キャンプ芸人ヒロシさんの影響でソロキャンプに火が付いた近年のキャンプブームで、少ない荷物で自然の倒木などで物を作る「ブッシュクラフト」も注目されています。
ブッシュクラフトに興味があってこれから始めようと考えているなら”最低限の知識”は必ず身に付けましょう。
知らなかったことが原因で命を落としかねない大事件に発展してしまいますよ。
「D’s CAFE Style」のonoDです。
キャンプの醍醐味と言えば都会の喧騒を忘れて自然の雰囲気を楽しむことですが、他にも自分だけの愛用の道具を使い込んでいく楽しさもあります。
キャンプの道具選びで産材してしまうこともしばしばですよね。
この記事では私が初挑戦したブッシュクラフトキャンプで、
・大変だったこと
・思ってたのと違ったこと
・途中に疑問に思って事前に調べておけばよかったこと
などを紹介しています。
辛いことを書いていそうですが、初ブッシュクラフトキャンプの感想は
「最高に楽しかった!また必ずやろう!!」
でした。
これからブッシュクラフトを始めようと思われている方はこのまま読み進めてくださいね。
ナイフ一本で山籠もり?ブッシュクラフトはサバイバルじゃない
ブッシュクラフトとはナイフ一本で山籠もりして木を擦って火を起こし食べられそうな草や虫さらには動物を捕獲して水を現地調達して生き抜く術、、、
じゃない。
それは「サバイバル」だね。
「ブッシュクラフト(Bushcraft)」
bush(やぶ)
craft(作る)
って言葉の組み合わせで、木からモノを作ったりするのが一般的だけども「自然生活の知識」って意味合いで使われるよ。
よく聞くのが
「自然にあるものを活用して不便を楽しもう!」
ってのだけど、いうほど不便かね?
だいたいブッシュクラフトやろう!って思う人なんてのは、不便を楽しもうとしてるんじゃない。
ワイルドでカッコいいからやってみたい!って始めてるんだよ。
ブッシュクラフトしてる途中に
「オレ、今不便だな~。楽しいな~。」
なんて思ってやってないよ。
究極を突き詰めるとナイフ一本で山籠もりなんだろうけども、ブッシュクラフトは趣味の領域。
生き残るための生存戦略「サバイバル」じゃないんだから出来る範囲で楽しめばいいのさ。
食料や水だって持ってくし火起こしだってファイヤースターターや麻紐、なんだったらガスバーナーだって使えばいい。
ブッシュクラフト初挑戦入門で不便を楽しむ必要なんてない。
使えるものは何でも使えばいいさ。
木の枝を一本ナイフで削ってタープやテントを固定するペグでも作れば、それはもう立派なブッシュクラフトキャンプでブッシュクラフターの仲間入りだ。
ブッシュクラフトに必要不可欠な道具に囚われるな
ブッシュクラフトをこれから始めようと考えるとどんな道具が必要なの?
って考え始めるもの。
ブッシュクラフトに最低限必要な「三種の神器」は
・ナイフ
・ファイヤースターター
・ロープ
って言われてるよね。
三種の神器だけでいざブッシュクラフト!
