キッチンペーパーの使い道がいろいろ紹介されていますが、コーヒーのペーパーフィルターの代わりにもなります。
ただし、苦味が強調され喉にひっかかるような仕上がりになりますよ。
「D’s CAFE Style」のonoDです。
ペーパーフィルターを買い忘れてどうしてもコーヒーが今すぐ飲みたい!って場合に家の中にあるもので代用することはできます。
2年間毎日欠かすことなくコーヒーを自ら淹れて飲み続けてきた私としては、
「しょせん代用品は代用品」
でしかありませんので専門品には仕上がりは劣ります。
プラスチック製の安価なコーヒードリッパーでも驚くほど美味しくコーヒーは仕上がりますし、数倍の値段のする高価なコーヒードリッパーだからといって安価なコーヒードリッパーの数倍の美味しさに仕上がるわけではありません。
安価であろうとも何度も淹れていれば腕は上がっていきますので、まずは手に入れやすいコーヒードリッパーを手に入れてコーヒーを淹れてみましょう。
代用品でのコーヒードリップは、本当に美味しいコーヒーを知って初めてどのようなレベルのコーヒーかがわかります。
興味本位と緊急時を除いては、コーヒー専用のペーパーフィルターとドリッパーを使用することをおすすめしますよ。
100均のキッチンペーパーでペーパードリップコーヒー
たまにはコーヒー専用品以外のものでコーヒーをドリップしてみようじゃないかと「セリア」で購入したキッチンペーパー。
コーヒーのペーパーフィルターの代用品として使えなければそのままキッチンペーパーとして使えるしね。
色々な記事を読んでて思うんだけども、
「キッチンペーパーが余ってしまった時の代用方法」
みたいなやつ。
キッチンペーパーって余るか????
いますぐ消費するのは難しくとも、時間が経てば消費しきれると思うんだけども。。。
ま、そんな話はどうでもいいか。
キッチンペーパーにも種類があるけども、今回は箱型で80組160枚入りのものを使っていこう。
箱型で2枚1組のキッチンペーパーは薄くなってるから1枚ずつばらさずに1組セットでドリップしていくよ。
キッチンペーパーでコーヒーをドリップするには、コーヒー豆の入ったキッチンペーパーがサーバーやカップに落ちないようにしないといけないよね。
そこでこんな風にセッティングしてみた。
サーバーにコーヒードリッパーを載せてキッチンペーパーを広げただけの簡単なもの。
コーヒードリッパーじゃなくても「洗濯ばさみ」なんかでサーバーの縁に固定したものでもOKだよ。
とにかく浮かせられればそれで良い。
結論としては
「コーヒー専用のペーパーフィルターを用意した方が美味しいコーヒーが楽しめる」
だよ。
美味しいコーヒーを楽しみたいけどまだコーヒードリッパーを持っていないって人は、この際安いプラスチック製のものでもいいから絶対に1つは持っておいた方が良いよ。
キッチンペーパーでのコーヒードリップはペーパーフィルターと淹れ方は変わらない
水や汚れをふき取るのに使うキッチンペーパーは吸収力に優れるけど、コーヒーをドリップするときのドリップスピードはペーパーフィルターと変わらないよ。
ドリッパーに適当にセットしただけのキッチンペーパーに深煎りコーヒー豆をセット。
形を整えてないからコーヒー豆全体にまんべんなくお湯を注ぐのは難しそうだね。
ま、いいや。
準備が出来たらさっそくお湯を注いでいこう。
コーヒー豆の膨らみ方はペーパーフィルターでの場合と変わらないね。
コーヒー豆の膨らみは、基本的に焙煎されてからどれぐらいの時間が経っているか?で決まるよ。
焙煎されてから時間の経ったコーヒー豆はお湯を注いでもべちゃっとして膨らまない。
ネルドリップだろうとペーパードリップだろうと、膨らむコーヒー豆は膨らむし鮮度の悪いコーヒー豆なら膨らまないよ。
ドリップを続けていこう。
蒸らしが終わってお湯を注いだ時の泡の出方も普段飲んでるネルドリップコーヒーやペーパードリップコーヒーと変わらないかな?
ドリップされるコーヒーも透明感があって、それこそコーヒー専用のペーパーフィルターでドリップしたペーパードリップコーヒーと変わらない。
この透明感。良い感じだよ。
中粗挽きの深煎りコーヒー豆15gに普段のペーパードリップコーヒーと同じようにお湯を注いでみると、2分30秒で150ccとこれまた普段通りのドリップ時間。
いやはやキッチンペーパーでドリップしてもコーヒー専用のペーパードリップと変わらないね。
ただ、ちょっと気になるのは香り。
ほんのりと鼻につく紙の匂い、、、
見た目はペーパードリップコーヒーだけど味は苦めな仕上がり
淹れ上がったキッチンペーパードリップコーヒーを飲んでみると「苦っ!!」
色こそ透明感があってペーパードリップコーヒーと見分けがつかないけども、味は苦味が強くなるみたいだね。
同じく100均で購入した茶こしで淹れたコーヒーのように舌触りが嫌ってことはないんだけども、同じコーヒ豆を使っても苦味が強調された仕上がりになってる。
茶こしで淹れると微粉が混じって粉っぽいコーヒーになるんだけども、キッチンペーパーは苦味が強くて喉にひっかかる感じがする。
コレ、たぶんキッチンペーパーの紙の匂いが混じってるんだね。
紙の匂いが強いことで有名なコーヒー器具専門店「Kalita(カリタ)」さんのペーパーフィルターに近いけども、少しだけニュアンスが違うよ。
上手く言葉に出来ないけども、カリタさんのペーパーフィルターの紙っぽさはコーヒーのスパイス的な味わい方もできるけど、キッチンペーパーの紙っぽさはホントに紙って感じ。
代用品はあくまで代用品で、やっぱりコーヒー専門品の方がより美味しくコーヒーを楽しめるよ。
ペーパーフィルターを買い忘れてどうしても今すぐコーヒーを飲みたい!って場合にキッチンペーパーで淹れるのはアリ。
アウトドアなどでペーパーフィルターだけ持って行くのを忘れた場合なんかでもキッチンペーパーでコーヒーをドリップするのも面白いかもしれないね。
ただ、日常的にコーヒーを楽しむならやっぱり専門品だね。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
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