ドリップバッグにコーヒーを楽しむならお湯をコントロールしやすい「コーヒーポット」を用意すると、美味しいコーヒーを淹れられる。
2020年11月27日。
「D’s CAFE Style」のonoDです。
本日は珍しく、、、
というか人生初のドリップバッグでコーヒーを楽しんでいきます。
お手軽にお店のコーヒーが楽しめることで人気のドリップバッグですが、コーヒードリッパーでのハンドドリップで培った技術をそのまま活用して淹れていきましょう。
ハンドドリップで培った技術の大半はお湯のコントロールによるところが大きいので、繊細なお湯コントロールができるコーヒーポットがあると便利ですよ。
私は普段からカリタさんの「ペリカンポット」をしていますが、細いお湯から太いお湯までコントロールできるのでとても使い易いです。
ドリップバッグはお湯を注ぐ範囲が狭くなるので、太すぎないお湯を注げるコーヒーポットを用意しておくと良いですね。
クオリティの高いコーヒーを家でも楽しめる高倉町珈琲の「高倉町ブレンドコーヒー」ドリップバッグ
本日は日本各地に32店舗チェーン展開している『高倉町珈琲』さんの定番ブレンド。
「高倉町ブレンドコーヒー」のドリップバッグでコーヒーを淹れていきます。
<8月の高倉町珈琲 成田店>
onoDは外でコーヒーをいただく際には「高倉町珈琲」さんには時折お邪魔しています。
よく利用する「高倉町珈琲 成田店」は入り口に
「真実の口」があって手を入れたくなってしまうのは男の子なので仕方ないですね。
店内の雰囲気が良くて椅子の座り心地が良く、お客さんも落ち着きのある方々が多いのでゆったりと楽しめるんですよ。
店内にはビートルズの楽曲が流れていて飾られている絵などの内装はビートルズ一色で楽しいお店です。
ビートルズの楽曲に耳を傾けながらonoDが楽しむコーヒーは
定番中の定番「高倉町ブレンドコーヒー」
香りが強めのクリア目な味わいのブレンドコーヒーです。
コーヒーだけではなく食事も美味しくボリューミーでお腹一杯になる軽食もおすすめですね。
<高倉町珈琲の「昔なつかし昭和のナポリタン」>
コーヒーとセットで注文できるのですが、軽食と言いつつ夕飯もこれだけでお腹いっぱいになります。
高倉町珈琲と言えば「リコッタパンケーキ」が有名なお店でもあります。
こちらもとっても美味しいのですが、食後に丸まる1つは中々ヘビーです。
一人で食べるよりは複数人で取り分けた方が良いですね。
お近くに店舗がある方は是非一度「高倉町珈琲」に足を運んでみてくださいね。
さて、本題でonoDが店舗で注文するのはもっぱら定番の「高倉町ブレンドコーヒー」です。
その「高倉町ブレンドコーヒー」がなぜか我が家にドリップバッグがありました。
おそらく家族が訪れた際にお試しでいただいてきたのでしょうが、我が家でコーヒーを淹れて楽しむのはonoDぐらいなもの。
裏面を覗いてみると使用されている珈琲豆などなどが記載されていますね。
内容量は「10g」で
・ブラジル
・コロンビア
・グァテマラ
・メキシコ
の4種類の珈琲豆のブレンドみたいですね。
(比率までは分かりません)
賞味期限から察するに10月初めから中頃にいただいたものでしょうが、それから丸一ヵ月以上放置されています。
消費未期限は1年先ですが、粉の状態になっている珈琲豆の消費未期限は3日ほど。
・・・使わせていただきましょう。
ドリップバッグで注意すべきはお湯温度と均等にお湯を注ぐこと
早速開封してみるとドリップバッグが姿を現しました。
不織布に珈琲豆(粉)が入っているようでシンプルなつくりですね。
手順通りに矢印にそって切り取ってみると
簡単に綺麗に切れましたね。
(ドリップバッグ本体の説明よりも袋の説明の方が詳細なのでそちらを参考にした方が良いですよ)
開封するとすぐに「高倉町ブレンドコーヒー」の香りがしてきます。
おそらく珈琲豆から挽かれてから時間が経っているでしょうがまだまだ香りは残っていますね。
手順に沿って②の箇所を押し込み
左右のフックを広げます。
3点をコーヒーカップへ引っ掛けるようですね。
結構幅広く調整できるので一般的なコーヒーカップであれば問題なくセットできそうですね。
後はお湯を注いでいけばいいだけなのですが、
上から覗いてみると
ドリップバッグは中心やや左寄りに鎮座していますね。
珈琲豆(粉)もだいぶ偏っています。
ここからはハンドドリップの技術をふんだんに使っていきましょう。
まずは珈琲豆(粉)を平らにならします。
そして沸かしたての熱湯をコーヒーポットへ注ぎます。
電気ケトルの大きな口からお湯を直接注ぐと珈琲豆(粉)が暴れるのが理由の1点。