ってのはサバイバルなんだよ。
その他にもタープやらクッカーやら、、、
必要なものは色々あるはずだ。
突き詰めていけば荷物はどんど減らすこともできるだろうけども、いきなりナイフで木を削ってロープで縛って草木で屋根を作って雨風をしのぎ~
なんてのは一握りの特殊な人たちだけだよ。
ましてやブッシュクラフトをこれから初挑戦だってのにできるだけ荷物は少なくしてこいなんてのは酷な話だ。
ネットで検索して出てくる必要不可欠な道具だけに囚われないで、まずは安心してキャンプができる装備を心がけよう。
私が初挑戦したブッシュクラフトで、持って行った道具をすべて紹介しておくよ。
☆バックパック&ハバーサック
・Frost River「アイルロイヤルJr. ブッシュクラフト #730」約2.5kg
・Coalcracker Bushcraft「オイルスキンハバーサック」228g
・エコバッグ
☆火起こし
・snow peak「フィールド着火剤専用ブリキ缶」63g
・snow peak「フィールド着火剤」7g×4
・てぽクラフト「銭頭君マッチ入れ」14g
・「マッチ」5g
・「麻紐」30g
・LAGERFEUER「名栗加工グリップファイヤースターター」117g
☆焚き火
・belmont「U.L.Hibasami」67g
・belmont「焚き火ブロウパイプ」128g
・DUCKNOT「A4ケース」100g
・Grip Swany「焚き火グローブ」342g
・Phoenixrise「Distortion」612g
☆刃物
・Silky「Poketboy 17cm」222g
・トヨクニ「MASANO 03」453g
☆ポーチ
・Frost River「アクセサリーバッグポーチM」102g
・EVERNEW「チタンアルコールストーブ」36g
・EVERNEW「十字チタンゴトク(旧型)」16g
・EVERNEW「丸口ポリボトル50ml」15g
・LINDEN「パウチ容器100ml」11g
・SOTO「スライドガストーチST-480C」49g
・SOTO「デュオハンドル」38g
・Victorinox「マルチツール スパルタン」59g
☆パラコード
・BUSHCRAFT SPAIN「ロールアップポーチ」67g
・TOUGH-GRID「ミルスペックパラコード10m」76g
・UUU「ガイロープ3mm 5m」40g
・UUU「ガイロープ3mm 3.5m」23×2
☆テーブルウェア
・PNW Bushcraft「Grub bag」113g
・belmont「チタンディナープレート19」72g
・Phoenixrise「チタントング」12g
・snow peak「チタン先割れスプーン」16g
・snow peak「チタン先細箸」23g
・snow peak「ワッパー武器スプーン&フォーク」32g
☆クッカー
・belmont「チタンシェラカップ深型480フォールドハンドル」65g
・snow peak「アルミパーソナルクッカーL&S」465g
・snow peak「オーガニックコットンNOASOBIバンダナ」45g
☆シェラカップ
・belmont「ステンシェラザル深型13cm」99g
・belmont「チタンシェラカップリッド」26g
・DUCKNOT「シェラカップケース600」53g
・snow peak「チタンシェラカップ」36g
・snow peak「ミニシェラカップ」29g
☆マグカップ
・belmont「チタンシングルマグ450フォールドハンドルlogo」67g
・EPIgas「シングルチタンマグカップカバー」14g
・snow peak「お猪口」22g
・snow peak「スタッキングマグ雪峰M150」46g
・snow peak「スタッキングマグ雪峰H300」77g
☆水筒
・nalgene「広口1.0L Tritan」179g
☆タープ
・HOBI「軍幕タープ」約3.4kg
☆グランドシート
・BUNDOK「フォールディングマット」358g
・BUSHCRAFT SPAIN「オイルスキンナップサック」268g
・HOBI「サバイブシートM」710g
・THARM-A-REST「Zシート ソル」57g
☆寝袋
・NANGA「オーロラライト600DX」約1.1kg
・NANGA「コンプレッションバッグL」109g
☆防寒具&インナーシーツ&寝袋カバー
・NANGA「ウォータープルーフスリーピングバックカバー」391g
・NANGA「コンプレッションバッグS」29g
・NANGA「スリーピングバックインナーシーツ」403g
・ダウンジャケット
・パーカー
・フリース
☆照明
・FEUERHAND「276ベイビースペシャル」515g
・LEDLENSER「ML4 Warm」71g
☆充電&救急
・Apple「ライトニングケーブル1m」19g
・SAVOTTA「MPP ポーチL」163g
・SONY「モバイルバッテリー」242g
・「ファーストエイドキット」340g
☆コーヒーセット
・Kalita「コーヒーミル KH-5」606g
・珈琲考具「ステンレスドリッパー」115g
・ペーパーフィルター
テーブル&風防
・LOGOS「軽量ワイドスクリーン」235g
・SCHWARZE BIENE OUTDOOR「BEST BUDDY グラウンドスパイク1本」173g
☆その他
・FARIBAULT「ワインバッグ」61g
・LINDEN「パウチ容器100ml」11g
・アルミホイル
・ウェットティッシュ
・キッチンペーパー
・ゴミ袋
・ジップロック
・歯ブラシ
・歯磨き粉
重さを測ってないのもあるけどもここに食料や水、調味料と燃料含めて総重量「約18kg」ってところ。
どう?
