蓋を開けた電気ケトルでメリタ式コーヒーを淹れれば衝撃的に美味しいコーヒーになる!!

How to Coffee

美味しいコーヒーをドリップするなら「専用コーヒーポット」がなくたって淹れられるはず。

 

私がコーヒーを始めて間もない頃は、
「あっ!という間にすぐに沸く」
でお馴染みの『ティファール』さんの電気ケトルから直接コーヒーを淹れていました。

お湯がすぐに沸きますし、持ち手も熱くならないので非常に扱いやすい電気ケトル。

 

電気ケトルで沸かしたお湯をすぐに注いでコーヒーを抽出しても、
缶コーヒーやインスタントコーヒーが足元に及ばないくらい美味しいコーヒーは淹れられます。

そこにほんの2~3分のひと手間を加えるだけで、さらに美味しいコーヒーが楽しめちゃうんです。

 

お湯が沸いたら電気ケトルの蓋を開けてちょっと冷ましましょう。

たったこれだけでグッと美味しいコーヒーに仕上がりますよ。

 

専用のコーヒーポットがなくたって
温度調整のできない電気ケトルだって

もっと美味しいコーヒータイムは楽しめちゃうんです。

 

ここでは電気ケトルから直接コーヒーをドリップする場合の適切なお湯温度と調整の仕方、
さらに美味しいコーヒーを淹れるためのメリタ式のちょっとしたポイントを紹介していきます。

スポンサーリンク

電気ケトルで沸かした熱湯は蓋を開けて落ち着かせてから注ぐ。


電気ケトルはお湯がすぐに沸いて非常に便利です。

挽いてすぐの珈琲豆を使用すれば沸かしたての熱湯でも美味しいコーヒーが淹れられます。
それでもほんのひと手間で更に美味しいコーヒーなります。

 

「電気ケトルのお湯が沸いたら蓋を開けて2~3分放置する」
ひと手間加えるというよりも放置しているだけですが、
このたった2~3分の時間がコーヒーの味を大きく左右するんです。

 

コーヒードリッパーを用いてお湯を注いでコーヒーを抽出するハンドドリップでは、
注ぐお湯の温度が非常に重要です。

コーヒーを淹れるプロであるバリスタさんの多くは
「80℃~96℃」
の範囲のお湯を珈琲豆に注ぐことを推奨されていますよね。

バリスタさんによって差はあれども80℃を下回る温度だったり、
96℃を超えるような温度はあまり聞きません。

 

電気ケトルで沸かしたてのお湯は、もちろん100℃です。

これでは美味しいコーヒーを抽出するにはちょっと温度が高すぎます。

 

電気ケトルのお湯が沸いたら蓋を開けて
放置することでお湯の温度が下げてしまいましょう。

これなら手軽にお湯の温度を下げられますよね。

 

すると次に気になってくるのは、
「蓋を開けてどれぐらいの時間放置すれば何度までお湯温度が下がるのか?」
ですよね。

温度が下がるのは分かっていても、
実際にどれぐらいのお湯温度になるのかも知りたいところ。

 

時間経過による温度の変化を動画で撮ってみました。

 

使用する器具は
・『ティファール T-fal』JUSTINE+
・『HABOR』THERMOMETER MODEL:CP022A

ティファールの電気ケトルで「約1リットル」のお湯を沸かしてからすぐに蓋を開け、
温度計を挿して温度変化をじっくりと観察。

ちなみに、動画の約1リットルのお湯を沸かすのに要した時間は「5分27秒」でした。

温度計のキャップを外すときに蒸気が手に当たってとても熱かった。。。

温度計が逆さまに表示されてましたので、
以下にExcelで作成した30秒ごとのお湯温度を載せます。

 

<お湯温度変化グラフ>
撮影日の気温:20.3℃(だんだん日が照ってきて21.4度まで気温上昇)

<お湯温度変化の推移>
撮影日の気温:20.3℃(だんだん日が照ってきて21.4度まで気温上昇)

お湯を沸かすのにかかった時間や蓋を開けての温度変化は、
その日の気温や天候などにも左右されます。

一つの例として何かの参考にしてみてくださいね。

 

電気ケトルの蓋を開けたまま2分放置すると「94.3℃」までお湯温度が下がっています。

10分以上蓋を開けていると今度は「80℃以下」までお湯温度が下がり過ぎてしまっていますね。

 

電気ケトルの注ぎ口から直接お湯を注ぐ場合、
2~3分ほど蓋を開けて待ってから注ぎ始めると良い感じです。

スポンサーリンク

人数分のお湯を一気に注いでコーヒーを抽出する「メリタ式」は電気ケトルと相性抜群。


電気ケトルの大きな口から直接お湯を注ぐのはちょっと大変。

一気にお湯を注いでしまって思ったよりも軽いコーヒーに仕上がってしまったり、
注ぐお湯の勢いが強すぎて珈琲豆が暴れてこぼれたり飛び散ったり。

 

