2020年10月5日。
念願のコーヒードリッパーをついに手に入れちゃいました。
無駄のない洗練されたデザインのウェーブドリッパー。
ご存知のとおり、ウェーブドリッパーは珈琲器具メーカー『Kalita(カリタ)』から発売された波打った特徴的なウェーブフィルターでコーヒーを抽出する円筒型のコーヒードリッパーです。
ウェーブフィルターが使用できるウェーブドリッパーは他にもあることから、カリタさんから発売されているものは「カリタウェーブ」なんて呼ばれたりもします。
ガラス製・陶器製・金属製とラインナップのあるカリタウェーブの中でも、私が手に入れたのは華やかな輝きが見る人の注目を集めちゃう「銅製」のカリタウェーブ。
『TSUBAME × Kalita ウェーブドリッパーWDC-155』
金属加工で有名な新潟県燕市の職人さんと老舗珈琲器具メーカーのカリタさんとのコラボレーションで生まれた「Made in TSUBAME」の銅製カリタウェーブ。
私がコーヒーを始めてからずっと憧れ続けていたコーヒードリッパーなんです。
カリタウェーブに限らずウェーブドリッパーを初めて手に入れたので、届いて早速コーヒーを淹れながらデザインだけじゃなく優れた性能と共に
”気にしすぎかもしれないけども気になった点”も含めて紹介していきます。
美しい銅の輝きと洗練されたデザイン!見えないところに粗がある。
ピンポーン。
玄関の呼び出し音が聞こえて颯爽と荷物を受け取る。
届いたのはヨドバシカメラだけども中身は電化製品じゃありません。
ヨドバシカメラの箱を開けると、丁寧にビニールで梱包された箱が二つ。
一つはカリタ特有の赤いチェックの入った箱に包まれた「ウェーブフィルター155」50枚入り。
そして私がコーヒーを始めた時からずっと欲しくて欲しくてたまらなかったカリタウェーブ。
『TSUBAME × Kalita ウェーブドリッパーWDC-155』
箱側面にはカリタさんならではの説明表現で「おいしいコーヒーのいれ方」が記載されいます。
コーヒーを美味しく淹れる上で大切なことをわかりやすいく簡潔に紹介されています。
フィルターはゴミ箱にポン。って表現が可愛らしいですね。
ウェーブフィルターの箱にも同じ記載(日本語のみ)があって、これからコーヒーを始める方への気配りが感じられますね。
細かい気配りのできるメーカーさんは大好きです。
箱を開けてすぐ目に飛び込むのは透明のビニールに包まれた円筒型のドリッパーのみ。
箱の中には説明書などの同梱品は一切ありませんね。
ビニールから取り出してみると妖しく輝く銅製のドリッパーの全容が姿を現しました。
円錐型ドリッパーの底が切られているような形状になっています。
手の乗せてみると高さが低くコンパクトなサイズ感。
さながらソーサーに乗ったコーヒーカップのようですね。
滑らかな側面部分には「Kalita」とだけ刻まれ、細かなヘアライン仕上げがより一層銅の輝きを強調してます。
皿部分の「wave」のマークが本体に写り込むほどの輝きです。
皿部分には「wave」の他にも「Made in TSUBAME JAPAN」と刻まれています。
「燕製」の証である刻印が所有欲を満たしてくれます。
出典:amazon.co.jp
ネットの商品画像などでは銅の発色で濃淡の2色に分かれて見えますが、実際には濃淡に分かれておらず皿部分が写り込んで2色に分かれているように見えるだけ。
逆さまにしてみると濃淡がないことがよくわかりますね。
持ち手はワイヤーのように細く一見頼りなさそうですが、手に持ってみるとかなりしっかりしています。
持ちやすさは可もなく不可もなくってところですね。
金属製ならではの硬質感があって別素材っぽい。
真鍮製かな?
ドリッパーの内側は銅の輝きは一切なく、錫(すず)のような銀色の輝きを放っています。
底部にはカリタさんの特徴である3つ穴が開いています。
持ち手部分を頂点とするとやや斜めの正三角形を描いているようですね。
よく注視してみるとドリッパー内部の中心は盛り上がっています。
なるほどコーヒーを淹れる際に中心のお湯を注いだとしても全方向に均等にお湯が広がる構造になっているのですね。
安定してムラの少ないコーヒーを抽出できそう。
ドリッパーの裏側を覗いてみると、3つの穴で形作られる三角形の中心は凹んでいます。
燕市の職人さんの手作りということらしいですが、この凹みは金槌などで叩いて作り出しているのかも?