そこそこな重装備でしょ。
季節は涼しく虫の少ない秋の入り口で、寒いのは困るってことで所有してる寝袋で一番あったかいやつをもっていったんだよね。
(実際はオーバースペック過ぎた。)
持って行ったけども使わなかったものも多いよ。
実質オートキャンプの荷物をバックパックに詰めていったのと変わらない装備だよ。
他にも車にはイスやらテーブルやらガスコンロ、はたまたコットなんかも積んでた。
(いざという時のため)
一度経験したからこそ「これは要らない。これは必須。ここはもうちょっとレベル落としても大丈夫。」っていうように現在の自分に合った装備がわかってくるものなんだよね。
これからブッシュクラフトを始めるなら、まずは通常のキャンプに持って行く装備でお試しするのが良いね。
私は初のブッシュクラフトを経験してみて、あった方が良かったのと思ったのは「スコップ」だね。
斧は持って行かないでナイフだけで挑戦したけども、薪はノコギリで切ればどうとでもなった。
地面が斜めで平らなところがほとんどないのが辛くて、スコップでもあれば地面をならすことができるのに。。。
って感じたよ。
整備されたキャンプ場との違いだね。
ブッシュクラフト入門にピッタリ!ヒロシのぼっちキャンプで登場したキャンプ場「キャンプ番長 ASAHI BASE」
初めてのブッシュクラフトキャンプに挑戦するのに選んだ場所は、千葉県旭市にある「キャンプ番長 ASAHI BASE」
ココ、実は「ヒロシのぼっちキャンプ」で登場したキャンプ場だったりする。
番組内ではヒロシさんがウッドデッキに心惹かれてたね。
このキャンプ場には「大自然の中で自由にブッシュクラフト」っていう
・直火OK
・伐採OK
・開拓OK
っていう自由度全開なプランがある。
詳しくは「キャンプ番長 ASAHI BASE」の予約ページ内から確認してね。
料金は(基本料金 + 人数料金 + 駐車料金 + レンタル料金)で、私一人で車で行って何もレンタルしなかったから
基本料金:\1,000(ブッシュクラフトプラン)
人数料金:\2,500(一人)
駐車料金:\1,000(車一台)
で合計「\4,500」だったよ。
※2022年11月利用
初のブッシュクラフト挑戦にASAHI BASEさんを利用した大きな理由は
”通常のキャンプ場が隣接されてるから”
これに尽きる。
いきなり誰もいない山中のキャンプ場なんて怖すぎる。
ここなら通常のキャンプ場が併設されてて、なんとなく安心感があったんだよね。
いきなりスパルタンな環境に身を置くのも良いけども、趣味や遊びの一環だし初経験で嫌な思いしてもう行かない!ってなるのも何だしね。
大事なことだからまた書くけども、ブッシュクラフトはサバイバルじゃない。
結果的に大満足だったんだけども、あまり開拓されてないキャンプ場(野営場)ゆえになかなかに過酷だったよ。
受付の時に「かなり過酷なので、下見してきて無理そうだったらフリーサイトも使えますよ。」ってご厚意で行ってくださったのでぐるっと回ってきた。
行けなさそうでも行く!と決めてたから「このまま野営で行きます!」と答えてスタート。
野営(ブッシュクラフト)用の入り口を通過するとすぐに看板が見えるんだけど、、、
「野営」と「ドクロ」の看板。
なんか物々しいね。
「野営」の方へ進むのが一般的で、ドクロの方は急な坂を下りて池のほとりまで行ける。
(野営側からでも池のほとりには行けるけどぐるっと回り込む)
「野営」側にはほどほどにひらけたスペースがあるよ。
「ここで野営してね」
ってのが伝わるんだけども、そもそも開拓中らしく平らな場所はほとんどない。
誰かの忘れ物なのか火ばさみが。。。
しかも今回私が持って行った火ばさみと同じもの。
ベルモントさんのU.L.Hibasamiは重さ67g(実測値)と超軽量なのに重い薪まで掴める優れモノ。
私以外の誰かの愛用品かもね。
と思ったら、少し進んだところに開拓する基地のようなものが。
