コーヒーが好きすぎて自宅でもハンドドリップで落としています。
同じ器具で同じ珈琲豆を使用して同じ淹れ方をしてもキャンプや登山などの「アウトドアシーン」で飲むコーヒーは、普段よりも10倍美味しく感じるものです。
「D’s CAFE Style」のonoDです。
コーヒーを楽しむ上で絶対に欠かすことのできないのが”お気に入りの珈琲器具を使用すること”です。
お気に入りの珈琲器具(ここではギアと呼ばせていただきます。)を用いることでちょっとした手間でも楽しみを感じることができ、手間をかけて淹れたコーヒーを大自然の中で口に運べばそれはもう「至高の逸杯」となります。
アウトドアシーンでコーヒーを楽しむ上でギアが必要不可欠になりますが、山へ足を運べばそれだけギアを持ち歩く距離もありますし、車を横づけして楽しむオートキャンプでも荷物はそれなりに減らしたいもの。
コンパクトに収納できる「コーヒーセット」を用意したいところですが、
「ここだけは外せない!」
という”こだわり”を持つのもアウトドアコーヒーを美味しく楽しむための要素です。
この記事では人気のコーヒーセットの他にも、私の”こだわり”と共にアウトドアシーンでも持ち歩きしやすいコンパクトなコーヒーセットやギアについて紹介しています。
キャンプや登山のアウトドアコーヒーの人気と魅力
キャンプや登山までいかなくともハイキングやピクニックで近所の公園に赴くだけでも何故か飲みたくなるコーヒー。
アレ、なんでなんだろうね?
アウトドアへ出かければコーヒーはセットで考える人も多いし、普段はコーヒーを飲まない友人も
「よくわからないけどもキャンプ行くと珈琲豆を挽きたくなる。」
なんて言っている。
(言ってるだけでコーヒーミルすら購入してないけどね。)
自然の中で珈琲豆を挽いてコーヒーをドリップし、自らドリップしたコーヒーを飲むと普段飲むコーヒーの10倍美味しく感じる。
これも”外飯効果”なのかもしれない。
(よくわからないけども外でご飯を食べるとものすごく美味しく感じるアレ)
外で飲食をする開放感なのか、川のせせらぎなのか、頬を撫でる風の優しさなのか、理由はわからないけども外で飲むコーヒーはものすごく美味しく感じるのだ。
無性に外でコーヒーが飲みたくなって家の庭にギアを引っ張り出してコーヒーを楽しんだり(庭キャンプ)、ベランダにギアを展開してコーヒーを楽しんだり(べランピング)と衝動的な行動に出ることもある。
それだけ突飛な行動を起こしても外でコーヒーを飲みたくなるのですよ。
アウトドアでコーヒーを楽しむには必須となる器具(ギア)がそれなりに出てくるんだけどね。
アウトドアでコーヒーを楽しむ上でかさばるテーブルとイス
テーブルやイスは快適にコーヒーを楽しむためにもあった方がいいギアではあるけども、この記事ではあまり触れない。
というのも、なかったらなかったで問題ないから。
最近の私はもっぱら地べたスタイルで、上で紹介しているようなやや大きめのテーブルやイスを使う機会はほとんどなくなった。
持ち運びは不便で重いからね。
グループキャンプなら持って行くけども、ソロメインだから使用する出番は少ない。
(ソロキャンプを複数人で楽しむ場合も持って行かない)
A4サイズのコンパクトテーブル上に珈琲器具を並べて私自身はシートの上にマットを敷くだけのシンプルスタイルだ。
荷物も少なるしドリップしやすい平坦な場所は最低限確保できるしね。
確かにコーヒーを快適に楽しむならテーブルやイスはあった方が淹れやすいし楽で良いけども、コーヒーをアウトドアで楽しむ上でもっと必要なギアがあるからそちらを優先した方が良い。
(このあたりは個人の優先順位の問題だね。)
アウトドアでコーヒーを楽しむ上で必要になるギア
アウトドアでコーヒーを楽しむにあたって最低限必要なものは
・コーヒーを飲む容器
・お湯を沸かすギア
・コーヒーをドリップするギア
・珈琲豆を粉砕するコーヒーミル
の4点。
コーヒーを飲む容器とお湯を沸かすギアはどのような方法でコーヒーを淹れるとしても必須となるギアで、ドリップするギアやコーヒーミルは「どんなコーヒーを楽しみたいか?」によって用意する器具に違いが出てくる。
「パーコレーター」や「マキネッタ」などはいかにもなアウト向けのコーヒーを淹れることのできる器具(ギア)だけども、私個人はシンプルで奥深い「ペーパードリップ」がほとんど。というか自宅でもペーパードリップしかしていない。
