2021年1月2日。
「D’s CAFE Style」のonoDです。
本日は、定番中の定番コーヒー「マイルドカルディ」を楽しんでいきます。
これから「自宅でコーヒーを楽しみたい」と感じている方にはとっておもおススメできる珈琲豆で、ほんのちょっと1分もかからない手間を加えることでより一層コーヒーが楽しめちゃうんですよね。
手軽に珈琲豆を購入できる初心者にもおススメなお店カルディ
本日はコーヒーと輸入食品を取り扱い全国チェーン展開している『KALDI(カルディ)』さんの
定番中の定番で看板ブレンドコーヒー
「マイルドカルディ」
を開封して味わっていきます。
「これから家でコーヒー始めたい!でもどこで珈琲豆って買えばいいのかわからない。。。」
と足踏みしてしまっている方にとってカルディさんは全国に店舗があって様々な食品も扱っていることから、
「普通のスーパー感覚」で入店できるので珈琲豆を購入しやすいと思います。
珈琲豆を取り扱うお店って「いかにもな専門店」って感じの雰囲気が多くて、初めて入店するにはちょっと緊張しちゃって敷居が高かったりするんですよね。。。
しかも、カルディさんの珈琲豆は安価でお求めやすい点も良いですね。
onoDは基本的に、
「100gあたり600~900円ぐらいの珈琲豆」
を購入することが多いのですが、、、
カルディさんで購入する場合は
「200gで500~1000円ぐらいの珈琲豆」
で珈琲豆を購入することができちゃいます。
onoDが普段味わっている珈琲豆の”半額以下”でコーヒーが味わえちゃうわけですね。
ただし、珈琲豆は店頭に並べて売られているわけではなく、レジにて
「○○の珈琲豆をください!!」
といったように店員さんに伝えなければ購入することでができません。
そこは勇気をもって話してみてください。
快く丁寧に用意してくださいますよ。
さてさて、本日開封するカルディさんの看板ブレンドコーヒー「マイルドカルディ」は驚きの
「200gで496円(税8%込み)」
といった感じで”衝撃すぎるほど安価な珈琲豆”なんです。
安価な珈琲豆だからと言って
「マズい!!」
「悪い珈琲豆を使ってるんじゃないの??」
なんてことは決してありませんよ。
なぜこれほどまでに安価に珈琲豆を提供できるかについては「マイルドカルディ」を実際に開封しながら紹介していきましょう。
品質に優れつつ安価に珈琲豆を提供できるカルディ
まずは「マイルドカルディ」を開封していきましょう。
ブレンド珈琲豆だけあって、複数種類のバラバラの珈琲豆が混在しています。
「マイルドカルディ」にブレンドされている珈琲豆として公式に発表されているものは
・ブラジル
・コロンビア
・他
です。
「他」に何が混入されているのかまではちょっとわかりません。
「たぶんこれがブラジルでこっちがコロンビア。」
といった感じでパッと見てもわかりますが、その他の珈琲豆も含まれていることだけはわかります。
非常に安価に珈琲豆を購入することができるカルディさんですが、決して”悪質な珈琲豆を使用している”ということではありませんよ。
さて、ここで一つ「余談」ではあるのですが、カルディさんで提供している珈琲豆の袋を見てみましょう。
珈琲豆の特徴やコーヒーの淹れ方であったり、世界で初めてコーヒーを発見したとされ『KALDI(カルディ)』さんの名前の由来にもなっている山羊飼い「カルディの伝説」が記載されています。
「カルディの伝説」については珈琲豆の袋だけでなく『KALDI(カルディ)』さんの公式サイトにも紹介されているので、気になる方は読んでみてくださいね。
・・・本当にそうでしょうか?
この袋には、
”食に関するものであれば記載されているのがごくごく当たり前の表記”
が実はありません。
「賞味期限や消費期限」
といった表記が無いんですよね。
カルディさんには独自のシステムがあり、
”焙煎所からお店に届く珈琲豆の袋に記載さ入れている「販売期限」以内にお客様に小売りし、販売されてから2週間が賞味期限”
とされているんですよ。
「珈琲豆の品質」については全く問題なさそうですね。
それではなぜ、高品質な珈琲豆を安価に提供することができるのかについてなのですが、、、
もう一度開封された珈琲豆の写真を見てみましょう。
お気づきの方はお気づきでしょうが、少量のコーヒー豆を拡大してみましょう。
複数種類の珈琲豆がブレンドされているとはいえ、形がおかしかったり割れた珈琲豆が混在されていることがわかるでしょうか?
