フレーバーコーヒーには高速ドリップが効果的?ドトールの「桜」は浅煎り珈琲豆のアプローチで飲みやすく仕上がる!!「Today’s Coffee」

Today's Coffee

2021年3月25日。

 

「D’s CAFE Style」のonoDです。

ドトールのプレミアムローストコーヒー「桜(SAKURA)」

季節の数量限定のようですが、購入して淹れてみると”ちょっとした企業の事情”が垣間見えるコーヒーです。

 

桜餅のような香りと風味を持つ「桜」は中煎りの珈琲粉ですが、普段は浅煎り珈琲豆に使用する「高速ドリップ」で抽出します。

結論としては、
「フレーバーコーヒーには浅煎り珈琲豆のアプローチが適している」
と個人的には強く感じた1杯です。

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浅煎り珈琲豆の良さを引き出す高速ドリップ

最近流行りの「浅煎り珈琲豆」は、豊かなフレーバーと酸味が特徴的なコーヒーが多いですよね。

焙煎が浅いため火はそこまで通っていない浅煎り珈琲豆は、燻した香りがほとんどなくコーヒー本来の持つフルーティさを存分に味わうことができます。

 

そんな浅煎り珈琲豆には、
・挽き目はやや細め
・お湯温度は高め
・短時間でのドリップを心がける
といったアプローチでコーヒーを抽出することで、フルーツのような豊かなフレーバーを壊すことなく、まろやかな酸味も味わうことができます。

 

珈琲豆をやや細めに挽くことで”珈琲成分の抽出されにくい浅煎り珈琲豆”でもお湯と接する表面積が増えることで効率的に珈琲成分を抽出。

さらには高めの温度のお湯を注ぐことでより珈琲成分を抽出しやすくします。

ただし、お湯温度は珈琲豆の挽き目に対して味の変化は少ないので、ほんとうに微調整程度の認識です。
(私は浅煎り珈琲豆ではだいたい92度のお湯で抽出しています。)

 

浅煎り珈琲豆で美味しいコーヒーを抽出するにあたって、一番のポイントとなるのが「短時間でのドリップを心がける」
ということでしょうね。

浅煎り珈琲豆で味わいたいコーヒーといえば、おそらくは「クリアで爽やかなコーヒー」だと思いますが、抽出に時間がかかってしまうとせっかくのクリアさが台無しになってしまいます。

 

私は蒸らし含めて100秒以内に抽出を完了させるように心がける、
いわゆる「高速ドリップ」で浅煎りコーヒーは楽しむことが多いです。

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香りと風味が付加されたフレーバーコーヒー「桜」を高速ドリップ

ドトールのプレミアムローストコーヒー「桜(SAKURA)」
はブレンドした珈琲豆に桜チップを燻して香りづけし、八重桜の花と大島桜の葉から作った桜パウダーを合わせています。

季節のおすすめ|メニュー|ドトールコーヒーショップ

扱いとしては「フレーバーコーヒー」ですね。

 

中煎りの珈琲豆(挽かれた状態で販売されているので粉)なので中煎り珈琲豆のアプローチで抽出してみると、あまり好みのコーヒーには仕上がりませんでした。

そこで、浅煎り向けの「高速ドリップ」で抽出してみます。

「Clear」
挽き目 :中細挽~中挽き
珈琲豆 :14g
お湯温度:92度
抽出時間:1分40秒(蒸らし時間30秒含む)
抽出量 :約180cc
※基本レシピですので随時調整しています。

円錐型ドリッパー「KONO名門フィルター(MDN-21)」を使用してお湯の注ぎ始めから100秒以内に抽出が完了するようにします。

円錐型ドリッパーであれば、V60でもフラワードリッパーでもなんでも大丈夫ですよ。

「V60」はドリップ速度が速いとされていますが、実際には「KONO名門フィルター」も同じぐらいに速いです。

 

お湯を沸かしてペーパーフィルターにリンスをして、珈琲粉を計量。

すでに珈琲豆から粉に挽かれた状態で売っているものならば、いちいち別の容器で珈琲豆を計量して挽くという手間が省けます。

コーヒードリッパーに直接セットしてそこで計量しちゃってます。
(珈琲豆なら手間を惜しまず計量してます。)

挽き目としてはちょうど中挽きぐらいですかね?