持ち手の部分は切り込まれていて、皿の淵を円を描いてぐるっとまわっています。
持ち手は1本の金属棒を折り曲げて加工されているようで、皿の淵中ほどまで金属棒がまわり込んでいることが確認できます。
持ち手はしっかりしていて持ち上げても安定感はあるけども、強く振りまわしたりぶつけてしまったら曲がってしまいそうでちょっと怖い。
美しい外観を眺めているとちょっと気になる点も目に付きました。
ドリッパー裏側にフィルムの破れたような跡があります。
なんだか裏面全体を薄いフィルムのようなもので保護されているようにも見えますね。
コーヒーを抽出するドリッパーはサーバーやカップに乗せて使用することが多い。
ドリップされたコーヒーは熱いため、蒸気が発生してドリッパー裏側に水蒸気が付着します。
水蒸気によっておこる金属の劣化を防ぐ役割を果たすために、フィルムを張って保護しているのかもしれないですね。
フィルムの破れのようなものはちょっと気になるけども、裏返しにしない限りは気付かないし個体差もあると思う。
とりあえずは考えないようにしておきましょう。
銅製品は使い続ければ錆びなども出てきますし、それもまた”味”の一つということで経過を見守ります。
箱出しからのデザインで読み取れるのはこの辺りです。
とにもかくにも銅製カリタウェーブの外観デザインは
「銅の輝きの放つ華やかさ」
「無駄を極限までそぎ落とした洗練されたデザイン」
2つをあわせ持った素晴らしいドリッパーですね。
見てるだけでうっとりするようなデザインに大満足。
とはいえ、どんなに優れたデザインを持っていてもコーヒーを淹れる珈琲器具。
コーヒーを淹れているときにこそ更なる美しさを発揮してくれるはず。
初めてのウェーブドリッパーで淹れるコーヒーは、果たしてどんなコーヒーを淹れてくれるのでしょうか。
評判通りの安定したコーヒーが抽出される初心者にやさしいドリッパー。
早速珈琲豆を中挽きにしてコーヒーを淹れていきましょう。
今回使用する珈琲豆はスペシャルティコーヒー専門店『堀口珈琲』さんからネット注文で取り寄せた
グァテマラ「サンタカタリーナ農園」シティローストを12g。
シティロースト(中深煎り)って表記ですが
ハイロースト(中煎り)ぐらいの焙煎度ですね。
落ち着いた休日の朝を迎え、今日は休みで何をしようかと心を躍らせている爽やかな青年。
そんなイメージを連想させるような、優しい酸味と甘さ感じるか感じないか程度の苦味、それらが調和して舌や喉に残らないスッキリとしたコーヒーを楽しめる珈琲豆です。
使用するペーパーフィルターはもちろん一緒に届いたカリタさん純正のウェーブフィルター。
購入以前からわかっていたちょっとした懸念材料が一つだけあって、
「紙臭さが強い」
ということで有名なカリタさんのペーパーフィルター。
お湯を注ぐ前に匂いを嗅いでも違いは判りませんね。
どれぐらいに紙の匂いが強烈なのかも一緒に感じたいので、初のウェーブドリッパーで淹れるコーヒーはリンス(湯通し)なしで淹れていきます。
ウェーブフィルターに中挽きにしたグァテマラ(中煎り)をセットして、早速お湯を注いでコーヒーを抽出していきましょう。
っとその前に、
初めて使うウェーブドリッパーに熱湯を注いで消毒。
本当は鍋に水をはって煮沸(しゃふつ)消毒した方が良いけれども、ドリッパー裏側のフィルムの破れのようなところから剥がれていくのが怖い。
とりあえず電気ケトルで沸騰したての熱湯をケトルの口から直接注いで消毒していきましょう。
熱伝導性に優れる銅製のコーヒードリッパー。
本体と皿部分はかなりの熱を持ちます。
持てないほどじゃないですが持ち手もそこそこ熱くなりますね。
持ち手と本体が同素材の一体型だったならば、おそらく熱くなりすぎて持てなかったかもしれませんね。
ちょっと余談ですが、真冬の寒い時期などに冷え切ったドリッパーは事前に温めておくと美味しいコーヒーを淹れやすいですよね。
コーヒー抽出時の温度差が少なくなって狙った温度のお湯を注ぎやすいです。
電気ケトルの口から熱湯を注いでお湯が落ちていく光景を眺めていると、
ちょっと気になる部分を発見。
最後のお湯が流れきらない。。。
お湯が膜を張ったように穴に栓をして最後の最後までお湯が流れきっていない。
表面張力かな?