これこそカルディさんが高品質な珈琲豆を安価に提供できる理由なんですよ。
人の手による欠点豆を除外する作業「ハンドピック」を行うまでの人件費をかけていないんです。
一方で「元々超高品質な珈琲豆に丁寧なハンドピックをした珈琲豆」を見ていきましょう。
こちらは『珈琲豆の館』さんで特別に用意してくださった幻の珈琲豆
「ゲイシャ(ニカラグア産)」
です。
拡大してみても均一に整った珈琲豆であることがありますね。
onoDが普段味わっている「カルディさんの倍以上の価格の珈琲豆」とは
”丁寧にハンドピックされた欠点豆の混在がほとんどない”
超高品質な珈琲豆です。
逆に欠点豆を発見したならば
「よっしゃ!!なんか良いことあるかも!?」
って嬉しくなっちゃうぐらいに欠点豆が少ないです。
さてさて話を戻して、
「カルディさんの珈琲豆はハンドピックしていないから安価」
ということがわかりましたね。
ということは逆転の発想で
「ハンドピックを自分でしてしまえば超々高精度の珈琲豆になる!」
ということですよ。
やっとタイトルに触れますが、
「たった1分で安価な珈琲豆を倍以上の値段の珈琲豆へとグレードアップさせる方法」
とは、
「ハンドピック」のことです。
それでは実際にやっていきましょう。
カルディの定番コーヒー「マイルドカルディ」を厳選ハンドピック
本当はハンドピック用に「トレイ」を用意した方が良いのですが、机の上に珈琲豆を広げて「お皿」に欠点豆を除けていきます。
もし「トレイ」を用意するのであれば、ブラウン系やブラックなどの落ち着いた色のランチトレイに載せて選り分けていくと良いですね。
落ち着いた色のランチトレイはホワイト系の明るいランチトレイに比べて目が疲れにくいです。
細かい作業で目が疲れやすいので出来るだけ目に負担の少ないものを選ぶと良いですよ。
まずは適当な量の珈琲豆を確保します。
いっぺんに全部の珈琲豆をハンドピックしようとせずに、小分けにしてハンドピックしていきます。
「一度に飲む分だけハンドピック」
でも十分ですよ。
コーヒー1杯分15gの珈琲豆を使うと換算して
1分もかからずに終わりますよ。
ハンドピックして除外していく珈琲豆は以下のようなものです。
左から
・色の明るい珈琲豆
・砕けた珈琲豆
・貝殻豆
・形のおかしな珈琲豆
です。
このうち絶対に取り除きたい珈琲豆としては
・色の明るい珈琲豆
です。
火が上手く通っておらずに焙煎がうまくいっていないんですよ。
色の明るい珈琲豆単体でコーヒーを抽出して飲んでみると、なんだかこうばしい味がして違和感があります。
(お煎餅のような感じです。)
手順としては、
①小分けにして珈琲豆全体を見る
②色が明るい珈琲豆を除外
③形状に違和感のある珈琲豆を除外(砕けたものや貝殻豆)
④次の珈琲豆を小分けにして②~④を繰り返す
です。
砕けた珈琲豆や貝殻豆、形のおかしな珈琲豆などの「形状に違和感のある珈琲豆」はコーヒーの味への影響は少ないので、気になったら除外ぐらいで問題ないですよ。
あまり神経質にならずに、
「これはどうしよう??」
と感じたものはスパッと除外しちゃいましょう。
「1袋200gのマイルドカルディ」で15分程度で終了しました。
砕けた珈琲豆の除去に時間がかかっちゃいましたが、右のお皿の上にハンドピックして除けた珈琲豆があります。
除けた珈琲豆だけを集めてみるとだいぶ「異様な光景」ですね。
除外した珈琲豆を計量すると
「17.2g」でした。
一方で飲む分の「マイルドカルディ」はかなり綺麗な珈琲豆の集合になったと思います。
必ず行分ければならない「ハンドピック」ではないですが、行うか行わないかだけでコーヒーの味は格段に変わります。
「安価な珈琲豆でもより美味しくコーヒーを楽しみたい!!」
と思うのであれば”1杯当たり1分もかからない”のでおススメですよ。
後日、除外した珈琲豆だけでコーヒーを抽出して味わっていきましょう。
バランス重視の「マイルドカルディ」を「カリタウェーブ」で手軽にコーヒー抽出をする
選り分けて厳選した「マイルドカルディ」は袋に戻して、ゆっくりとコーヒータイムを楽しんでいきましょう。
