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別物ドリッパー?カリタウェーブ155と185はサイズ違いでコーヒーの味も変わっちゃう!?同じシリーズのドリッパーで違いを感じないコーヒーを淹れる方法は?

Coffee Tools

カリタウェーブ155でコーヒーを1杯ずつ楽しんでいて、家族分のコーヒーを淹れようとカリタウェーブ185を購入してみたら
「あれ?同じ味のコーヒーにならないぞ。。。」

同じシリーズのドリッパーなのにコーヒーの味に違いを感じるのは、サイズ違いのカリタウェーブならではの『角度の違い』が原因かもしれませんよ。

 

この記事ではサイズ違いのカリタウェーブで
「同時に飲み比べても違いが分からないコーヒーを淹れる方法」
を紹介しています。
普段のコーヒーの淹れ方を一切変えることなく誰でもすぐに実践できますよ。

また、サイズ違いで”まるで別物のドリッパー?”のように感じられるカリタウェーブの違いについても解説しています。
これからサイズ違いのカリタウェーブを検討されている方の参考にもなると思うので、是非最後まで読み進めてくださいね。

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サイズ違いのカリタウェーブで同じコーヒーを淹れる

サイズ違いのカリタウェーブで同じコーヒーに仕上げるなら「コーヒー豆の挽き目」だけをほんのちょっぴり変えてみよう。

「カリタウェーブ155なら185よりもほんの少し粗目に挽く」
「カリタウェーブ185なら155よりもほんの少し細めに挽く」
コーヒー豆の分量や注ぐお湯の量などの難しい調整は一切加えない。

たったこれだけで、同時に飲み比べてもまったく見分けがつかないコーヒーが淹れられるよ。

 

コーヒーミルによって挽き目調整は様々だけど「みるっこ」では2段階ずらすとちょうど良い具合。

<カリタウェーブ155|みるっこ「8.5番」で挽いたコーヒー豆>

<カリタウェーブ185|みるっこ「7.5番」で挽いたコーヒー豆>

肉眼で見比べても差が分からないぐらいの微調整。
このほんのちょっとの微調整でカリタウェーブで淹れるコーヒーに差を感じなくなるよ。

サイズ違いのカリタウェーブでまったく同じ淹れ方で飲み比べすると
『カリタウェーブ155は濃いめのコーヒー』
『カリタウェーブ185はスッキリめのコーヒー』
といった感じで仕上がりの違いがよくわかる。

この”差”を簡単に埋められるのがコーヒー豆の挽き目調整。
コーヒー豆の分量であったりお湯温度、調整の難しいお湯の注ぎ方は一切変えないから簡単に調整できちゃうね。

コーヒー1杯取りに限らず複数杯取りでも同様だよ。

 

中には挽き目を変えてないのに
「違いなんてまったく感じないよ。」
サイズ違いのカリタウェーブでコーヒーを淹れても同じ味。という方もいるはず。

そんな方はもしかしたら、知らずの内に「お湯の注ぎ方」で調整しているのかもしれませんね。

 

お湯の注ぎ方で同じ味に調整するなら
「カリタウェーブ155なら185よりもほんの少しお湯の量を多く注ぐ」
「カリタウェーブ185なら155よりも広範囲にお湯を細く注ぐ」
ことで飲み比べてもわからないコーヒーが淹れられます。

コーヒー豆の挽き目を調整するのに比べて圧倒的に難易度は高くなりますよ。

お湯の注ぎ方でコーヒーの調整をされてる方は、まるでプロバリスタのようでスマートでカッコいいですね。

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カリタウェーブは155と185で「角度」が違う

ドリッパー側面の「角度」に違いがあることにカリタウェーブを並べてみるとよくわかります。

角度を測ってみると、
1~2人用のカリタウェーブ155は約70度
2~4人用のカリタウェーブ185は約60度
なんと「10度」も違いがあるんです。

ドリッパーの角度が違うと
①コーヒー豆の層の厚さ
②コーヒー豆にお湯を注げる範囲
に差が出てくるので、コーヒーの味に違いが出るのは当然のことです。

すると「違うメーカーのドリッパーで仕上げたの?」というようなコーヒーに仕上がっちゃんですよね。

 

カリタウェーブといえば、雑味の少ないコーヒーがドリップできると言われていますよね。

『20個のウェーブ』
ウェーブフィルター185 (155)は、
ドリッパーとの接触面が少ないから、
長時間フィルター内のかたよったところに
お湯がたまらず、すみやかにドリップされます。

『ウェーブゾーン』
かたよってお湯を注いでも、
ウェーブゾーンは底が平らなので粉に均一になじみやすい。

『カリタ式三つ穴』
長時間フィルターとウェーブゾーンにコーヒー液がとどまらないので、
雑味成分の抽出が少なく美味しさだけをドリップ。
出典:ウェーブシリーズ|コーヒー機器総合メーカーカリタ【Kalita】

カリタさんが挙げてる雑味の少ないコーヒーの秘訣は、サイズ違いでも共通だよ。

それでもドリッパー側面の「角度」に違いがあることで、サイズ違いでまったく同じ淹れ方をしてもコーヒーの仕上がりには違いが出る。

銅製カリタウェーブ限定?サイズ違いで表面仕上げが違う

様々な材質でラインナップされてるカリタウェーブで、燕製の銅製カリタウェーブは仕上げが異なっています。

どちらも遠目からではわからないぐらいに美しいドリッパーだけども、近づいてよく目を凝らしてみると違いがあることに気付くよ。

<カリタウェーブ155(WDC-155)は細かいヘアライン仕上げ>

<カリタウェーブ185(WDC-185)は横向きにラインの入った仕上げ>

一人でコーヒーを楽しむなら高級感溢れる155、一度に多めのコーヒーを淹れたり様々な淹れ方を楽しむなら185。

コレクター心というか両方所有したくなる魅力あふれる逸品だね。

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銅製の他には「波佐見焼」と「ガラス製」のカリタウェーブは、サイズ違いでも同じ表面仕上げなのは確認してるよ。

同じ燕製でも「ステンレス製」だけ実物を見たことがない。

 

Amazon限定のアウトドア向けのものだったり、カリタのWebサイト限定のマーブルコラボのものもあるカリタウェーブ。

形は同じでも様々なラインナップがあるから自分好みのカリタウェーブを探してみてね。

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ウェーブフィルターはサイズ違いでも互換性あり

カリタウェーブに使用する専用のウェーブフィルター。

ウェーブフィルターは高さ以外に違いはないからサイズ違いでも互換性があるよ。

 

特に、2~4人用のカリタウェーブ185にウェーブフィルター155(1~2人用)を使用するのはおすすめだよ。

2人分までのコーヒーをドリップするなら使いやすいしコストパフォーマンスにも優れるよ。

 

逆にカリタウェーブ155にウェーブフィルター185は避けた方が良い。

フィルターがドリッパーからはみ出してお湯を注ぎにくくい。
使い勝手が悪くなるよ。

 

別メーカーのペーパーフィルターに変えるとコーヒーの仕上がりは変わるけども、ウェーブフィルターのサイズを変えてコーヒーをドリップする分には違いは生まれないよ。
1~2人分のコーヒーを淹れるならウェーブフィルター155だけで十分だね。

それでは本日も素敵なコーヒータイムを。

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