手軽に用意する道具を少なくするなら「パーコレーター」や「マキネッタ」はおススメだけども、本体が地味に大きくてコンパクトにすることも不可能だから意外とかさばるんだよね。
「パーコレーター」や「マキネッタ」は作っているメーカーも限られるので、使っている人も多くて周りと被るのもマイナスポイント。
アウトドアブランドからも珈琲器具としてラインナップされているし、アウトドアコーヒーらしさはあるのでとりあえず選んでみるのはアリだとは思う。
一方で周りと被りたくないなら珈琲器具ブランドの器具(ギア)をあえてチョイスしてフィールド(キャンプ場など)に持ち出した方が周りと明確な差を見出すことができるよ。
コーヒーミルについては豆の状態ではなく粉になっている珈琲豆を持って行けば不要だけども、どうせ外でコーヒーを楽しむならゴリゴリと珈琲豆を挽く楽しみを味わうのが良いと思っている。
そもそも豆から挽いてすぐのコーヒーの方が圧倒的に美味しい。
そういう意味でも「コーヒーミル」は必須のギアと呼べるね。
これらの持論からアウトドアでコーヒーを楽しむにあたって最低限必要なギアは
・直火にかけられるマグカップ大
・マグカップ小
・シングルバーナー
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・手挽きコーヒーミル
が必須ギア。
前置きがものすごく長くなったけども、この記事ではこれらのギアを「コーヒーセット」として一括りにして収納性に優れて持ち運びに便利なコーヒーセットを考察しているよ。
マグカップが大と小で2種類用意しているのは、シングルバーナでマグカップ大を直火にかけてお湯を沸かしてマグカップ小にコーヒーをドリップするため。
この他にも細かいところでシングルバーナーの燃料として「CB缶」も必須ともいえる。
登山や寒冷地で使用する場合は「OD缶」を使用するバーナーが有利だけども、コスパ面と手に入りやすさで「CB缶」を用いるカセットガスコンロがおすすめ。
上の新富士バーナーさんが展開するアウトドアブランド「SOTO(ソト)」のシングルバーナーは定番中の定番で、コンパクトに折りたためるしレギュレーター構造によって寒い地域でも火力は比較的安定するので特におススメ。
代案としては「アルコールストーブ」と「アルコール燃料」ならばより軽量コンパクトで良いけども、風にものすごく弱い点と燃料の取扱いのめんどくささがあるのでやや上級者向き。
こだわりを持ってコーヒードリッパーはアウトドアブランド以外を選べ
アウトドアブランドでもコーヒーを抽出する器具(ギア)を数多くラインナップし始めてます。
例えば、日本を代表するアウトドアブランド「snow peak(スノーピーク)」さんやパール金属さんが展開するアウトドアブランド「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」でもドリッパーやパーコレーターを展開しています。
特に「鹿番長」の愛称で好まれるCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のコーヒー&ミルのラインナップは「あれ?鹿番長ってコーヒーブランドだっけ??」と勘違いするぐらいの充実具合。
ドリッパーとコーヒーサーバーがセットになっている商品なんて、まんまコーヒーブランドのラインナップだよね。
水出しコーヒーの器具がラインナップされてるのを見つけて
「んなもんアウトドアでやる奴いないだろ!!」
って思わず吹いちゃったよ。
※1滴ずつ珈琲豆に水を垂らしていき8時間くらい時間をかけて澄んだ水出しコーヒーを抽出する代物です。
それだけアウトドアブランドも「アウトドア × コーヒー」に力を入れてるってことですな。
そんな力展開されるアウトドアブランドの珈琲器具たちですが、私がおススメしたいのはコーヒーの花形は
「アウトドアブランドではなくコーヒーブランドのアイテムを使え!!」
ということ。
私にとってのコーヒーの花形は”コーヒーをドリップする器具”
つまりは「ドリッパー」です。
砂浜っていうアウトドアなシチュエーションでありながらもどこか優雅さを感じさせるお洒落な雰囲気でしょ?
