2020年10月22日。
珈琲器具の老舗メーカー『Kalita(カリタ)』さんのコーヒーサーバーを購入しました。
「Jug400」
コーヒーサーバーの中ではちょっと値が張る商品。
見た目はコンパクトで可愛らしく透明な耐熱ガラスはとても美しい、、、
だけじゃなかったんです。
見た目の清潔感とスタイリッシュさもさることながらお手入れもとってもしやすいコーヒーサーバーでした。
スタイリッシュでクリーンなコーヒーサーバーだけども外箱は思った以上にシンプルな段ボール。
外箱はかなりシンプルで段ボールに印字しただけな感じ。
カリタさんって「赤いチェック柄がイメージ」だったので外箱のあまりのシンプルさに驚いちゃいました。
外箱を開けてみるとJug400本体の中に取扱説明書が入っています。
ザックリ要約すると
「ガラスは割れやすいから気を付けてね」
「電子レンジでの過熱はOKだけども直火はNG」
「120℃までは耐えられるよ」
とのことです。
コーヒーを淹れるだけですのでどんなに高い温度でも沸騰したお湯(100℃)が最大ですので
最大加熱温度が120℃なのは安心できますね。
さて、早速Jug400本体を見ていきましょう。
持ち手までガラス一体となっているJug400はとっても美しいです。
透明感が高くとってもクリーンで清潔的。
とってもスタイリッシュです。
容量も400mlですのでコンパクトで可愛らしいですね。
重さも「149g」とっても軽量で取り回しやすいです。
ちなみに、カリタさんのホームページには「本体重量:157g」となっています。
とりあえず、気にしないことにします。
シンプルゆえに使い勝手が悪いところも。ガラスは薄いので要注意。
本体に印字されているのは
「Kalita」
「APPROX 400ml」
「200ml」
という表記のみ。
約400ml、約200mlという目安は分かっても正確な計量はできませんね。
シンプルな表記であるがゆえに
「どこまで注げば200mlなの?」
というのがわからないのは実用面でマイナスと捉える人もいらっしゃるかもしれませんね。
私は基本的に「1杯分150cc」でコーヒーを抽出しているのでまったくあてにならないと言っていいですね。
ちなみに計量カップで150ccを量って水を注いでみると底から大体6割ってところです。
<150ccの水を注いだところ>
<200ccの水を注いだところ>
<250ccの水を注いだところ>
<300ccの水を注いだところ>
<350ccの水を注いだところ>
<400ccの水を注いだところ>
200ccと400ccではそれぞれ
「200」と「400」の数字にちょうど触れたところまで注がれました。
この辺りは感覚で覚えて慣れてしまった方が良さそうですね。
コンパクトでとっても取り回ししやすいJug400ですが、軽量ゆえにガラスは薄めです。
持ち手はしっかりとついていて振り回した程度で外れることはなさそうですが、ぶつけてしまったらすぐに割れてしまいそうなぐらいガラスが薄いです。
取り扱いには注意が必要ですね。
おしゃれを楽しむのがコーヒーサーバー。
正直いって美味しいコーヒーを飲むだけならば「コーヒーカップに直接ドリップ」しても素晴らしいコーヒーは飲めます。
それでもコーヒーサーバーを使用してコーヒーを淹れることでアッツアツのコーヒーが楽しめるんですよね。
コーヒーカップにあらかじめお湯を注いで温めておいてコーヒーを注ぐ直前にコーヒーカップのお湯を捨てる。
そしてすぐにコーヒーサーバーからドリップしたコーヒーを注ぐ。
コーヒーカップも温まっているので、注いだコーヒーのダイレクトな熱さを楽しめます。
喫茶店でよく見かける手法ですよね。
実はコーヒーサーバーを用意してコーヒーを淹れる利点はこれだけではありません。
単純に「カッコいい」んですよね。
コーヒーサーバーに溜められたコーヒーがコーヒーカップに注がれていく姿はそれだけで惚れ惚れするほどおしゃれでカッコいいんです。
私は熱いコーヒーを楽しめて見た目もカッコよくコーヒーが注げるコーヒーサーバーがずっと欲しかったんですよ。
一応『HARIO(ハリオ)』さんのV60コーヒーサーバー02が家にあるのですが、私ではなく家族が買ってきたものでとりあえず使っていたんです。
いくつか不満点があって
①ハリオ製であること
②持ち手がプラスチック製で安っぽい
③お手入れがしにくい
といったところが気になっていたんです。
別にハリオ製が悪いと言っているわけでは決してありませんよ。
私が所有している珈琲器具の多くがカリタ製なのでメーカーを統一したかったんです。。。
二つ目の不満点はコーヒーサーバーによくありがちですが、持ち手がプラスチック製の別パーツになっているとちょっと安っぽいですよね。
この2つの不満点を同時に解決してくれたのがカリタさんの持ち手までガラス一体の「Jug400」なんです。
あとは実際に使ってみてどうかの感想ですね。
ドリップしたコーヒーが泡立たずクリーンなコーヒーが淹れられる。
ドリッパーを直接Jug400にセットして、コーヒーをドリップしてみましょう。
使用しているドリッパーは同じカリタ製の「WDC-155」です。
銅製カリタウェーブで、同じカリタ製なので統一感があってしっくりきますね。
実際にコーヒーをドリップしてみて気付いたこととして、滴下されたコーヒーには泡立ちがありません。
コーヒーサーバーの見た目だけでなくドリップしたコーヒーまでクリーンな印象を与えてくれますね。
光を通すとガラスの透明感も相まってとっても魅惑的です。。。
今まで使用していたハリオさんのV60コーヒーサーバー02でコーヒーを1杯分ドリップするとコーヒーサーバーに溜まったコーヒーは泡立っていました。
コーヒーが高いところから落とされることで勢いよく底に叩きつけられることで泡立ってしまってたみたいですね。
その点Jug400は、背が低いのでお湯の勢いが抑えられて綺麗な液面を持っているようです。
やはり1杯分だけのコーヒーをドリップするならば、これぐらいのコンパクトさがちょうどいいですね。
コーヒーカップにもコーヒーを注ぎやすいですよ。
場合によっては持ち手の対極に位置する注ぎ口からはコーヒーを注がずに、側面からコーヒーを注ぐこともあるのですが全く問題ありませんね。
※側面から注いだ方が手首に負担がかからないんですよ。
ただ一点、注ぎ口から注いでも側面から注いでも「液だれ」があります。
布巾やティッシュなどを用意しておいた方が衛生的ですね。
せっかくドリップしたので、コーヒーを味わってみましょう。
・・・液面が泡立っていないためか、コーヒーの雑味が少なく感じますね。
もっともこれはプラシーボ効果なのかもしれませんので、何とも言えないところです。
メンテナンス性がとても高くすみずみまでお手入れできる。
飲み終わった珈琲器具は、洗って片づけるまでが「コーヒーの楽しみ」です。
使用したコーヒーサーバーもしっかりと洗わないとコーヒーが固まってしまい、見栄えがあまりよろしくなくなってしまいます。
ずっと使っているハリオさんのV60コーヒーサーバー02はご覧のとおり水垢だらけ。。。
実は、多くのコーヒーサーバーはメンテナンス性に欠けるものが多いんです。
よくみるコーヒーサーバーは頭付近がキュッとしぼんだ形状をしていますよね。
香りを閉じ込める効果があるらしいのですがしぼんだ形状のおかげで手が入らないので、とにかくお手入れしにくいんです。
水洗い後にコーヒーサーバーに残る水分は水垢の原因となります。
食器乾燥機などがあれば話は別でしょうが、我が家には食器乾燥機はないため自然乾燥に任せるかしっかりとふき取るしかありません。
そこでコーヒーサーバーの中まで手が入らないので「拭き残し」になった部分から水垢だらけになりがち。。。
この「メンテナンス性」については「Jug400」に一番期待していたところなんです。
頭付近にしぼんだ形状を持っていないストレートなビーカー型の形状をしているので、水洗いをしてもしっかりと中まで手が届いて水分をふき取れるはず。
懸念材料としてはコンパクトサイズなのでちゃんと手が入るかどうかですね。
ちょっときついですが、ちゃんと内側まで手が行き届きました。
付近などで水分をふき取る分には何の問題もなさそうです。
さらに、持ち手もガラス一体となっていることで
「別パーツ組み合わせ部に生じる隙間」
が一切ありません。
すみずみまで綺麗に水分をふき取ることができるのでいつまでも清潔感を保って使用することができそうですね。
見た目のスタイリッシュさだけではなくメンテナンス性にも優れたコーヒーサーバー「Jug400」
コンパクトで見た目も可愛く泡立ちのないクリーンなコーヒーを淹れられコーヒーサーバー
カリタさんの「Jug400」
ガラスが薄いのでちょっとだけ取り回しには注意が必要ですが、すみずみまで手が届いてメンテナンス性に優れてお手入れしやすいです。
もう一つ大きいサイズの「Jug500」もありますが、1杯分のコーヒーしかドリップしない場合にはちょうどいいサイズかもしれませんね。
※2021年2月21日追記
Jug500も購入しました!
実際に使用して比較してみると、名前は似ていますが似て非なる非常に優れた性能を持っているコーヒーサーバーだったんです。
詳しくは「Jug500の開封レビュー」を参照してみてくださいね。
ガラス一体型のビーカー型コーヒーサーバー「Jug400」は、1杯分のコーヒーだけをドリップされる方にはとってもおススメしたいコーヒーサーバーです。
取り回しがよくメンテナンス性に優れた計量のコーヒーサーバーです。
これからのコーヒータイムがもっともっと楽しくなりそうですよ。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
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