注ぐお湯のコントロールが難しいのが注ぎ口の大きい電気ケトルなんですよね。

 

そこで威力を発揮するのが

「メリタ式」

 

ご存知のとおりメリタ式は、ペーパードリップを世に出したドイツの老舗珈琲器具メーカー『Melitta(メリタ)』さんが推奨しているコーヒーの淹れ方です。

 

「もっと手軽に美味しいコーヒーを淹れて、最愛の夫に飲ませてあげたい。」
メリタ・ベンツさんの思いは1つ穴の台形型ドリッパーと、
人数分のコーヒーを抽出するためのお湯を一度に注ぐ「メリタ式」という形で受け継がれています。

Melitta|メリタ ブランドストーリー
 

メリタ式は難しい小手先の技術を一切必要とせずに美味しいコーヒーが淹れられちゃうんです。

 

必要なお湯を一度にお湯を注ぎきってしまう淹れ方は、
注ぐお湯のコントロールが難しい注ぎ口の大きい電気ケトルと相性抜群なんですよね。

スポンサーリンク

電気ケトルから直接メリタ式でコーヒーを淹れときはゆっくり傾ける。


実際にコーヒーを淹れていきましょう。

メリタ式で必要となるのは
・珈琲粉(珈琲豆から挽いてすぐのものが望ましい)
・コーヒーミル(淹れる直前に珈琲豆を挽くため)
・コーヒードリッパー
・ペーパーフィルター(コーヒードリッパーの形状と形が合うもの)
・口の大きい電気ケトル(ティファール)
・コーヒーサーバー(直接コーヒーカップにドリップする場合は不要)
・コーヒーカップ

今回私が使用するコーヒードリッパーはメリタさんの「アロマフィルター AF-M 1×2」

公式には2~4杯用とされていますが、
私個人の使用感としては1~2人用のコーヒーを淹れるのに適してると感じます。

 

メリタさんのドリッパーは台形型ドリッパーで「1つ穴」という特徴を持っています。

注いだお湯が一度底に溜まる台形型のドリッパーで、
コーヒーが抽出されていく1つ穴から一定速度でのコーヒー抽出が可能です。

アロマフィルターは1つ穴が開いている位置がやや高く設置されていて、
じっくりと蒸らし時間を確保することが可能で美味しいコーヒーが淹れやすいんです。

 

コーヒー初心者でもしっかりとしたコーヒーを淹れやすいのでオススメですよ。

動画内では一連の動作を通しで行っています。
解説と一緒にちょっとしたポイントも紹介していきます。

粉ではなく珈琲豆を買ってきて直前に挽く。

珈琲豆のまま購入してきて淹れる直前に挽く。
というのがコーヒーを楽しむ上での鉄則ですよね。

ご存知のとおり、珈琲豆は生鮮食品で粉に挽いた瞬間からものすごい勢いで酸化(劣化)していきます。

 

美味しいコーヒーを楽しむのであれば、必ず粉ではなく豆の状態で購入ですね。

珈琲豆を挽くコーヒーミルも高価なものは必要なく、
2000~3000円程度の手引きのコーヒーミルで十分美味しいコーヒーが淹れられます。

まだ所有していなければ今すぐにでも購入すべきですよ。

美味しいコーヒーを楽しむためには何よりも大切な必須の珈琲器具です。

 

用意する珈琲豆も「焙煎度」に注目しましょう。

メリタ式では一度にお湯を注ぎきってコーヒーを淹れるため、
「さっぱりとしたコーヒー」に仕上がります。

個人の趣向にもよりますが”浅煎り”や”中煎り”の珈琲豆ではさっぱりし過ぎる印象があるので、
どっしり感の出やすい”中深煎り”から”深煎り”のしっかりと煎られた珈琲豆がオススメですよ。

 

今回私が使用している珈琲豆はスペシャルティコーヒー専門店
堀口珈琲』さんで取り扱っているブレンドコーヒー

「#5 SMOOTH & CHOCOLATY」

 

フルシティロースト(中深煎り)のブレンド珈琲豆で、袋を開けた瞬間からカカオのような香ばしい香りが鼻を通り抜けます。

仕事は的確でかなりデキる男性。
その心の内には”純粋無垢な少年の心”をいつまでも秘めている。
そんな男性が迎える休日の、誰も見ていないデザート。

そんなイメージを彷彿とさせるコーヒーで、

シルクのような滑らかさと優しい甘さを持ち
ほのかな苦味と呼ぶには柔らかいコクを持ち合わせた素晴らしいコーヒーですよ。

1杯分8gの珈琲豆を”中挽き”に挽き始める前に電気ケトルのスイッチオン。

メリタ式で紹介されている珈琲豆の分量は「1杯分8g」です。

メリタさんのドリッパーを購入すると8g計量コーヒースプーンが付属してきます。

 