流れきらなかったお湯を残したままコーヒーの抽出にかかると、想定よりも軽めのコーヒーになる可能性が高いです。
銅製カリタウェーブを裏返して流れきらなかったお湯を捨てましょう。
準備完了。
沸騰したお湯で消毒も済んだので挽いた珈琲豆の入ったウェーブフィルターをセット。
カリタウェーブに珈琲豆入りのウェーブフィルターを落とすと、サシュッと良い音がしながらジャストフィットしました。
この感触、最高です。
それではコーヒーの抽出開始です。
蒸らしのためにお湯を注いでみると波打ったウェーブフィルターの中心から珈琲豆が膨らむ。
フィルター外周の凹凸にまで膨らんでいく様はまるで芸術品のような美しさを感じますね。
あ、、、紙の匂いが強くなってきた。
2分20秒で150ccのコーヒーを抽出するのですが、抽出している最中に他にも気付いた点があります。
3つの穴全部から滞りなくコーヒーが抽出されていくわけじゃないですね。
1つの穴からは滞りなくコーヒーが流れ続けて他の2つの穴からはぽたぽたと流れていく。
そんな感じですね。
ごめんなさい。
写真は蒸気で撮れませんでした。
1つ穴のドリッパーでは穴が塞がってしまうと極端に抽出が遅くなります。
カリタウェーブはカリタさん特有の穴を3つ設けることで
”コーヒーの抽出が止まることなく非常に安定した速度でコーヒーが抽出可能”
という触れ込みでしたが、
出典:amazon.co.jp
参考写真のように3つの穴全部から滞りなくコーヒーが流れていくわけではないです。
それでも安定してコーヒーが抽出されていくのは間違いないなさそうです。
たしかに初心者向きのドリッパーと言えますね。
もしかしたら私の家が傾いていてコーヒーが流れる抽出穴が偏っているのかもしれませんね。
なんて冗談で思っていたら、コーヒーサーバーの持ち手とカリタウェーブの持ち手が干渉しているではありませんか。
今使っている『HARIO(ハリオ)』さんのコーヒーサーバーV60 02の持ち手部分は上方向にややせり上がっている形状をしています。
対して銅製カリタウェーブの持ち手はワイヤー状の金属が地面近くまで降りた形状。
ほんの少しですが持ち手同士が干渉してカリタウェーブが持ち上がっています。
コーヒーサーバーも買い替えましょうかね。。。
今回はしょうがないので、このままコーヒーの抽出をしていきます。
リンス(湯通し)なしのウェーブフィルターにコーヒー色がじんわりと染み渡っています。
自宅でハンドドリップをしてコーヒーを淹れると、どうしてもコーヒーにはムラができるものです。
その原因の多くはコーヒーを抽出していく速度の不安定さ。
特に「円錐型ドリッパー」はお湯を注ぐ量によって素直にコーヒーが抽出されてその日その日でコーヒーの味にブレが生じやすいです。
慣れれば軽いコーヒーから重いコーヒーまで自由自在に操れるんですけどね。
お湯を注ぐスピードのコントロールは初心者にはちょっと難易度が高いもの。
その点「台形型」や「円筒型」のドリッパーはお湯が一度底に溜まってから穴から落ちていき、お湯を注ぐスピードにムラがあってもドリッパーがコントロールしてくれます。
そのためコーヒーの味が安定しやすいんですよね。
淹れ上がったコーヒーを一口飲んでみると、
「うん、美味しい。」
落ち着いた休日の朝を迎え、今日は休みで何をしようかと心を躍らせている爽やかな青年。
そんなイメージが頭に連想されると同時に感じるのが”強めの酸味”が”舌や喉に残る違和感”
コレ、たぶんカリタウェーブっていうよりもウェーブフィルターが原因ですね。
堀口珈琲さんで取り扱うグァテマラ「サンタカタリーナ農園」ハイローストの特徴をしっかりと感じられるのですがちょっと邪魔をしている風味があります。
コーヒーは美味しい珈琲豆を挽いてすぐに淹れれば9割がた美味しく楽しめます。