アウトドアブランドからもたくさんのドリッパーがラインナップされていますがいずれも
「とにかく軽量!」
「分解して持ち歩けるので収納性が高い!」
といったものが多くどことなく武骨な印象のものが多いですね。
それが悪いってことではないですが、変にこだわりを持った”コーヒーバカ”はコーヒーブランドのドリッパーを持って行きたくなるものなのですよ。
折り畳み?分解??
出来ないよ。
軽量?持ち運びが楽??
プラスチック製ならいざ知らず、一体型の陶器製や金属製のものは150~250gぐらいかな?
軽量なアウトドアコーヒードリッパーとして人気のある「UNIFLAME(ユニフレーム)」のコーヒーバネットcute(約46g)の3~4倍ぐらいの重量。
それでも良いんです。
コンパクトにならなかろうがそこそこの重量があろうがなんだろうが、好きで使ってるんだから良いんです。
キャンプだから、アウトドアだからといって必ずしもアウトドアブランドのものを使わなければならないなんてことは一つもないからね。
そこに垣根はないのさ。
(絶対にアウトドアブランドが良い!って人も中にはいるよ。)
逆にコーヒーブランドで展開されてる珈琲器具の中にもアウトドアを意識してるのもあったりするし。
使いたいものを使えばいいんだよね。
それが”こだわり”ってもんで、私にとってはたまたまコーヒーブランドのドリッパーがそうであっただけの話だ。
湯沸かし用ポットとマグカップはスノーピークのスタッキングマグで
コーヒーの花形である「ドリッパー」は重さも何も考えずに選んでいるけども、なんでもかんでもコーヒーブランドのものだけで揃えると持ち運びが大変になるのは間違いない。
その点、定番中の定番だけども「snow peak(スノーピーク)」さんのチタンシングルマグはとても使い勝手が良い。
容量が220ml、300ml、450mlと3サイズ展開されているが、重ねてスタッキングすることで収納性・携帯性に非常に優れる。
アウトドアでコーヒーを楽しむには”お湯を沸かしてマグカップにドリップ”というのがよくある一般的なアウトドアコーヒーなのだが、
・お湯を沸かすクッカーやポット
・ドリップするマグカップ
の2つが必要になる。
そんな時、スノーピークさんのチタンシングルマグカップならば「450mlでお湯を沸かして300mlにコーヒーをドリップする」というような使い分けができる上に重ねて持ちあることで収納性にも優れている。
定番中の定番の使い方だけどもやはり使い易いのは間違いない。
これだけ紹介しておいて、実は私はスノーピークさんのチタンシングルマグを1つも所有していなかったりする。
その代わり、とてもよく似ているチタン製のシングル構造のマグカップでお値段も若干抑えられている「Belmont(ベルモント)」さんのチタンシングルマグを愛用している。
スノーピークさんのチタンシングルマグと比べて、スペックでは測れないぐらいほんの少しだけベルモントさんのチタンシングルマグの方が径が狭いらしい。
それ以外にはチタンの表面処理に光沢があるぐらいの違いしか感じられないから当然だけども先に紹介した使い方が出来る。
シングル構造であるがゆえに直火にかけられるので、バーナーやアルコールストーブでガンガン火にかけても安心。
お湯を沸かしたらそのままコーヒーをドリップすることができるよ。
マグカップからお湯を注いでドリップしにくくないの?と思われるかもしれないけど、シングル構造のマグカップ特有の丸みを帯びた縁で湯キレが良い。
マグカップを回して円を描くようなお湯の注ぎ方をしなければ問題なく丁寧にドリップできるよ。
チタン製なら軽くて丈夫でもスタッキングすれば持ち運びも楽。
チタンの特性で金属アレルギーも起こしにくいから口をつけても安心。
アウトドアコーヒーセットに収納性を求めるならスノーピークさんやベルモントさんのチタンシングルマグは主力として扱えるクッカーとマグカップだね。
ちなみに、スノーピークさんもベルモントさんもどちらもなかなか出回らないチタンシングルマグだから購入を考えてる人は見かけたら即購入するぐらいの意気込みでいないとすぐに在庫がなくなるから要注意だよ。
収納性に優れた持ち運びに便利なコーヒーセット