計量コーヒースプーンでの計量はあくまで目安です。

使用する珈琲豆が浅煎り、深煎りでも重さは異なりますし、
焙煎されてから時間の経ってガスや水分が抜けて軽くなっていることもあります。

 

本当はしっかりとキッチンスケールなどで重さを測った方が正確ですが、
今回は手軽さを重視してドリッパー付属のコーヒースプーンの1杯で8gとしています。

ちなみに、キッチンスケールを用いてメリタさん付属のコーヒースプーンで1杯を計量すると
「8.8g」でした。

 

計量が終わったらコーヒーミルで珈琲豆を挽いていくのですが、
同時に電気ケトルに水をいれてスイッチを入れておきましょう。

 

沸かすお湯の量は必要人数分があれば十分ですが多めに沸かしておいた方が無難ですね。

足りなくなっても途中で追加できません。

 

私は1杯分のコーヒーを淹れるだけだとしても、とりあえず約1リットル沸かすようにしています。

その間に珈琲豆を挽いて、コーヒーカップを用意してしまいましょう。

 

ティファールでは約1リットルのお湯を沸かすのに5分30秒程度かかります。

かなり余裕ある時間なのでその他の用意はゆっくり準備しても大丈夫ですよ。

動画内で私は時間を持て余してしまいましたからね。。。
途中退席しているのは珈琲豆を冷凍庫へ保管しに行っています。

 

ちなみにメリタ式で紹介されている
「1杯分8g」「2杯分16g」というのは分量としては結構少なめです。

 

さっぱりした軽めのコーヒーに仕上がりやすいので、
濃度の濃い重いコーヒーにしたい場合は珈琲豆の分量を多くしても良いですね。

その他にも、珈琲豆の挽き目を調整して軽い・重いを調整するのもアリです。

この辺りはお好みでどうぞ。

 

私はというとメリタ式で淹れる場合は「1杯分8g」に従っています。
(メリタさんのブランドストーリーが素晴らしすぎてアレンジする気になれなかったから。)

 

一応の珈琲豆の挽き目の目安としては、
軽めのコーヒーを楽しみたければやや粗目の”中粗挽き”、
重めのコーヒーを楽しみたければやや細めの”中細挽き”に挽くのがベターですね。

グラニュー糖程度の大きさを基準とすると比較しやすいかと思います。

 

私が所有している『Kalita(カリタ)』さんの手動コーヒーミル「KH-5」であれば、

ダイヤルを締め付けた状態から1目盛り反時計回りに緩めたところを「零点」として
零点から7目盛り分反時計回りに回すとちょうど”中挽き”ぐらいになります。

零点から5目盛りで”中細挽き”
零点から9目盛りで”中粗挽き”
という基準として私はいつも珈琲豆を挽いています。

 

同じカリタさんの手動ミルの歯車式ダイヤル調整ならばそこまで差はないと思いますが、
所有するコーヒーミルの自分好みの挽き目を探してみてくださいね。

沸いたお湯はすぐ注いじゃダメ!電気ケトルの蓋を開けて2分待ってから注ぐ。

沸いてすぐのあっつあつの熱湯でコーヒーを抽出すると雑味が出やすいです。

 

コーヒーを美味しく淹れるためのお湯温度には諸説あって、
個人の趣向によるところが大きいですが

メリタ式で淹れる場合に限っては高めの温度でも個人的には十分美味しく感じますよ。

通常のハンドドリップに比べてコーヒーの抽出時間が短くなるため、
雑味の出やすい高めの温度でも問題ないのかもしれませんね。

 

今回は電気ケトルの蓋を開けて「2分放置して約94℃のお湯」を注いでいます。

もう少し時間を長めにとると”まろやかさ”が増しますよ。

 

とにかく電気ケトルから直接お湯を注ぐ場合は、
蓋を開けて熱々のお湯を少し冷ましてあげましょう。

お湯が沸くまでの時間とあわせて8分近い時間を確保できます。

朝のバタバタした時間帯であれば食器を並べるなどの時間の有効活用ができますね。

蒸らし時間を30秒しっかりと確保する。

美味しいコーヒーを抽出するための準備である蒸らし。

電気ケトルから直接お湯を注ぐメリタ式コーヒーの「肝」といえます。

 