ハンドピックして満足ではなくて、コーヒーを抽出して楽しんで後片付けするまでが「コーヒータイム」ですからね。
とてもバランスに優れて嫌みのない「マイルドカルディ」を、onoDが普段使用しているコーヒー抽出レシピの内でもっともバランスに優れた「Bright」で抽出していきます。
「Bright」
挽き目 :中挽き
珈琲豆 :12g
お湯温度:86度
抽出時間:2分10秒(蒸らし時間30秒含む)
抽出量 :約180cc
※基本レシピですので随時調整しています。
コーヒードリッパーには「カリタウェーブ」を使用しますので、誰でも手軽に安定したコーヒーが楽しめますよ。
まずは珈琲豆の計量です。
キッカリ「12g」ですね。
残りの「マイルドカルディ」はすぐに留め具をして冷凍庫へしまってしまいます。
(鮮度を保つため)
ゴリゴリと中挽きにしちゃいます。
中煎りの珈琲豆なので挽きやすいですよ。
お湯を沸かしてカリタウェーブ専用のペーパーフィルター「ウェーブフィルター」にお湯を注いで紙の匂いを落とします。
バランスに優れた「マイルドカルディ」に紙の匂いは”邪魔”以外のなにものでもないですからね。
しっかりと紙の匂いを落としたら挽いた珈琲豆をセットしちゃいます。
珈琲豆表面はならした方がお湯が注ぎやすいですね。
お湯を注いぐと膨らんでいきます。
「膨らまないから鮮度の悪い珈琲豆」ということではないですが、
「膨らむ珈琲豆は鮮度の良い珈琲豆」であることは間違いないですよ。
20gほどのお湯を注いで30秒ほど蒸らし。
しっかりと蒸らしたらコーヒー抽出準備完了です。
便宜上”蒸らし”という言葉を使用してますが、珈琲豆とお湯を馴染ませると同時にガスを抜いています。
コーヒーを抽出していきましょう。
優しくお湯を注いでコーヒーを抽出しています。
蒸らし含めて合計100gほどのお湯を注いだら一度注湯を止めて、お湯が落ち切る前に再び注湯開始。
目的のコーヒー抽出量に達したらカリタウェーブを外して抽出完了です。
爽やかな中に甘味があり、ナッツ系のこうばしい香りが漂ってきます。
抽出したコーヒーを注いでいきましょう。
良い色のコーヒーですね。
優しい味わいと柔らかい甘みで万人受けする安定のコーヒー
「マイルドカルディ」といえばミルクと砂糖を追加したものが定番ですが、まずはブラックで味わっていきましょう。
・・・美味しいですね。
コーヒーらしさがパッと感じてパッと消えていく。
飲みやすいコーヒーのお手本のようなコーヒーです。
優しい味わいに柔らかい甘みのまさに「万人受けするコーヒー」です。
軽やかな味わいなので、足取りも軽くなるようです。
せっかくなので、牛乳とグラニュー糖を追加して
「店頭の定番風マイルドカルディ」
に仕立ててみましょう。
(現在はサービスを中止していますが店頭で配布されてた定番)
まずは温かいコーヒーに砂糖を溶かします。
冷めてくると溶けにくいので注意です。
マグカップにテキトーに牛乳(約50cc)を注ぎ、ラップをして電子レンジで温めてきます。
(今回は700Wで40秒)
マグカップにマイルドカルディを注いで
「店頭の定番風マイルドカルディ」の完成です。
一口飲んでいると
「やっぱり合いますね。。。」
と、まったりとした味わいの1杯になります。
『KALDI(カルディ)』さんの「マイルドカルディ」は、飲みやすくアレンジもしやすくなおかつ安価で、これから「家でコーヒーを始めてみよう」と感じている方にはとってもおススメできる珈琲豆ですね。
高品質な珈琲豆を安価で提供できる裏側には、
「焙煎後のハンドピックをしていないことで人件費を軽減」
していることがうかがえます。
であれば、自分でハンドピックしてしまえばより高品質なコーヒーを楽しめるわけです。
所要時間も1杯当たり1分もかからないので、是非とも試してほしいですね。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
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