スノーピークさんやベルモントさんのチタンシングルマグの450mlと300ml(コーヒーを飲むだけならばダブルウォールの220mlでもスタッキング化)の他にも、アウトドアシーンでコーヒーを楽しむならば必要となるギアは
・シングルバーナー
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・手挽きコーヒーミル
私が使用しているシングルバーナーは「FORE WINDS」のマイクロキャンプストーブ。
コンパクトなサイズ感でEVA素材の収納ケースが付属していて持ち運びにも便利。
450mlのマグカップで350~400mlほどのお湯が沸かせれば2人分のコーヒーを淹れることが可能。
(1人分なら180~200ml沸かせれば十分)
それほど大きなシングルバーナーは必要ないからできるだけコンパクトなサイズ感のものが良い。。。
って考えがちだけども、登山で数gで命をかけるようなシチュエーションでない限りはどんなシングルバーナーを選んでも一緒。
というのも、メスティンやクッカーに収納しない限りはシングルバーナーは別で持ち歩く必要があるから。
220mlや450mlのチタンシングルマグにはスタッキングできないし燃料となるCB缶は当然入らない。
マイクロキャンプストーブ本体だけなら450mlのシングルマグに入らないことはないけども、あらゆるパーツの角が当たって傷だらけになる可能性大だしそもそもコーヒーを飲む用のマグカップがスタッキングできなくなるから没。
(300mlのシングルマグには本体だけでも入らない)
つまり、マグカップ類とシングルバーナー(とCB缶)は分けて別々に持ち運ぶイメージ。
もっとも1つのバッグに収まるぐらいだから十分コンパクトなんだけどね。キャンプではシングルバーナーはお湯を沸かす以外にも調理にも使えるしね。
<300mlのチタンシングルマグにCB缶はスタッキング可>
どうでも良いかもしれないけども、ベルモントさんのチタンシングルマグ300mlにSOTOのCB缶がピタリとはまる。
持ち運び時にどうしようか困りがちなCB缶だけども、一応300mlのチタンシングルマグや450mlのチタンシングルマグと重ねてスタッキングすることはできるよ。
もっと荷物をシンプルに少なくしたい場合は、やや上級者向けにはなるけども「アルコールストーブ」と「アルコール燃料」で湯沸かしすればより荷物が軽量になってコンパクトにまとめられる。
アルコールストーブもいくつか種類はあるけども、登山用具を主に扱う「EVERNEW(エバニュー)」さんのチタンアルコールストーブは重量わずか34gの超軽量アルコールストーブ。
チタンシングルマグ300mlをチタンシングルマグ450mlにスタッキング
チタンシングルマグ300mlに蓋をするようにチタンアルコールストーブが収まる。
ちなみに、燃料となるアルコール燃料もエバニューさんの50mlポリ容器やナルゲンボトル60mlに移しておくことで綺麗に収めることができるよ。
(エバニューさんの50mlポリ容器、しょっちゅう品切れで中々見つけられない。。。)
必要となるアルコール燃料は350~400mlのお湯を沸かすのに20mlもあれば十分なので、コンパクトなサイズ感のポリ容器で十分なんだよね。
今では100均のDAISOやセリアでも似たような容量のポリ容器が出てるから代用できるらしいよ。
その代わり、アルコールストーブは軽量コンパクトに収まる一方で他にも必要なギアが出てくる。
まず、風に対して防御力ゼロだから風防は持ち歩かないとダメ。
風防は既製品のものでも良いけどもアルミホイルで自作も容易だから予算を抑えたい人は自作風防にチャレンジしてみるのも手だね。
シングルバーナーでも風が強いと炎が煽られて中々お湯が沸かないけども、アルコールストーブはシングルバーナー以上に風に弱いから無風状態じゃないと使い物にならないと言っていい。
また、公式で推奨しているわけではないけどもエバニューさんのチタンアルコールストーブはマグカップを直置きして湯沸かし出来る。
他のアルコールストーブだと構造的に直接カップを置くと燃焼穴を塞いでしまうから火が消えちゃう。
そのためアルコールストーブでの湯沸かしには基本的にゴトクが別途必要になる。
まぁ大した荷物にならないから気にしなくても良いかもしれないね。