さっきの火ばさみはここの基地のものかもしれないね。
(とりあえずそのままにしといた。)
開拓基地から進むと山の中の雰囲気から一気に変わるよ。
ひとまず荷物を下ろして周りを見渡してみよう。
池の近くまで行くことができるけども、地面がぬかるんでるから野営するには向いてないね。
撤収前に撮影したブッシュクラフト専用の野営場の入り口からの道中も載せておくよ。
例の「ドクロ」マークのところでスマホで撮影しながら歩いてて足滑らせて「あ、死んだ。」と本気で思ったよ。
歩きスマホは危ないからホントにやめようね。
一番奥まで行くのに4分ほどだけども、とにかく地面がガタガタ。
ついでに、このキャンプ場ってさ。
一つ山の向こうは海なんだよね。
海が近いからか風もべらぼうに強い。
何が言いたいかって言うと、最高に面白いキャンプ場だぜ!ってこと。
ブッシュクラフト入門で技術は不要!食べて寝れればそれで良い
ブッシュクラフトに限らずキャンプでは「今回はこれをやる!」っていうのは事前に決めてから行く。
人生初のブッシュクラフトでやることはやっぱりクラフト(作る)ことなんだけども、何を作るかは事前に決めて行ったよ。
ペグとポール。
この二つだけを作ることにした。
「ペグとポール?その程度で何がブッシュクラフトだよ。笑っちゃうぜ。」
とかなんとかめんどくせぇ自慢げな輩には思われるかもだけども、
この程度で良いんだよ。
木を削ってペグ1本作って使ったらもうそれはブッシュクラフトなのだよ。
テーブル作って椅子作ってトライポッドで屋根作って、、、
知識は調べればなんとかなるかもだけども、技術が追い付かない。
ホントの初めてなんてのは木を削ってペグを作り、枝をポール代わりにしてタープでも張ってクラフト完了。
それで食事が出来て寝れればそれはもうブッシュクラフト大成功だよ。
直火OKな野営キャンプ場だけども、あえて焚き火台を使っていくぜ。
焚き火台を使ったのには理由があって、後の掃除を楽にするため。
焚き火ってさ。
最後に灰やら燃え残りやらが出るんだけども、それらは持ち帰るのが当たり前。
その処理が結構面倒なんだよね。
だからあえて焚き火台を使うことで掃除を楽にしようという魂胆。
直火Okなサイトで直火をしないというあまりブッシュクラフトらしさはないけども、今のご時世そーゆのも大事だよね。
大切なのは自分が楽しめてモラルがあるかどうか。
ふと空を見上げれば木々の間から夜空が顔をのぞかせる。
あいにく雲が出ていて月は隠れてたけども、幻想的な雰囲気。
実際にブッシュクラフトをしてみて感じたこと、というよりもほぼ手付かずの野営をしてみて思ったことは
・思った以上に平らな場所がない
ってこと。
最初は池の前の平地でタープを張ろうかと思ったけども、潮風が強すぎて断念。
木々が生い茂る山に戻ってリッジライン(タープを張るための長~いロープ)を張ろうと思ったら、ちょうどいい木と木の間は地面が斜めってる。
このままだと日が落ちちゃうからと仕方なく地面が斜めなところにタープを張り、平らな場所で焚き火やら夕食の準備。
タープの下は荷物置きにして焚き火台の前にマット広げて寝袋で寝てやるわ!
って投げやりになったね。
で、結局。
焚き火台前の平らなスペースにマットを広げてそのまま就寝。
動物の視線は感じるもののそれで寝られたんだから自分の野生に驚いちゃったね。
野営で快適な環境を作るのって難しいね。
それもまた面白いと感じられる自分に拍手をおくっちゃおう。
ブッシュクラフターさんがよく「ハンモック」を使ってるのって、地面が斜めでも関係ないから設営しやすいってのもあるんだろうね。
こういった経験を実際にしてみると、知識は知恵に変わっていくわけだね。
ナイフだけで色々なものを作る技術なんてのは後からいくらでも身についていく。
簡単なペグやポールが作れて食事が出来て寝ることができればブッシュクラフト入門は大成功さ。
木の枝で箸は作るな!毒性のある危険な植物の知識はあるか?
