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キャンプコーヒーがまずい理由はコレだ!コーヒー苦手な人にも思わず美味しいと言わせるキャンプコーヒーの淹れ方を紹介。

How to Coffee

キャンプコーヒーがまずい理由は”雑さ”が原因。

キャンプでコーヒーを楽しむ人は多いですよね。
一緒にキャンプへ行った友人がワイルドに淹れてくれたコーヒーを飲むと
「このコーヒーまずいな!!」
と感じちゃうことも多いです。

「キャンプだからワイルドに淹れるのがカッコいい!」
珈琲豆の分量は適当で雑にドリップすれば、コーヒーがまずく感じるのも当然のことなんですよね。

 

「D’s CAFE Style」のonoDです。

この記事ではコーヒー苦手な人にも「美味しい!」と言わせちゃう私が、キャンプコーヒーが不味くなる原因や美味しいキャンプコーヒーの淹れ方を紹介しています。

環境の影響を大きく受けるのがキャンプコーヒーですが、事前準備と基本さえ押さえておけば大自然に囲まれた開放感あふれるコーヒータイムが満喫できますよ。

ワイルドなキャンプコーヒーも良いですが、お店で楽しむようなコーヒーやそれ以上に美味しいコーヒーをキャンプで楽しみたい方は最後まで読み進めてくださいね。

 

ちなみに、キャンプコーヒーを美味しく楽しむならキッチンスケールは必須です。

キャンプコーヒーに限らずより美味しいコーヒーを楽しめますので、まだお持ちでない方は必ず用意した方が良いですよ。

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キャンプコーヒーがまずい原因はズバリ”雑さ”

キャンプで淹れるコーヒーがまずく感じるのはズバリ”雑さ”が原因。

 

アウトドアといえば”その日の気温や風などによってモロに影響を受ける環境”だよね。

そんな中お店でプロバリスタが淹れるような
・安定したお湯温度管理のもと
・お湯を珈琲豆に合わせて適切に注いでいく
といった繊細なドリップは難しいは当然のこと。

それでもキャンプでコーヒーを淹れるときにこんなことしてませんか?
「珈琲豆の分量はスプーン1杯分ぐらいかな?」
「とりあえず蒸らしをしたら後はテキトーにザーっとお湯を注いじゃお」
「なんだったら沸騰したお湯にそのまま珈琲豆を投入するのもワイルドでカッコいいじゃん?」
適切なお湯温度管理や繊細なドリップを除いたとしても、その他の一つ一つの仕事が雑になりがちなのがキャンプコーヒー。

 

そりゃ普段からこだわったコーヒーを飲んでる人からすれば
「このコーヒー苦いだけじゃないか!」
「口の中がイガイガして気持ち悪い!」
と感じるのも当たり前だし、コーヒーを飲み慣れてない人からしたらなおさら不快に感じることさ。

「アウトドアだからワイルドに雑に淹れた方がカッコいい。」
たしかに一理ありだけど、ワイルドに淹れたコーヒーが美味しいと感じるのは”淹れた当人だけ”なんだよね

 

自分で淹れたわけでもないのにお店でプロバリスタが淹れてくれたコーヒーが美味しいのは、プロバリスタがコーヒーと丁寧に向き合っているからだよ。

キッチンスケールで珈琲豆を正確に計量し、時間を測りながらあるいは感覚でゆっくり丁寧にお湯を珈琲豆に注いでいく姿。
一つ一つの仕事を丁寧にこなしているから美味しいコーヒーに仕上がっているわけだね。

 

アウトドアで楽しむキャンプコーヒーだからといって、なんでもかんでも雑にすればいいってもんじゃないんだよね。

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美味しいキャンプコーヒーは事前準備で決まる

キャンプコーヒーのまずくなる原因が”雑さ”なら、雑にならないような準備をあらかじめしておこう。

キャンプコーヒーの美味しさは”事前準備”で全てが決まるといっても過言じゃないよ。

 

おさらいだけども、暑かったり寒かったり風が吹いていたりなど、その日の天候やキャンプ場の環境によって大きく影響を受けるキャンプコーヒー。
家やお店のように安定したベストな条件でコーヒーを淹れることは不可能。

 

それでも家で必要な分の珈琲豆を計量しておいたり周りの環境に左右されない道具選びをしておくなど、キャンプに行く前に出来ることもたくさんある。

ベストな条件でコーヒーを淹れることは不可能でも、可能な限りベストな条件に近づけるように事前準備しよう。

それだけで美味しいコーヒーを雄大な自然の中でより一層楽しめるもんさ。

 

キャンプコーヒーでやりがちな”コーヒーをまずくさせる雑な要因”は
・珈琲豆の計量が雑
・お湯のドリップが雑
・珈琲豆の微粉が混じる
といったことが挙げられるよ。

それぞれベストな条件に近づけるような事前準備とともに、コーヒーを飲み慣れてない人にも美味しいと言わせちゃうキャンプコーヒーの淹れ方を見ていこう。

機械の精密さ!プロバリスタのように0.1g単位で珈琲豆を計量していくべし

プロバリスタはお店で0.1g単位で珈琲豆を計量している。

目分量で珈琲豆をドバっとミルに入れてガリガリ挽く様は一見するとワイルドでカッコいいけど、、、

珈琲豆は正確に計量した方が間違いなく美味しいコーヒーに仕上がるよ。

 