すでに挽かれている珈琲粉なのでここは調整できません。
(より細かくならば可能だが今回はやらない)

熱めのお湯(92~93度)のお湯で蒸らしをします。

ドトールの「桜」は、蒸らしている最中にぼたぼたお湯が落ちていきます。

珈琲豆がお湯を吸収したりするのですが、こちらの珈琲粉はあまり吸収しませんね。

そのためお湯が結構落ちます。

 

珈琲豆のふくらみなどはほとんどありませんが、30秒ほど蒸らしたら高速ドリップしていきます。

せっかくなので動画で撮影してみました。

蒸らしが終わった直後なのでちょうど「1分」くらいでドリップまで完了させています。

 

チラッとタイマーを映しましたが、蒸らしのお湯の注ぎ始めからスタートさせています。

1分40秒あたりで動画が終わっていると思いますが、そのあとすぐにコーヒードリッパーを外して抽出完了させています。

だいたい180cc抽出されています。

お湯を注いだ時の泡の出方を見て改めて思ったのですが、やはり鮮度はよくなさそうですね。

高速ドリップで抽出しているので、コーヒー液は透明感のある美しい色をしています。

ちなみに、抽出後のコーヒードリッパーはこんな感じです。

壁部に珈琲粉が均等に張り付いていれば基本的にOKです。

縁の方までお湯を注いでも問題ありませんよ。

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高速ドリップで淹れた「桜」は香りと風味が際立つ

だいたい100秒で抽出完了させたドトールの「桜(SAKURA)」を味わってみましょう。

香りは相変わらず桜餅のような香りです。

 

・・・酸味の角が取れていますね。

 

中煎りのアプローチで抽出した「桜」は、輪郭を持った酸味を感じます。

それが苦手という人も多いのですが、浅煎りのアプローチで抽出した「桜」には酸味の角が取れ、マイルド目な味わいになっています。

そのため、より一層桜の香りと風味が際立っているように感じますね。

 

珈琲豆を桜チップで燻し桜パウダーを混ぜたドトールの「桜(SAKURA)」ですが、その扱いはまさにフレーバーコーヒーです。

個人的に「フレーバーコーヒー」は中煎りでも浅煎りのアプローチで抽出した方が合っているように感じますね。

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桜チップで燻した「桜(SAKURA)」は在庫処分?

さて、高速ドリップで桜の香りと風味が際立ったドトールの「桜(SAKURA)」ですが、最後に購入して開封してから感じていたことを紹介したいと思います。

 

「コレ、もしかして在庫処分なんじゃないかな?」

 

ブレンド珈琲豆なので複数種類の珈琲豆をブレンドしているのですが、ドトールの「桜(SAKURA)」は珈琲粉もしくはドリップバッグ(やはり粉の状態)しか販売されていません。

いずれも春限定の数量限定品です。

 

ここからは勝手な予想なのですが、
「余った珈琲豆の鮮度が落ち、珈琲豆を桜チップで燻し桜パウダーを混ぜるために挽いているのではないか?」
と感じているんですよね。

お湯を注いだ際の珈琲豆の膨らみ方であったり、泡の出方やお湯の浸透の仕方が新鮮な珈琲豆のソレとは異なります。

 

商売の上で在庫やロスは避けたいものなので、もしかしたら在庫処分の珈琲豆を「春限定の特別仕様」にすることでさばいているのかもしれませんね。

 

以前ならば何の疑いも持たずに飲んでいたコーヒーですが、かれこれ1年近く毎日ハンドドリップをしているといろいろ培われていくものです。

フレーバーコーヒーは香りや風味が加味されることで、コーヒー本来の鮮度がわかりにくくなります。

 

ドトールの「桜(SAKURA)」に限らず、フレーバーコーヒーの裏側には商売ならではの悩みがあるのかもしれませんね。

 

それでは本日も素敵なコーヒータイムを。

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