チタン製で超軽量のベルモントの定番シェラカップリッドに新型が登場しました。
シェラカップリッドで誰しも感じるあの”悩み”を解決したデザインに気になっている方も多いはず。
この記事ではチタンシェラカップリッドを愛用している筆者が
「チタンシェラカップラウンドリッド(M)」
を実際に購入して使った感想を紹介しています。
メリットだけでなくデメリットも紹介していますが、ただのシェラカップの蓋にはとどまらない機能美を有する逸品ですよ。
すでにリッドを持っている方もこの記事を最後まで読んで是非追加購入を検討してみてくださいね。
蒸気の抜ける穴や注ぎ口は不要!重くてスタッキングもしやすいリッドが欲しい!
という方にはAS2OVのミニプレートがオススメです。
直径13cmの厚めのステンレス製でチタンに比べて重量感があります。
持ち手や出っ張りのない丸い形状ですので収納もしやすいです。
通常のシェラカップの他にも大きめのシェラカップや小さめのクッカーにも対応していますよ。
belmont「チタンシェラカップラウンドリッド」はここが違う!
新潟県三条市のbelmont(ベルモント)から発売された
「チタンシェラカップラウンドリッド」
その名前の通り丸く切り抜かれた形状をしたチタン製のシェラカップ用のリッド(蓋)です。
belmont「チタンシェラカップラウンドリッド(M)」
材質:チタン
サイズ:φ122mm
重量:約26g(実測値25g)
日本製
シェラカップリッドは100均含めて様々なものが発売されています。
中でも大人気なのがベルモントの「チタンシェラカップリッド」です。
シェラカップにゴミや虫が侵入するのを防いでくれたり湯沸かしの効率良くしてくれる上に超軽量。
価格も日本製のチタン製の割には安価で手を出しやすい。
シェラカップを愛用される方には必須アイテムですよね。
シェラカップリッドとシェラカップラウンドリッドを比較してみると、持ち手を切り落として穴と注ぎ口をつけただけのデザインです。
リッド本体に空いた穴に箸などを使用して持ち上げることができます。
注ぎ口は後程詳しく紹介しますが、コーヒーをドリップするのにかなり役立ちます。
穴と注ぎ口があることで完璧に蓋をすることはできないデザインですがこのデザイン。
ビビッとくる人多いですよね。
そうです。
シェラカップリッドで感じる”あの悩み”を完全に解決してくれているんです。
『シェラカップにのせたまま収納しても邪魔にならない!!』
もうこれに尽きますよね。
便利すぎるスタッキング性能
シェラカップラウンドリッドの一番の特徴は丸くラウンドしたデザインが収納時の邪魔をしないことです。
シェラカップにのせたままシェラカップケースに入れても持ち手が邪魔になることがありません。
他にもベルモントのシェラカップリッドを入れても綺麗に重なって収納できますよ。
元々シェラカップリッドも”Mサイズだけ”は邪魔と感じることはありませんでした。
シェラカップの持ち手とリッドの出っ張りを合わせれば気になりませんからね。
しかし、大きいサイズではデザインが変わって2ヵ所に出っ張りの持ち手がついてしまったんです。
この持ち手がとにかく邪魔で600mlの深型シェラカップやクッカーの蓋を探してる人から不評だったんですよね。
それがシェラカップラウンドリッドでは丸い円形で持ち手がなくなったことで収納性が格段に上がりました。
しかもM・L・LL全サイズ共通のデザインをしていることで大きいシェラカップにも対応できます。
Mサイズは通常の300ml前後のシェラカップや480mlの深型シェラカップに。
Lサイズは600mlの深型シェラカップやスノーピークのアルミパーソナルクッカーSサイズなどの直径13cmのクッカーに。
LLサイズはベルモントの850mlシェラカップや直径14cmのクッカーに。
それぞれ幅広くフィットできますし丸いデザインが収納の邪魔をしません。
元々のシェラカップリッドMに綺麗に重なるところもポイントが高いです。
シェラカップケースに入れても嵩張りませんし完全に蓋をしたい場合お湯を注ぐケトルとして使いたい場合で使い分けることが容易です。
シェラカップがコーヒーケトルに変身