使用する分だけの珈琲豆をあらかじめ計量していくだけだからものすごく手軽だね。

プロバリスタはレスポンスが非常に速い高性能なスケールを使用するけど、家庭で使用するならそこまでは不要かな。

私はタニタさんの\2,000~3,000ぐらいのキッチンスケールを使用しているけど、コーヒーをドリップする際にも十分すぎるほどの性能だよ。

ちなみに私はキャンプコーヒーでは
1杯分:15gで120cc
2杯分:25gで240cc
で珈琲豆を計量していて”ちょっと濃いめ”にしている。

よく10gでコーヒー1杯分って言われているけど、アウトドアで楽しむキャンプコーヒーなら濃いめにした方がより自然を感じられるよ。

 

軽量した珈琲豆はジップロックなんかに小分けにして持って行くことで、持ち帰る荷物も少なくなるしジップロックはゴミ袋としても活用できてよりスマートだね。

「の」の字を描くようなお湯の注ぎ方はしないで一点集中でゆっくりお湯を注ごう

お湯を注ぐ時は中央一点集中で。

キャンプでコーヒーを楽しむときって、アウトドア用のケトルやカップなどからお湯を注ぐことがほとんどだよね。

見た目的にも無骨でいかにもって感じでカッコいいけども、お湯を繊細に注ぐことが難しいものばかり。

 

それならば、お湯を珈琲豆の中心に一定で注ぎ続けるだけにした方が安定して注湯できる。

よく
「の」の字を描くように~
円を描いて珈琲豆からまんべんなく~
なんて言われているように珈琲豆全体にお湯がかかるようにドリップされることが多いよね。

 

前項で述べてるように珈琲豆を少し多めに使用してお湯を一点だけに集中して注ぐいでも美味しいコーヒーに仕上がるよ。

珈琲豆を多く使用することで、珈琲豆の中心一点集中でお湯を注いでも濃度バッチリの安定したキャンプコーヒーがドリップが出来んだよね。

 

お湯を珈琲豆の中心一点に注いだとしても、風などの影響で多少はぶれることもある。

気にしなくても平気なぐらいなら問題ないけども、あまりにも風が強い場合には風防を使ってできるだけブレないようにしよう。

少し重くなるけども、高さのある風防を用意しておいた方が使い易いよ。

 

ちなみにだけど、珈琲豆全体にお湯を注いだ方が間違いなく美味しいコーヒーに仕上がるよ。
身も蓋もないけども、やはり珈琲豆全体からまんべんなくコーヒーをドリップした方が美味しい。

安定した足場で風の影響がなく、なおかつドリップしやすいケトルを持っているなら「の」の字を描いてドリップしよう。

イガイガとはおさらば!ペーパードリップで微粉が混じらないようにしよう

ペーパーフィルターを用いた「ペーパードリップ」が最もスッキリとしたコーヒーが楽しめるよ。

「挽いた珈琲豆を沸騰したお湯に直接入れてコーヒーを抽出しちゃお。」
アウトドアで楽しむコーヒーでよくやられることだけども、この淹れ方だと微粉がふんだんに混じっちゃう。

苦くてもまずくてもなんとか飲めるけども、口当たりが悪いのだけは許せないって人も多いんじゃないかな。

 

無骨でカッコいいけども、あくまで自己満足にとどめておくのがベターだね。

その点やっぱりペーパードリップコーヒーは後片付けのしやすさだったりスッキリとしたコーヒーが楽しめるのが利点だね。

見た目的にも可愛らしいドリッパーを使用するし、なによりもコーヒーをちゃんと淹れてるって感じが周りにも伝わる。

 

キャンプコーヒーで美味しいコーヒーを楽しむならパーコレーターやカフェプレスでもなく、ましてやカウボーイコーヒーでもなくペーパードリップ。

ペーパードリップ用のドリッパーやペーパーフィルターを持って行こう。

 

砕いた珈琲豆を沸いたお湯に直接投入するコーヒーはワイルドでカッコいいけども、淹れた本人の自己満足になることも多いから注意してね。

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キャンプコーヒーで美味しいペーパードリップの淹れ方はコレだ!

ペーパードリップの淹れ方もそれぞれの”流儀”があってたくさんあるけども、キャンプコーヒーで楽しむなら次のポイントをおさえておくと美味しいコーヒーに仕上がるよ。

・お湯は沸騰してから1~2分経ってから注ぎ始める
・蒸らし時間は30~60秒とる
・ドリップは珈琲豆の中央一点に細く注ぐ

沸騰したお湯を1~2分経ってから、蒸らしは30~60秒って、、、

意外と大雑把でしょ?