コーヒードリッパーなどの珈琲器具や淹れ方はあくまで
「珈琲豆の持つポテンシャルをいかに引き出すか?」
ということをしているに過ぎないんですよね。
その中で円筒型のカリタウェーブが持つ特性は3つの穴の中心が盛り上がっていて注いだお湯が均等に広がっていく。
ということだと思います。
抽出速度のブレを抑えてお湯の広がりムラを少なくするので、とても理にかなったドリッパーの構造ですね。
本当に初心者にも扱いやすいコーヒードリッパーですね。
使ってみて特に気になったのは「紙の匂い」と「最後のお湯が落ちない」こと。
デザインを眺めながら気づいた点や、ちょっと気になった点は
・ドリッパー裏側のフィルム破れ
・3つの穴からばらばらにコーヒーが抽出される
・コーヒーサーバーの持ち手と干渉
気付いた点があっても個体差だったり一緒にあわせて使う珈琲器具によるところがほとんど。
コーヒーの味に致命的な影響を与えるものではないですね。
コーヒーを楽しむ上でちょっと見過ごせないのは
・カリタさん純正ウェーブフィルターの紙の匂い
・ドリッパーのお湯が最後まで落ち切らない
という2点。
まず、お湯を注ぎ始めてすぐに漂ってきた強烈な紙の匂い。
カリタウェーブというよりもウェーブフィルターの問題ですが淹れたコーヒーの味にかなり強い影響を及ぼしていました。
紙の匂いが強いペーパーフィルターでコーヒーを淹れると、ザラッとした質感や味が舌や喉に残ってコーヒーの風味の邪魔をしてしまいます。
カリタウェーブに使用できる波打った形状のウェーブフィルターには、カリタさん純正以外にもいくつかありますがいずれも価格は倍以上します。
ちょっとお財布には優しくないですね。
カリタさん純正ウェーブフィルターで紙の匂いを抑えるならリンス(湯通し)がオススメです。
ご存知のとおり、リンス(湯通し)はペーパーフィルターにお湯を注いで紙の匂いを落とすことです。
リンスをするだけで紙の匂いはぐっと抑えられるんですよね。
カリタさんのウェーブフィルターにリンスをしてコーヒーを淹れたところ、ザラッとした質感や味、舌や喉に残る感じは私には感じないレベルになりましたよ。
リンスをしたペーパーフィルターでコーヒーを淹れると、お湯を注いでもペーパーにコーヒーが染み込んでいかないんですよね。
もう1つ気になった点は、最後のお湯が落ちないということ。
カリタウェーブを温めるために湯通しするとお湯が最後まで落ちていかずに残っちゃうんです。
試しにもう一度お湯を注いでみたのですが、やはり最後までは落ちきりませんでしたね。
片手でスマホを持っての撮影なのでブレブレで申し訳ないです。
ドリッパー内にお湯が残った状態でコーヒーを抽出するとほんの少しですがコーヒーが薄まります。
ほんのちょびっとの違いかもしれないですが重いコーヒーが好みの方は要注意ですよ。
ドリッパーを温めてからコーヒーを抽出を抽出する場合は、コーヒーを淹れ始める前にドリッパーを逆さまにすればお湯を落としきれます。
ちなみにですが、ウェーブフィルターをセットしてコーヒーを抽出した後にはコーヒー液はほとんど流れきっていました。
どうやらウェーブフィルターを通さずにお湯だけ注いだ場合に残るようですね。
以上2点がコーヒーを楽しむ上で味に影響を及ぼしそうで気になったところ。
打開策もあるのでそこまで気にはなりませんが、パッと手軽にコーヒーを楽しみたい場合には
「ウェーブフィルターにリンス(湯通し)をする」
「ドリッパーを逆さまにしてお湯を落としきる」
というひと手間が煩わしく感じる時もあるかもしれませんね。
ものすごく個人的なことなのですが、実はこの他にもう1点だけ気になったことがあります。
ウェーブドリッパーを洗った際に隙間に水が入り込んで中々取れないこと。
よく水分をふき取っておかないと、銅は斑点模様になって目立っちゃう可能性があります。