チタンシェラカップラウンドリッドのもう一つの特徴が「注ぎ口」があることです。
この注ぎ口がただ収納性に優れた蓋としてだけでなく”唯一無二のギア”たらしめているんですよね。
気になるお湯の細さなのですが、十分すぎるほど細く注げますよ。
なんなら点滴ドリップまでできちゃうぐらいです。
これなら幅広くコーヒーを表現できるので、お手持ちのシェラカップが高性能コーヒーケトルに変身しちゃいますね。
ただしいくつかの注意点もあったので次の項で紹介しておきますね。
ここは気を付けて!注意すべきポイント
収納性に優れて蓋にもケトルとしても使えるベルモントの「チタンシェラカップラウンドリッド」ですが、絶対に気を付けるべき注意点もあります。
実際に使用していて気になった点は
・かなり薄くて軽い
・お湯を注ぐ時に熱い
・シェラカップによってはお湯がこぼれる
の3点です。
かなり薄くて軽い
仕上げは美しいのでバリなどは一切ありません。
それでもかなり薄いので手を切らないように注意は必要ですね。
また、かなり軽いので風で飛ばされる心配はついて回ります。
蓋をしては慣れる場合は上に重しをのせておいた方が無難ですね。
お湯を注ぐ時に熱い
コーヒーをドリップするなど熱湯を入れたシェラカップは当然ながら熱くなります。
シェラカップの持ち手を持ってそのままお湯を注ごうとするとラウンドリッドは落ちてしまい危険です。
必ず革手袋を用意してシェラカップとラウンドリッドごと鷲掴みにしてお湯を注ぐようにしましょう。
シェラカップの持ち手を持ち、反対の手にシリコンパッドをはめてラウンドリッドを押さえるのもおススメですよ。
シェラカップによってはお湯がこぼれる
注ぎ口からお湯を注ぐ際に合わせるシェラカップによっては盛大にこぼれて大変危険です。
お湯を注ぐ前に水を入れて漏れないかしっかりと確認することをおススメしますよ。
個体差もあるでしょうが筆者が所有するシェラカップでの相性を紹介しておきます。
☆AS2OV
シェラカップ:〇
☆belmont
チタンシェラカップREST300:×
チタンシェラカップ深型480フォールドハンドル:〇
☆snow peak
チタンシェラカップ:〇
筆者の所有する同じベルモントのチタンシェラカップは盛大にお湯がこぼれました。
チタンブルーにするため焼き入れをしたシェラカップなので少し歪んでいるのかもしれませんね。
個体差や使用環境によってお湯がこぼれるリスクがあるので、水で安全に注げるかは必ず確認しましょう。
一番使いやすかったのはベルモント公式ページの写真にものっているように深型シェラカップとの組み合わせです。
革手袋で鷲掴みにしたときのホールド感からお湯の注ぎやすさまで一番しっくりきました。
スノーピークのアルミパーソナルクカーSの中にチタンシェラカップ深型480を入れ、ラウンドリッドをのせても綺麗に収納することができます。
浅型シェラカップではなく深型シェラカップと組み合わせて使用するならおススメのスタッキングです。
クッカーと組み合わせて使うこともできるのでお手持ちのシェラカップと相性が合わない場合はクッカーの蓋として使うことも検討出来ますよ。
手軽にコーヒータイムを演出するチタンシェラカップラウンドリッド
お手持ちのシェラカップの蓋としてだけでなくコーヒーケトルに変身させるベルモントのチタンシェラカップラウンドリッド。
収納性に優れて機能性抜群です。
完全に蓋として使用したい場合は穴の開いていないチタンシェラカップリッドの方が優れています。
どちらも重ねて持ち歩けるうえに2枚でたった52gと超軽量です。
合わせるシェラカップによってはお湯が漏れるといったこともありますが、すでにシェラカップリッドを所有している方も追加購入して損はない性能を持っていますよ。
ふらっとでかけてちょっとコーヒーを楽しみたいときにシェラカップ一つで湯沸かしからドリップまで出来るのは便利です。
手軽にコーヒータイムを楽しむのにうってつけのギアですね。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
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