収納性度外視な必要となる珈琲器具
湯沸かしギアはアルコールストーブを用いることで一つにスッキリ収めることができるけども、アウトドアでコーヒーを楽しむにあたってどうしても綺麗に収納することのできないギアがある。
それが
・手挽きコーヒーミル
私は日本を代表する珈琲器具ブランド「Kalita(カリタ)」さんの手挽きコーヒーミル「KH-5」を使用しているけども、これがまた重くてかさばるんだ。
それでも手挽きコーヒーミルはキャンプなどのアウトドアシーンでコーヒーを楽しむなら必須ギアと言っていい。
アウトドアで挽きたての珈琲豆からコーヒーをドリップすることに意味があるのだ。
「どのコーヒーミルが良いの?」
って聞かれることがままあるけども、結論を言おう。
「どれ使っても同じだから何選んでも良いよ。」
・・・。
ちょっと誤解がある言い方してみた。
コーヒーミルの違いによってコーヒーの味は間違いなく変わる。
これは間違いない。
コーヒーミルによって味が変わる事を踏まえた上でどのコーヒーミルを選んでも良いと私は思っている。
だって雄大な自然の中で味わうコーヒーはどんなコーヒーミルで挽いたものでも美味しいもの。
極端な話。
珈琲豆をハンマーで砕いてタオルで濾してドリップしても十分美味しいコーヒーに仕上がる。
重要なのは豆から挽いた珈琲豆をすぐにドリップすることなので手軽に挽ける手挽きコーヒーミルであれば何でもいい。
ほとんどの手挽きコーヒーミルはマグカップなどにスタッキングするのは不可能なので別で持ち歩く必要が出る。
そのため何を選んでも大して収納性は変わらない。
強いて挙げるなら、
・挽きやすいもの
・そこまで大容量でないもの
・ハンドルが折りたためる または 取り外せる
といったものが望ましいかな。
「挽くのが面倒。。。」
って方に是非オススめなのが「HARIO(ハリオ)」さんのスマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー。
コンパクトなサイズ感で持ち運びにも便利なコーヒーミル。
コレのすごいところは珈琲豆を手挽きも自動挽きもどちらもこなせるところ。
仕組みは単純で手挽きコーヒーミルとして使用する場合はハンドルを使用し、付属のパーツを使用することでハンドルを回すことなく珈琲豆を自動で挽けちゃうところ。
私はレトロなデザインであることとハンドルを回して手挽きするのが苦にならないのでKH-5を使用し続けているけども、スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダーが発売されたときはかなりの衝撃だったね。
いずれにせよコーヒーミルはかさばるし重量もあるしスタッキングもほぼ不可能だから好きなものを選んで持って行くべし。
粒度の揃い具合がうんたら~
挽き目がうんたら~
なんてことを言ったらキリがないからとりあえず一つ持って行って感触をつかみ、次回以降はまた考えればいいんだよ。
<家庭用電源を用いる電動グラインダーで挽いた珈琲豆>
<手挽きコーヒーミルKH-5で挽いた珈琲豆>
上の写真を見比べればわかるけども、これだけ珈琲豆の挽き目にばらつきが出るんだからそりゃ味も変わるって話。
極端な比較写真だけども歯の材質と形状が同じミルならばいざ知らず、別々のメーカーやブランドのコーヒーミル(グラインダー)を用いてコーヒーの仕上がりが異なるのは避けようがない。
だからこそ購入する前から「あれの方が良いかな?いやこっちの方が良いかな??」なんて考えるのはナンセンスなのさ。
一度試してみた”結果”だけが答えを教えてくれるのでまずは手にっと手見るのが正解。
おしゃれにアウトドアコーヒーを楽しむならテーブル×ランチョンマット
おしゃれって概念は難しいけども、キャンプやアウトドアシーンをおしゃれに楽しみたい人が多いみたい。
手っ取り早くお洒落”風”なコーヒーセットを用意するならば、テーブルを綺麗に魅せるのがオススメ。
アウトドア用のテーブルってさ。
実用性重視のものが多いから柄のないシンプルなデザインのものが多いんだよね。
上の写真を見比べるとどちらも金属製のコンパクトテーブルだけども、上のテーブルの黒地に白の柄が入ってるだけで全然印象が違うでしょ?