それも”味”と言えば”味”なのですが購入して間もない新品だと気になっちゃうところですね。
皿部分を持ってちょっと振ってあげれば隠れた水分が出てくるのでしっかりと拭き取れますよ。
初めてのウェーブドリッパーを使用して気になった点を一通り挙げるとこれぐらい。
もっともコーヒーに影響を与えそうだったのはカリタさん純正のウェーブフィルターの紙の匂い。
ドリッパーの問題ではなくペーパーフィルターの問題ですが、誰が飲んでも違和感を感じるレベルで影響が出るかも。
ここはしっかりと対策した方がコーヒーを楽しめそうですね。
ちなみに、ウェーブフィルターのリンス(湯通し)に関してコチラにまとめてみました。
ウェーブフィルターの紙の匂いはあらゆる珈琲豆に影響を及ぼすかどうかを検証していますのでよろしければ参考にしてみてくださいね。
デザインと材質が気に入ったら買って絶対に後悔しないドリッパー。
細かい気になる点はあったもののとっても満足度の高い銅製カリタウェーブ
『TSUBAME × Kalita ウェーブドリッパー WDC-155』
使い勝手の良さもさることながら、
やはり目を引くのはその秀逸なデザインですね。
銅の華やかな輝きと無駄の一切を削ぎ落した洗練されたデザイン。
眺めているだけで惚れ惚れします。
コーヒードリッパーはデザインで選ぶもので、気に入った味に近づけるのはちょっとした調整でどうとでもなります。
コーヒーを楽しむ上で最も大切なのは、
”日々のコーヒーをいかに楽しく淹れていくか”
なんですよね。
そういった意味でも「デザインがお気に入りの珈琲器具」というのはコーヒーの風味だけではなく淹れる過程まで楽しめちゃうとっても大切な要素なんです。
お気に入りのデザインの珈琲器具でコーヒーを淹れれば、もうそれだけで10倍美味しいコーヒーに仕上がりますよ。
コーヒーを淹れ終わって洗っている間も楽しいです。
銅製カリタウェーブはデザインと材質が気に入ったのならば多少高価でも買って絶対に後悔しないドリッパーです。
少なくとも私自身は非常に気に入っていてヘビーローテーション間違いないなしですね。
「2020年11月5日追記」一ヵ月間使用してみて気付いたこと
金属臭がちょっと強めかもしれないですね。
コーヒーを淹れた際にツンとした刺激が舌に感じる時期がありました。
本体側面に匂いはありませんが、内側を嗅いでみると金属臭が強いです。
ただし、舌を刺していた金属臭も一ヶ月の間には気にならなくなりました。
金属臭もかなり抑えられていますね。
使用頻度としては毎日最低1杯は淹れていて、同時に購入したカリタさん純正ウェーブフィルター155(50枚入り)はあっという間に使い切り2箱目に突入しています。
それだけのコーヒーを淹れていると、金属臭も薄れてくるようですね。
もっと手っ取り早く金属臭を取り除くのであれば、重曹を混ぜた水で煮沸するのが速そうです。
一ヵ月使ってみて金属臭が抜けないようであれば試してみようとしていたのですが、私には気にならなくなってしまいましたので試していません。
外見の変化は一見すると特になさそうですが、内側にはウェーブフィルターのウェーブが触れる部分に跡がつきました。
金属臭が強かったのも、この内側の銀色の部分ですね。
また、例の裏面のフィルムの破れのような跡ですがだんだんと黒ずんできましたね。
黒ずんできたのは皿の側面にも見受けられ、フィルムの破れのようなところが黒ずんでいっているようです。
それでもパッと見て変化はないように感じられとても美しい銅の輝きを放ち続けています。
やはり「Made in TSUBAME」は伊達ではないということですかね。
浅煎りから深煎りまでコーヒーがとっても淹れやすいので、
これからもヘビーローテーションは間違いなしです。
コメント