初のブッシュクラフトをしながら
「箸でも作ってみようかな?」
なんて思ったんだけども、その辺りに落ちてる枝を見ると腐ってたりするものもある。
するとふと、感じたわけだよ。
「テーブルや椅子、ペグやポールはわかるけど、口をつけるようなものって自然なもので安全なのか??」
自然だから動物もいる。
糞尿が落ちてる枝についてて菌が繁殖してるかもしれない。
もしかしたら、そもそも毒性のある枝木かもしれない。
そう考えたら急に怖くなったブッシュクラフト。
ペグやポールなどの口をつけるようなものでなければ、あるだけで毒をまき散らすような植物でもなければ大丈夫。
(あるだけで毒をまき散らす植物ってすぐ身の回りにあるのかな?知らんけど。)
スプーンやフォークなどの直接口をつけるようなものであれば命の危険もあるよね。
知識がないってのはやっぱり怖いことだよね。
今のご時世。
スマートフォンっていうとても便利な利器があるし電波も入る場所だったから調べてみた。
「箸 毒 危険」
なんて調べてみると、すぐに出てくる
「キョウチクトウの枝で串や箸は作るな!」
というワードが。
「オレアンドリン」という青酸カリよりも強力な有毒成分を含む植物の枝を串にしたことで、1975年にフランスでバーベキュー中の男女7人が亡くなったそうだ。
このオレアンドリンという成分が、意外と身近にあるキョウチクトウ(夾竹桃)にも含まれていると。
体内に入らなければ問題ないけども、誤って箸でも作って食事をしたら知らなかったでは済まない大惨事になる。
キョウチクトウの写真を見ると、見たことある植物だね。
じゃあこの植物でブッシュクラフトしなければいいだけの話じゃないか。っていうことじゃないよね。
そこらに落ちてる木が何の植物かってのを判断するのは知識がないと判断できない。
ましてや、動物が糞尿をかけたかどうかなんてのはまったくわからない。
スプーンやククサを作るのもブッシュクラフトだけども、私は口をつけるものはブッシュクラフトしないと決めた。
大人しく知識のある誰かが作ったものを買うって心に誓ったよ。
だってその方が安心感があるもの。
早朝起きて「生きてる」を実感して飲むコーヒーは至高
秋の朝、やや冷たい空気に包まれながら飲むモーニングコーヒーで「あぁ、オレ今生きてるな」っていうのを実感する。
キャンプで朝に飲むコーヒーって格別なものなんだけども、前日にブッシュクラフトしてるとより一層強く感じるよ。
そもそもキャンプって、普段家で何気なく過ごしてる”当たり前”の凄さを実感できるんだよね。
例えば料理一つとっても、電気やガスで簡単に火が使えて火加減も容易に調整できる。
そういったものをキャンプに持ち込むのも良いけども、私は基本的に焚き火調理やアルコールストーブでの調理しかしないから火のありがたみをより一層強く感じるよ。
朝のルーティンになってるコーヒーも、外の開放的な空気感の中で淹れるコーヒーはより一層味わい深いものだよ。
ましてや初めてのブッシュクラフトキャンプだ。
ペグとポールを作っただけとはいえ、薪を集めてノコギリで切ったりもしたから体力使ってた。
一夜明けて起きてすぐに感じるのは「生の実感」だよ。
焚き火は灰や燃え残りの処理が大変になるからやらないで、アルコールストーブで沸かしたお湯でコーヒーを淹れる。
私が今まで飲んだアウトドアコーヒーで一番美味しかったよ。
コーヒーを堪能したらゆっくりと撤収をして、人生初のブッシュクラフトキャンプは終わったよ。
地面が斜めっててタープはただの荷物置きになったけど、森の中マットの上で寝袋で寝たのは最高の思い出だね。
大変なのは大変だったけども、また必ずやろうと思えたから初のブッシュクラフトは大成功だったよ。
今回はブッシュクラフトするからと野営向けのプランで堪能させてもらったけど、ウッドデッキのサイトも魅力的だよね。
ヒロシさんも惹かれたもんね。
「キャンプ番長 ASAHI BASE」さん。
ありがとうございました。
また是非利用させてもらいます!
ちなみに、最高に美味しいキャンプコーヒーを楽しむならコーヒードリッパーは必ず持って行った方が良いよ。
キャンプに持って行くコーヒーセットはブッシュクラフトだろうと変わらない。
美味しいコーヒーを楽しみたいならお気に入りのコーヒードリッパーを持って行こう。
自然を堪能して知識から知恵を得るのがブッシュクラフト
木を削ってペグを作り、枝をポールにしてタープを張っただけの人生初ブッシュクラフト。
結果的にタープで寝ることはなかったけども、入門としては大成功だったね。
足場が不安定で平らなところがほとんどないのが自然で、どんな植物でもしかしたら毒があるかもしれない中で楽しむのがブッシュクラフト。
知識がないから私は箸やスプーンなどをクラフトしようとは思わないけども、ペグやポールをきで作るブッシュクラフトは本当に楽しいものだよ。
ただ食事をして寝る。
それが出来たなら大成功だよ。
「どんな道具が良いのかな?」
「コレ、危ないんじゃないの??」
気になって調べた知識は、経験を経ることで知恵となっていくからまずは挑戦してみることが大切だよね。
技術はあとから身に付けられる。
まずは簡単なところから、ペグを作ることからブッシュクラフト入門をしてみよう。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
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