「美味しいコーヒーを外で楽しみたい!」
となったらコーヒー豆のドリップに最適な状態で持ち運ぶ必要があります。
間違った運搬をしてしまうとコーヒー豆は劣化(酸化)してしまい、美味しくないどころか気分を悪くするコーヒーを飲んでしまうことになりますよ。
この記事ではキャンプなどのアウトドアで絶品コーヒーを楽しむために、最適なコーヒー豆の運搬方法について紹介しています。
新鮮で香り豊かなコーヒーをアウトドアで存分に楽しみたい方は是非最後まで読み進めてくださいね。
コーヒー豆の運搬に最適なのはコレ
美味しいコーヒーをアウトドアで楽しむなら
・空気との接触は避ける
・直射日光は避ける
・高温は避ける
といった条件を満たした容器にコーヒーを入れて運搬するのがベストです。
手軽にこれらの条件を満たしてなおかつ安価な便利アイテムがあるんです。
それが「ジップロック」です。
コーヒーの運搬だけに限定するならSS~Sサイズの小さいサイズがジャストです。
10枚入りで100均にも売っている入手もお手軽ですね。
形状が変わる柔らかい袋で封をすることができるので使い勝手が抜群です。
空気を抜くことができますしクーラーボックスの隙間などに滑り込ませることができるのでスペースも取らないんですよ。
中身が確認できるように透明になっているため、直射日光に当てないよう注意するだけで難しい取り扱いは一切ありません。
コーヒーを飲んだ後はゴミ袋代わりになったり汚れた箸やスプーンなど他の道具と接触させたくないものを隔離することもできます。
非常に優れた保存容器ですよ。
アウトドアへのコーヒー持ち運びは豆のまま
コーヒーを心の底から楽しむなら豆のままアウトドアへ持って行きましょう。
コーヒー豆は硬くて日持ちしそうですが、粉に挽いた瞬間から急速に劣化(酸化)していきます。
香り豊かで風味が心地良いコーヒーを楽しむなら豆のまま持ち出して飲む直前に挽きましょう。
加工されているインスタントコーヒーやすでに粉に挽かれたコーヒー豆は手軽にコーヒーを楽しめます。
一方で、豆から挽かれているために劣化(酸化)がものすごく速いです。
空気に触れてる側から酸化していきますよ。
最高に美味しい1杯を楽しむなら直前に豆から挽いたコーヒーが一番ですね。
コーヒーを楽しむならコーヒーミルは必須です。
アウトドアにも持ち出ししやすいスリムでコンパクトなコーヒーミルは歯もセラミック製のものが多いです。
水洗いできまるので一つあるとコーヒーをより楽しめますよ。
コーヒー豆を持ち運びはケースに小分けにして
1人なら1杯分、2人なら2杯分のコーヒーを小分けにして持って行きましょう。
ペーパードリップコーヒーで
1人分:10~15g
2人分:20~30g
3人分:30~45g
4人分:40~60g
お好みのレシピや濃さによって持って行く分量を調整しましょう。
ちなみに、アウトドアでは「味濃い目」がより美味しく感じます。
濃いめのコーヒーになるようにほんのちょっぴり多めに量っておくとより楽しめますよ。
美味しいコーヒーを楽しむ秘訣は「分量をしっかりと量ること」です。
家で楽しむならキッチンスケールで計量してから入れるのがオススメです。
キャンプに持って行くには荷物も増えますしできれば持って行きたくないところです。
そこで、自宅で必要分だけ計量して小分けにしておきましょう。
ビンや缶にコーヒー豆を目いっぱい入れて持って行くのも見た目はカッコいいですよね。
しかしコーヒーの仕上がりにばらつきが出るのも事実です。
コーヒーを淹れてる雰囲気を楽しむのか。
美味しいコーヒーを楽しむのか。
好みに応じて使い分けた方が良いですね。
家でコーヒー豆を計量して小分けにしておくことで、荷物を少なく美味しいコーヒーが楽しめますよ。
100均にあるコーヒー豆の最適なキャニスター
手軽に100均でも購入できるコーヒー豆キャニスターを紹介します。
コーヒー豆を最適に運搬する条件は
・空気との接触は避ける
・直射日光は避ける
・高温は避ける
です。
それぞれのキャニスターに特徴がありますので、好みに合わせてお気に入りのコーヒー豆を持ち出してみてくださいね。
ジップロック
自宅の冷蔵庫でも活躍の機会の多い「ジップロック」は、コーヒー豆の運搬にも最適です。
透明で中身が確認できる上に柔らかい素材で空気を抜いて密閉できます。
直射日光と高温を避けるにはクーラーぼっくなどに入れる必要がありますが、薄く変形するので少ないスペースにも滑り込ませやすいです。
コーヒーを楽しんだ後もゴミ袋や汚れたものを入れるのに役立つので最も使いやすいです。
ジップで止められる袋なら同様の使い方ができますよ。
タッパー
調理した料理を翌日持ち越すのに便利なタッパーですが、コーヒー豆の持ち運びもできます。
基本的にジップロックと変わらないですが、形が変形しないのでかさばります。
コーヒー豆を入れることだけを考えるならサイズ的にちょっと多くなりがちです。
4人分のコーヒーを一度に淹れる場合など、一度に大量のコーヒーを作り場合におススメです。
金属製の缶やガラスビン
100均に限らず缶やビンにコーヒー豆を入れて持ち運ぶのはメジャーですよね。
ですが、ふたを閉めた際に隙間が出来て空気の流れ道ができたりちょうどいいサイズのものが見当たらなかったりします。
100均の金属缶はコーヒーの香りや風味が逃げやすいので、短時間の運搬で一度に使い切る使い方に限定した方が良いですよ。
100均ではないですが、医療現場などで使用されるガーゼ入れなどは密閉できるうえにオールステンレスで出来ています。
保存容器としては値段ははりますが、見た目の美しさと安心感は絶大ですね。
他の人とちょっと違ったものを使いたいという人にオススメです。
コーヒー豆は冷やして持ち運ぶ
気温が20度を超える中に1時間分も置いておくとコーヒーオイルが浮き出てきます。
挽いていなくとも酸化が一気に進んで酸っぱいコーヒーになってしまいます。
特にしっかりと焙煎された深煎りコーヒー豆はすぐにオイルが浮き出てくるので要注意ですよ。
ジップロックやタッパーにコーヒー豆を入れていたとしても安心できません。
冷たい分には平気なので、飲み物や食料と一緒にクーラーボックスに入れるのが望ましいですね。
もちろん密閉できる容器に入れて匂い移りや空気と触れるのを避けてくださいね。
コーヒー豆は硬くて丈夫そうなイメージがありますが、フルーツの仲間で生鮮食品です。
キャンプなどのアウトドアでコーヒーを楽しむなら「持ち運び方法」までしっかりと準備してくださいね。
個人的にはジップロックが一番使いやすいですよ。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
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