ドリッパー内の珈琲粉の表面全体が濡れるぐらいにお湯を注ぐのですが、
口の大きい電気ケトルでは一気にお湯が注がれることがあります。

 

時間がかかってでもゆっくりと電気ケトルを傾けて静かにお湯を注ぎます。

1リットルのお湯の入った電気ケトルは重いので、
底を支えながらでもいいですね。

ティファールの電気ケトルはプラスチック製で持ち手も底も熱くならないので非常に助かります。

 

珈琲粉全体をお湯で濡らすのですが、綺麗な円を描く必要はありません。

珈琲粉表面にお湯を置いてくるイメージで注いでいきましょう。

 

珈琲粉表面がお湯で濡れたら
「30秒待つ」

 

表面全外を濡らしてから30秒でかまいませんよ。

しっかりと蒸らし時間を確保することが
メリタ式で美味しいコーヒーを淹れるなによりも重要なポイントなんです。

必要な杯数分のお湯を一気に注ぐ。


メリタさんのドリッパーには目盛りがついていて、どこまでお湯を注げばいいかが一目瞭然。

「1」の目盛りで1杯分
「2」の目盛りはないですがドリッパー上部の線まで淹れて2杯分です。

お湯を注ぐ時も勢いよく注ぐいでしまうと珈琲粉が暴れてしまいます。
珈琲粉の中心にお湯をゆっくり置くように注ぎ始めて徐々に勢いを強くして目盛りまで注いでいきます。

 

私は動画のとおり、結構雑に淹れていますがそれでも美味しく淹れられますよ。

ドリッパー内のお湯が落ちきるまで待つ。

8gの珈琲豆で1杯分の目盛りまでお湯を注いで最後まで落としきり約140ccのコーヒーが抽出できました。

珈琲豆にもある程度お湯は吸われていますし、
珈琲豆の鮮度や挽き目によっても多少の前後はあります。

あくまで目安ですね。

 

落ちきるまでの時間はだいたい1分20秒程度。

蒸らし時間を含めての2分程度ですので抽出はかなり早いです。

 


別日に同じ珈琲豆を用いて撮影した横からの動画ですが、
コチラでは約150ccのコーヒーが抽出されています。

 

「ドリッパー内のお湯が最後まで落ち切ると雑味も落ちる」
と、言われていますがメリタ式で淹れるコーヒーは
最後の一滴まで落としきっても雑味は感じられませんよ。
(私には、ですがね。)

完成!火傷に注意していただきます。

淹れたてのコーヒーを一口。

・・・美味しいけどめっちゃ熱い。

 

高めのお湯温度で短い時間で抽出されるため抽出されたコーヒーの温度も高いです。

通常のハンドドリップであればお湯の注ぎ始めから終わるまでに
2~3分ほどの時間がかかるのでコーヒーも程よい温度まで下がります。

 

メリタ式は熱めのコーヒーを手軽に飲みたいときにうってつけですね。

その代わり火傷には注意しましょう。

スポンサーリンク

電気ケトルから直接お湯を注いでもメリタ式なら安定する。


電気ケトルの蓋を開けておくことでお湯温度を調整し、
電気ケトルから直接お湯を注いでも美味しいコーヒーが淹れられるメリタ式。

朝の忙しい時間などに家族分のコーヒーを淹れるときなどにとっても効果的です。

 

コーヒーは先に濃くて美味しい成分の詰まったコーヒー液が抽出されて、
次第にコーヒー成分の少なくなり最後は出涸らしがドリップされていきます。

短時間で一気に抽出が完了するメリタ式のコーヒーの淹れ方は、
ドリッパー内のお湯を最後まで落としきっても雑味の少ないコーヒーになります。

 

「朝、美味しいコーヒーを飲みたいけども忙しい。」
という時にはまさにうってつけの淹れ方ですね。

 

「もっと手軽に美味しいコーヒーを淹れて、最愛の夫に飲ませてあげたい。」
というメリタ・ベンツさんの思いがそのままコーヒーの淹れ方に繋がってる
本当に素晴らしい淹れ方です。

 

もう一歩美味しいコーヒーを手軽に楽しみたくなったら次に用意すべきは

新しい珈琲豆でもドリッパーでもなく、「温度計」と「キッチンスケール」です。

温度と分量を正確に量ることによってより自分に合ったコーヒーのレシピを見つけられますよ。

 

今回紹介した方法は
珈琲豆の分量をドリッパー付属の珈琲スプーンで量り、
電気ケトルの蓋を開けて温度を調整していました。

これらはあくまで目安であって正確な数字ではありません。

 

手軽にかつより美味しいコーヒーを楽しみたいならば、
是非とも「温度計」と「キッチンスケール」を用意して
より素敵なコーヒータイムを楽しんでいきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました