PR

やっぱり珈琲豆は挽きたてが一番!粉に挽いて一日経過した珈琲豆でコーヒー抽出すると風味が抜けていることが実感できる。「Today’s Coffee」

Today's Coffee

2021年4月24日。

 

「D’s CAFE Style」のonoDです。

本日の「Today’s Coffee」は、前日に粉に挽いた珈琲豆を用いてコーヒー抽出していきます。

珈琲豆は挽いた瞬間から劣化(酸化)が急速に進んでいきます。

 

可能な限りコーヒーは”飲む寸前に”珈琲豆を挽いた方が美味しいコーヒーを楽しめますよ。

スポンサーリンク

前日に粉に挽いた珈琲豆は香りが弱い

本日使用する珈琲豆は千葉県山武市成東に店舗を構える『自家焙煎珈琲豆の館』さんで購入した
「イルガチェフェオーガニック(エチオピア産)」シティロースト(中煎り)
です。

 

ただし、珈琲豆は前日に挽いたものです。

前日に9人と大人数の来客があり、その際に多めに12~13人分の珈琲豆を挽いて残っている分があるんですよね。

 

珈琲豆は挽かれた瞬間から急速に劣化(酸化)していき、香りや風味がどんどん抜けていくので早めに消費します。

スポンサーリンク

挽いて1日経過した珈琲粉で2杯分のコーヒーを抽出する

朝起きて1杯目のコーヒーとして2人分300ccのコーヒーを抽出します。

レシピは以下の通りです。

挽き目 :中挽き
珈琲豆 :23g
お湯温度:86度
抽出時間:2分40秒(蒸らし時間30秒含む)
抽出量 :300cc

 

珈琲豆は既に挽かれているので、計量していきます。

使い切った珈琲豆の袋に挽いた粉を入れていて、余った分は冷凍庫で保管していました。

23g計量しました。

豆の状態で計量して挽いているわけではなく、粉の状態での計量なのでかなり正確ですね。

基本的に珈琲豆を計量してからミルで挽くので、静電気などでじゃっかんの誤差が出たりするんですよね。

う~ん。。。

やっぱり香りが弱い感じがしますね。

 

ここからの流れは普段通りにコーヒーを抽出するのと変わりません。

まずはウェーブフィルターにリンス(湯通し)をして、

コーヒーサーバーに落ちたお湯とドリッパー内に少し残ったお湯を捨てたら、

計量した珈琲粉をドバっとセット。

ドリッパー内の珈琲粉を平らにならしたらお湯を注いで30秒ほど蒸らし。

膨らみを見る限りはまだ鮮度はありそうですね。
(劣化が進むとベチャっとなって膨らみません。)

いざコーヒーを抽出していくと、

泡の発生が大人しめですね。

焙煎されてすぐの珈琲豆はガスが多く含まれているため、お湯をかけるとモコモコと膨らみ細かな泡が大量に発生します。
(その分珈琲成分の抽出がされにくいです。)

一方で、粉に挽かれてから時間が経過するとガスと共に珈琲成分も一緒に抜けていくため、香りや風味がガクッと落ちてしまいます。

 

とりあえず2分40秒で300cc抽出完了です。

抽出されたコーヒー液はいたって普通ですね。

スポンサーリンク

前日に飲んだ時と比較すると香りや風味は落ちているが言われなければ分からないレベル

抽出したコーヒーをカップに注いでいきます。

透き通ったコーヒーが注がれていきますね。

 

前日に珈琲豆から挽いてすぐに淹れたコーヒーに比べて、香りはやや弱めです。

さっそく一口いただいていきましょう。

 

・・・ちょっと風味が弱いですね。

 

決して美味しくないわけではないのですが、前日に飲んだものと比べると香りと風味が弱く抜けている印象があります。

それでもまだ1日しか経過していませんので、注意深く味わって飲まなければ分からないレベルです。

 

ここから更に劣化していくことが予想されますので、すでに挽かれた珈琲豆は出来るだけ早く消費してしまう方が望ましいですね。

スポンサーリンク

いっそのこと前日に挽いた珈琲子豆は全て使い切る

せっかくですし、いっそのこと残っている珈琲粉すべてを使用して1杯取りして消費しちゃいましょう。

小さいサイズのカリタウェーブとウェーブフィルターにリンス(湯通し)をして、

珈琲粉を袋からダイレクトにセットしていきます。

こぼさないように珈琲粉を流し込んでいくと、

「19.5g」の珈琲粉が残っていました。

 

20g近い珈琲粉で1杯150cc抽出とするとけっこう濃いめなので、240ccほど抽出することにします。

挽き目 :中挽き
珈琲豆 :19.5g
お湯温度:86度
抽出時間:2分20秒(蒸らし時間30秒含む)
抽出量 :240cc

 

さっそくコーヒーを抽出していきましょう。

まずは蒸らしです。

まだ余裕があるとはいえ、1~2人用のカリタウェーブ155に20g近い珈琲粉をセットしてお湯を注いで膨らませると圧迫感がありますね。

お湯の当たる表面積が狭くガスの抜ける表面積も少ないため、2~4人用のカリタウェーブ185で抽出した時に比べて泡が多いですね。

2分20秒でだいたい240ccのコーヒーが抽出完了しました。

濃度が高いため明らかに濃いめですね。

カップに注いでいくとよりわかります。

明らかにコーヒー液が黒々としています。

カップに入りきらなかったのでコーヒーサーバーに少し残っていますね。

味わっていきましょう。

 

・・・うん。濃いですね!!

香りや風味が多少飛んでいるとはいえ濃いめに抽出しているのでコーヒーらしさはしっかりと感じられます。

珈琲粉に挽いて時間が経過した珈琲豆は、ちょっと濃いめに抽出すると良い感じのコーヒーに仕上がりますね。

 

少し飲んだところで、残っているコーヒーを継ぎ足します。

最後の少なくなったコーヒーも黒々としていますね。

ここまで濃く抽出しているので美味しくいただくことができました。

 

最後におさらいですが、珈琲豆は挽いた瞬間から急速に劣化(酸化)が進んでいきます。

珈琲豆から挽いてすぐに飲んだ場合と、日にちを置いた場合では明らかに香りや風味が劣ります。

 

結局のところ、珈琲豆は挽いてすぐ飲むのが一番美味しいということですね。

珈琲豆は挽いたらすぐに飲むように心がけるのが一番良いです。

 

どうしても粉の状態で保管しなければならない場合は、冷凍庫で保管して可能な限り劣化(酸化)を抑えるようにするとある程度は持ちますよ。

個人的には経験上、3日程度は香りも風味もある程度残っているように感じます。

やはり早めの消費が望ましいですね。

私が今回、残っていた珈琲豆(粉)をすべて消費したのもそういった理由です。

 

それでは本日も素敵なコーヒータイムを。

コメント