下のテーブルはシンプル過ぎてウケる人にはウケるけどもちょっとミニマル過ぎる。
(端的にミニマルは女性受けよりも男性受けしやすい)
テーブル上に置くギアはシンプルなミニマルのものを用意して、テーブル自体に柄があるモノにすることでメリハリが出てバランスがとりやすい。
それがおしゃれかどうかは人にもよるだろうけども、InstagramやTwitterを覗いている感想としては強い傾向があるように思う。
私はシンプル方面のアイテムばかりを選んでしまうから(武骨な漢って憧れない??)何とも言えないけども、シンプルなテーブルをパッと明るく華やかにドレスアップする手っ取くそこまで荷物にもならない素晴らしい合わせがある。
それが「テーブル × ランチョンマット」。
ランチョンマットってさ。
そこまで高額じゃなくホームセンターなんかにも色々なものが置いてあるじゃない?
無地のシンプルなテーブルに一枚覆うだけで一気に印象は変わるよ。
ランチョンマットじゃなくてもバンダナやタオルでも華やかになるね。
こだわりのコンパクトなコーヒーセットを持ってアウトドアへ飛び出そう
キャンプや登山などのアウトドアシーンで美味しいコーヒーを楽しむためには
・コーヒーを飲む容器
・お湯を沸かすギア
・コーヒーをドリップするギア
・珈琲豆を粉砕するコーヒーミル
が必要となります。
具体的には
・直火にかけられるマグカップ大
・マグカップ小
・シングルバーナー
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・手挽きコーヒーミル
を一括りにしてコーヒーセットとして考えればアウトドアコーヒーを楽しむことができます。
極力重さを軽くしたい登山やミニマルキャンプではCB缶を使用する「シングルバーナー」の代わりに「アルコールストーブ」を持って行くことで格段に持つを減らして重量を軽くすることができます。
さらに重さを軽くしたければ珈琲豆をあらかじめ挽いていくことで「手挽きコーヒーミル」も置いていくことができますが、できれば挽きたて淹れたてのコーヒーを楽しみたいので「手挽きコーヒーミル」は私の中では必須ギアです。
「ドリッパー」などに周りと差をつける独自の”こだわり”でチョイスしたコーヒーセットを用意したらアウトドアへ飛び出そう。
なお、今回はコーヒーセットの中身として紹介はしていませんが、
・ゴミ袋
は必須のアイテムと考えアウトドアへ出かける際には必ず持参するようにしましょう。
お湯で溶かすインスタントコーヒーなどを使用しない限りは、ドリップコーヒーを楽しむと珈琲豆のかすなどが必ず出ます。
私は手挽きコーヒーミルの中に
・ビニール袋
・ジップロックに入れた1杯分の珈琲豆
を収納して持ち歩いています。
ビニール袋を手挽きコーヒーミルに入れておくことでコーヒーミル内に残った珈琲粉からビニール袋の中身を守ることができる上に、帰り際にはビニール袋をゴミ袋として使用できます。
(珈琲豆を入れているジップロックでもゴミ袋として使用可)
コーヒーを楽しむだけに限らずキャンプや登山で自らが出したゴミを持ち帰らないというのはもっての他です。
キャンプブームとなっている昨今。マナーの悪いキャンパーたちによってキャンプ場や山が汚れているのは事実です。
最低限度のマナーさえ守れないのであれば、アウトドアを楽しむ資格は一切ないことをよく理解して楽しみたいですね。
自分たちのマナーが悪くて自分たちの遊び場をなくすなんてのはバカみたいですからね。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
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