2020年11月19日。
昨日散歩をしている途中、いつの間にかメガネの鼻パットを片方失くしました。
もう片方の鼻パットもギリギリついてただけみたいで、新しいのに付け替える必要がありますね。
このメガネ。
かれこれ5年は使い続けてます。
鼻パットだけAmazonで注文しましたので届くのが待ち遠しいです。
(ホントに色んなものを扱っているんですね)
「D’s CAFE Style」のonoDです。
本日は裸眼の視力は0.1以下で普段はメガネと一体化しているonoDが、メガネを外した状態でコーヒーを淹れたら差が出るのかどうかを確かめていこうと思います。
エルゴン(ウガンダ産)
本日は昨日の「Today’s Coffee」(2020年11月18日投稿)と同じく『珈琲豆の館』さんで取り扱っている
「エルゴン(ウガンダ産)」です。
フルシティロースト(中深煎り)の珈琲豆です。
香りとコクが強くほのかな甘みを感じる珈琲豆で麦茶のようなコーヒーが楽しめます。
前日と同じ「Deep」でメガネを外して淹れる
エルゴンの香りとコクを楽しむために、じっくりめに抽出する「Deep」で淹れていきます。
「Deep」
挽き目 :中挽き
珈琲豆 :14g
お湯温度:86度
抽出時間:3分30秒(蒸らし時間30秒含む)
抽出量 :約180cc
さっそくティファールのスイッチを入れて珈琲豆を計量して挽いていくのですが、
上の写真の視野になるぐらいに顔を近づけないと見えません。
14.1gと0.1g多いですが誤差の範囲です。
計量した珈琲豆を挽くのはメガネがあろうとなかろうと同じです。
手動のコーヒーミルから手に伝わる珈琲豆の硬さはいつも通り。
(視覚情報をシャットアウトするといつもよりもより感触が伝わってきます)
お湯が沸いたら珈琲器具を温めて
挽いた珈琲豆をセット。
お湯が冷めるまで(86度になるまで)待ちます。
写真では鮮明に重さや温度が映っていますがonoDの肉眼にはぼやけた数字しか映っていませんよ。
80度を超えるような熱いお湯を扱うので慎重にいきましょう。
まずは1投目。
円を描きながら珈琲豆全体に浸透するぐらいにお湯を注ぐ1投目。
一度お湯を注ぎ終えてから顔を近づけて確認したのですが左上と左下部分にお湯が行き届いていませんね。
メガネをかけてドリップした1投目を見てみると
ぷっくりと丸まる太ったドーム(ろ過層)とは”美しさ”が数段劣りますね。
修正するためにちょっとお湯追加。
あ、、、
左上はペーパーフィルターに直接お湯がかかっちゃいました。
リブ(ペーパーフィルターを浮かせる凹凸)が上部までせり上がっているタイプのコーヒードリッパーの場合、ペーパーフィルターに直接お湯がかかるとお湯がそのまま投下されます。
投下されたお湯の分だけ薄いコーヒーになります。
onoDが使用している「KONO名門フィルター(MDN-21)」はリブが他の円錐型ドリッパーに比べて短く、びったりとペーパーフィルターが張り付くので壁部からコーヒー(お湯)が漏れ出るのを防いでくれます。
ここは「KONO名門フィルター(MDN-21)」の特性に助けられましたね。
30秒ほどガスが抜けきるまで待ってから2投目開始。
姿勢よくお湯を注いでいるとまったく珈琲豆表面の状態が確認できません。
背中を丸めて顔を近づければある程度の状態は確認できますが腰への負担が大きいです。
800㎖近くのお湯の入ったホーロー製コーヒーポットの重量はバカにできませんからね。
いつものコーヒーを淹れる姿勢のまま”勘”を頼りにお湯を注いでいきましょう。
1投目が終わって2投目開始時点からタイマーを起動させて「2分30秒時点」でのコーヒードリッパー内の状況です。
写真は適当なタイミングをみてiPhone XSで撮影しています。
肉眼でもまったく見えていないわけではないのですが主に確認できるのは
「珈琲豆と泡の境目」
ぐらいなものです。
色が違うのでわかるのですがざっくりとした情報しか得られないのでほとんど”勘”でお湯を注いでいます。
我ながら見た目は綺麗にお湯を注げていますね。
(最初の1投目は除く)
さぁ、ここからは一気にお湯を注いで
綺麗に育てたドーム(ろ過層)を崩して抽出量調整です。
このあたりはメガネありで淹れた場合と差は感じませんね。
・・・と思いきや、抽出量調整で注いだお湯がドリップされる速度が速い。
あわててコーヒードリッパーを外していちおうは完成。
「3分地点で180cc抽出」を目指していたにもかかわらず
「2分45秒地点で190cc抽出」されてしまいました。。。
コーヒードリッパー内の珈琲豆の状態は”いつも通り”で、
淹れたコーヒーも”いつも通り”ですが
最後のコーヒー量調整のドリップスピードが速かったということは、、、
ちなみに、メガネをはずしてコーヒーを淹れてみると、いろいろと気付く点があったので
「目の悪い人がコーヒーを淹れるときの注意点」だったり
「目が悪い人向けのコーヒーの淹れ方」
をこちらにまとめました。
目の悪い方は是非とも参考にしてみてくださいね。
美味しく淹れられたけども軽く仕上がったコーヒー
なにはともあれメガネなし視力0.1以下のonoDが淹れた「エルゴン」をいただいていきましょう。
色は「いかにもなコーヒー」といった感じで、立ち込める香りも素敵です。
味は、、、美味しいですね。
十分に「美味しい」と思えるコーヒーに仕上がっています。
ですが前日にまったく同じレシピ「Deep」で淹れたエルゴンよりも軽いです。
「エルゴン」と言えば麦茶を連想させるような香ばしいコクと香りなのですが、前日に入れたエルゴンよりもコクが弱く重厚感ある味わいが軽めに仕上がっています。
目の悪いonoDがメガネなしで淹れると視覚から得られる情報が活用できないので
「コーヒーの味に差は出る」
という結果でした。
コーヒーを淹れている最中には
タイマーで測る「時間」であったり
スケールで量る「重さ」であったり
珈琲豆の状況を確認しながら細かな微調整を加える「珈琲豆との対話」などはすべて
onoDは視覚から得ている情報を基に判断・行動をしています。
これらの情報を確認できないとなると、微妙なずれが生じてしまうのは当然のことですね。
メガネを外してコーヒーを実際に淹れてみると気付くことが多かったです。
ちなみに、この記事を書いている最中はメガネをかけていますが鼻パッドがないので
この部分が鼻に圧をかけてきてとっても痛いです。
(Amazonさんから鼻パッドが届くのが待ち遠しいです。。。⇒翌日届きました♪)
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