 

このあたりの大雑把さは”雑”とはちょっと違っていて、
「この範囲であれば美味しいコーヒーをドリップできる範疇(はんちゅう)」
ってこと。

 

沸騰したお湯は100度でコーヒーのドリップには向いていない。
沸騰してから1~2分待つとお湯温度は80~90(季節による)ぐらいまで下がる。

この80~90度がコーヒーを美味しくドリップできるお湯温度。
(もっとこまかく言うとキリがないから割愛)

 

蒸らし時間ってたいていは「30秒」って言われてるけど、珈琲豆の種類や焙煎度によっても様々。

いずれの珈琲豆でも最低でも30秒は待たないと美味しいコーヒーがドリップされる準備が整ってなくて、60秒以上待つとエグみや渋みが強く出がち。

 

蒸らしでしっかりと美味しいコーヒーがドリップされる準備が整ったらとうとうドリップ開始。

珈琲豆の中心に一点集中で注いでドリップのブレを抑えるのは先にも述べている通り。

 

「大雑把に、それでいて繊細に。」
それこそ美味しいペーパードリップコーヒーを楽しむためのキャンプコーヒーの淹れ方だよ。

コーヒーの淹れ方については「マグカップでお湯を沸かして直接コーヒードリップする」で動画付きで紹介しているので参考にしてみてくださいね。

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パーコレーターやサイフォンは美味しいキャンプコーヒーに向かない

パーコレーターやサイフォンはキャンプコーヒーには向かない。

繊細にお湯を注ぐ必要もないし、コツさえつかめばほぼ待っているだけで安定したコーヒーが出来上がるからキャンプコーヒー向きと思いきや、案外そうでもない。

 

「後始末がしんどい。」
専用の道具を持って行く必要があるので荷物が増えるだけでなく、コーヒーを楽しんだ後が大変なんだよね。

 

ペーパードリップなら珈琲豆ごとペーパーフィルターをゴミ袋に入れて、ドリッパーに水をかけて乾かしておくだけで後始末が終わる。

一方でパーコレーターやサイフォンだと内部に付着した珈琲豆を取り除くのが重労働。
キャンプってやることが少ないようでやること多いから、撤収時に珈琲豆を取り除く作業をやるのはかなりきついよ。

家に持ち帰ってから綺麗にするにしても、内部の珈琲豆がこぼれて周りを汚したりととにかく大変。

ペーパードリップ以外でキャンプコーヒーを楽しまれる方は覚悟していこう。

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本物のキャンプコーヒー「カウボーイコーヒー」は雑の塊

道具の掃除や片付けが大変になるのがパーコレーターやサイフォンだけども、使用する道具が極めて少ないのが無骨コーヒーの代名詞
「カウボーイコーヒー」

コレ、コーヒー好きとしてはオススメしない。

 

珈琲豆をバンダナやタオルにくるんでハンマーやオノの背で砕き、沸騰したお湯に直接投入して煮込んで楽しむコーヒー。

無骨に憧れて一度挑戦してみるのは良いんだけども、一度やったらもういいかな?って感じ。

だって”雑さ”の塊だもの。

 

お湯温度は沸騰したお湯だから100度だし、微粉はふんだんに混じって口当たりは悪いし、煮込んだクッカーやケトルは珈琲豆だらけだし、、、

コーヒーが仕上がるまでは単純で簡単だけども、仕上がったコーヒーのクオリティはいまいち。
後片付けも面倒になる。

よく「本物のコーヒー」って表現されるけども、美味しいコーヒーではないってことだね。

 

とはいえ、やはり無骨でカッコいいのは間違いないから一度試してみてクオリティに納得がいって後片付けを面倒と感じなかったら良いかもしれないね。

ただし、自己満足になりがちなのは間違いないから気を付けてね。

 

カウボーイコーヒー同様に「原初のコーヒー」として知られる
「ターキッシュコーヒー」
も似たようなものだからあんましおススメしない。

カウボーイコーヒーに近いもので、直接珈琲豆をお湯に投入するのではなく布の袋に入れて煮出す
「フィールドコーヒー」
なら比較的後片付けは楽になるよ。

クオリティの方はというとドリッパーや専用器具を用いたコーヒーの方が上だけどね。

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美味しいキャンプコーヒーを楽しむには丁寧に

キャンプコーヒーは事前準備で全てが決まります。

雑さがキャンプコーヒーの仕上がりを損ねる一番の原因なので、雑にならないように丁寧にドリップできるよう準備をしていけばお店で楽しむような美味しいコーヒーをアウトドアでも楽しめますよ。

 

砕いた珈琲豆を直接ケトルに投入して煮出す無骨なコーヒーもワイルドでカッコいいですが、淹れた本人だけが美味しく感じるケースが多いです。

やはりアウトドアでも美味しいコーヒーを楽しみたいものですね。

後片付けも楽で用意するものも少ない、さらにはクオリティも高いコーヒーが楽しめる
「ペーパードリップコーヒー」

一緒に行った人にも満足してもらえるようなコーヒーが手軽にできるのでキャンプコーヒー向きですよ。

 

風の影響や足場の不安定さを考慮したり後片付けまで視野に入れた道具選びと事前準備で素晴らしいアウトドアコーヒーを楽しみたいものです。

それでは本日も素敵なコーヒータイムを。

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