック(ニカラグア産)」
を銅製カリタウェーブ「WDC-185」で2人分2杯(300cc)のコーヒーを抽出していきます。
フルシティロースト(中深煎り)に煎られた珈琲豆で風味とコクの強いコーヒーで、母親も大好きな珈琲豆でよく2人分2杯のコーヒーを抽出しています。
普段は今までずっと使用してきた1~2人用の銅製カリタウェーブ「WDC-155」で2杯取りをしていましたが、23gの珈琲豆が膨らむとホントぎりぎりの容量だったんですよね。
<WDC-155で2杯分のコーヒーを抽出しているところ>
レシピは同じ「Bright(2杯分)」でonoDだけでなく母親も飲み慣れている「リオココオーガニック(ニカラグア産)」を抽出してみて、いつもと比べて違いがあるかどうかについて見ていこうと思います。
「Bright(2杯分)」
挽き目 :中挽き
珈琲豆 :23g
お湯温度:86度
抽出時間:3分(蒸らし時間30秒含む)
抽出量 :約300cc
※基本レシピですので随時調整しています。
ちなみに、今回新しく購入した「WDC-185」は、「WDC-155」と同じ「TSUBAME × Kalita」のシリーズで、一見するとサイズが違うだけのように思われがちですが、、、
全くの別物と呼んでいいコーヒードリッパーなんです。
詳しい違いについては「WDC-185の開封レビュー」にて紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
「WDC-155」と「WDC-185」を同条件で1杯取りした際の違いなどを紹介しているので、どちらを購入しようか迷っている方にはとても”判断材料”になると思いますよ。
抽出速度が速いため複数人数分でも淹れやすい銅製カリタウェーブ「WDC-185」
それでは実際にコーヒー抽出していきます。
まずは珈琲豆を「23g」計量して中挽きにします。
ここはコーヒードリッパーと関わりありませんので”いつもどおり”です。
ここから登場する「WDC-185」ですね。
「WDC-185」に専用のペーパーフィルター「ウェーブフィルター185」をセットしてリンスをしていきます。
このリンスをしている最中が「WDC-155」よりも美しく楽しいんです。
わかりやすいように動画で撮影してみました。
お湯を注ぐとしぼんでいた「ウェーブフィルター185」がどんどん”開花”していくようです。
また、底のペーパーの張り付き具合が「WDC-155」よりも良い気がします。
しっかりとリンスが出来たら、挽いておいた23gのリオココオーガニックをセットしていきます。
「WDC-185」は口がガバっと開いているので、勢いよく珈琲豆を落としたとしても「WDC-155」ほど壁部に付着することは少ないでしょうが、それでもお湯が染み込んでいますので優しくセットした方が良いですね。
それでも格段に珈琲豆がセットしやすいです。
コーヒードリッパーを軽く振って珈琲豆の表面を平らにならしましたが、23gの珈琲豆をセットしてもまだまだ余裕がありますね。
1~2人用の「WDC-155」に12gの珈琲豆をセットしたのほぼ同じぐらいの余裕があります。
これは「1杯取りするのと変わらない感覚で2杯取り」できそうですね。
お湯を注いで蒸らしをしていきましょう。
珈琲豆全体にお湯が行き渡るように注いでいきますが、珈琲豆が広がっている分注ぐ範囲は大胆にします。
(もちろんウェーブフィルターにはお湯を注がないように。)
珈琲豆からガスが抜けつつぷっくりと膨らんでいますが、まだまだ余裕です。
30秒ほど蒸らしたら、さぁコーヒーを抽出していきましょう!
中心からお湯を注ぎ始めて小さな「の」の字を描きながら濃厚なコーヒーを抽出していきます。
しっかりと濃厚なコーヒー液を抽出したらほんの少し珈琲豆を落ち着かせます。
同様のお湯の注ぎ方をした場合、2~4人用の「WDC-185」は抽出速度が1~2人用の「WDC-155」に比べて速いので「抽出時間」をお湯の注ぎ方でコントロールしやすいです。
濃厚なコーヒー液が抽出されたら、濃度調整のためにお湯を注いでいきます。
珈琲豆は広がっているので、広範囲にお湯を注いでまんべんなく抽出していきます。
目的のコーヒー抽出量に達したらコーヒードリッパーを外して抽出完了です。
抽出時間は「2分20秒」でした。
これなら1杯取りと変わりない時間で抽出できるので、より安定してコーヒーが抽出できそうですね。
個人的に密かに楽しみにしている「コーヒー抽出後のカリタウェーブ」も
ごらんのとおりに、美しい花を咲かせていますね♪
コーヒードリッパーを外した後の抽出液は
かなり濃厚な液体が溜まっています。
明らかに「WDC-155」で2杯分のコーヒーを抽出した時よりも濃いです。
コーヒードリッパー内にはまだ余裕があったため、3人分も一気に抽出できそうですね。
よりクリアな味わいを楽しめる「WDC-185」は2杯取りしてもクリアなコーヒーを楽しめる
抽出したコーヒーをカップに注いで楽しんでいきましょう。
2つのカップに均等にコーヒーを注ぐ場合は、交互に少量ずつ注ぐと均等に淹れられますね。
ただし、コーヒーサーバーによっては液だれするので注意してくださいね。
淹れ上がった飲み慣れている「リオココオーガニック(ニカラグア産)」を味わってみましょう。
・・・美味しいですね。
風味とコクは強く、香りも素晴らしいコーヒーであることが”よりクリア”に感じます。
「WDC-185の開封レビュー」でも同じリオココオーガニック(ニカラグア産)を用いて1杯取りしましたが、そのときとほぼ同じ味わいです。
雑味の一切なくクリアなので”軽やかな印象”なコーヒーに仕上がっていますね。
とはいえ濃厚さもきちんとありますよ。
上質なコーヒーです。
リオココオーガニック(ニカラグア産)が大好きな母親にも味わってもらうと、
「いつもよりも美味しいかも。」
とのことでしたので、
コーヒーらしさを引き出しつつもクリアなコーヒーを味わえるようですね。
どこからともなく「シフォンケーキ」まで出てきて、中深煎りのコーヒーとベストマッチな”マリアージュ”です。
(ホント合いすぎて美味しすぎる。)
数百円で購入することのできるコーヒードリッパーもある中で、銅製カリタウェーブ「WDC-185」は最高級の部類に入るお値段設定だと思います。
(最近値上がりしているように見えますが「メーカー希望小売価格」は変わっていませんよ。)
思い切って購入しましたが、大満足なコーヒードリッパーです。
onoDはこれからも1~2人用の「WDC-155」も使用していきますが、おそらく使用頻度としては「WDC-185」の方が多くなると思います。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
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