他にも、沸かしたてのお湯でコーヒーをドリップするとお湯のエッジ(輪郭)の立ったコーヒーになり珈琲豆の持つ風味を妨げてしまいます。
コーヒーポットに移した直後のお湯温度は
90度を超えるような熱すぎるお湯温度です。
本日は「92.8度」でしたね。
ドリップバッグの既に挽かれてから時間の経過した珈琲粉ではやや高めのお湯温度設定で珈琲粉の奥の奥に眠る珈琲成分を引き出します。
今回は「90度」のお湯でコーヒーを抽出していきましょう。
まずは大事な1投目。
珈琲豆(粉)全体に湿らせるぐらいにお湯を注いできますが、縁に注いでしまうと珈琲豆(粉)を通過していないお湯がドリップされてしまいます。
縁にはかからないのようにお湯を注いで「30秒」待ちます。
特に膨らみは確認できませんでしたのできっかりと30秒待ってじっくりと蒸らします。
2投目以降は少量ずつのお湯を珈琲豆(粉)の中心に注いでいきます。
ドリップバッグ内のお湯が落ち切る前に3投目、4投目と注いでいきます。
この時にいっぺんに多くのお湯を注いでしまうと珈琲豆(粉)をうまく通過せずに薄いコーヒーがドリップされます。
出口の決まっているコーヒードリッパーを用いたハンドドリップとは違い、ドリップバッグは全方向からコーヒーがドリップされるためコーヒーの抽出が極めて速いです。
ゆっくりとお湯をまんべんなく珈琲豆(粉)に浸透させて珈琲成分を最大限に引き出してあげましょう。
目的の抽出量までドリップ出来たらドリップバッグ内にお湯が残っている間に外します。
外したドリップバッグからコーヒーも出てきますが、中心部に泡が発生しています。
この泡の中にはコーヒーの雑味が詰まっているので、ドリップバッグ内のお湯が残っている内に外すのがポイントですね。
おうちコーヒーで手軽にお気に入りのお店のコーヒーを再現できるドリップバッグ
抽出完了まで蒸らし時間(30秒)含めて2分10秒で約150ccのコーヒーを抽出しました。
ドリップバッグとコーヒーカップとお湯があればコーヒーが楽しめるのでとってもお手軽な「ドリップバッグコーヒー」ですが、コーヒーポットや温度計を活用しつつお湯を注ぐスピードに注意してほんの少しばかり手を加えてみました。
漂っている香りに関しては『高倉町珈琲』でいただいている「高倉町ブレンドコーヒー」となんら遜色ありません。
一口味わってみましょう。
・・・そうですね。
ちょっとばかり風味に欠けますがコーヒーは間違いなく「高倉町ブレンドコーヒー」です。
ドリップバッグで淹れている以上仕方のないことですが珈琲豆の鮮度の関係だと思います。
とはいえ、見事に「高倉町ブレンドコーヒー」を再現できているとは思います。
特に香りに関しては十店舗でいただいているコーヒーと同じですね。
今回は「10g」の珈琲豆(粉)で150ccのコーヒーを抽出しましたが、120~130ccあたりで抽出を終えることでより風味が強くなると思いますよ。
ドリップバッグで淹れるコーヒーを飲むのは実は初めてでしたが、簡単にお店のコーヒーの味を再現できるのはものすごいことですね。
すでに決まった分量の珈琲豆が挽かれた状態で入っているドリップバッグ。
コーヒーを美味しく淹れる5大要素として
・珈琲豆の挽き目
・珈琲豆の分量
・お湯の温度
・抽出スピード
・抽出量
というのはよく聞くと思いますが、
ドリップバッグでは「お湯の温度」「抽出スピード」「抽出量」の3つをコントロールすることができます。
この3つに気を付けてドリップするだけで、より一層お店の味に近いコーヒーが淹れられますよ。
ただ、コーヒーの香りや味を除いても「高倉町ブレンドコーヒー」のドリップバッグには”アレ”が足りないとonoDは感じてしまいます。
「ビートルズが足りない!!」
実店舗でビートルズ一色の装飾に囲まれて、ビートルズの楽曲を楽しみながらいただくのが「onoDにとっての高倉町ブレンドコーヒー」なんです。
やはり、空間って大切ですよね。
公式サイトを覗いているとどうやら珈琲豆での販売もしている様子です。
定番の「高倉町ブレンドコーヒー」の珈琲豆はもちろんのこと、
2020年11月現在の「おすすめコーヒー」として
グァテマラ「エル インヘルノ ウノ農園」
そして、超高級珈琲豆として知られる
「ハワイ コナ」がラインナップされています。
珈琲豆屋さんとして見てみても面白そうですね。
メニュー(コーヒー)|高倉町珈琲-TAKAKURA MACHI COFFEE-
今度お店に行った時に買ってみようかな。。。
(サイトにはgあたりの販売金額の記載がなく直接店舗じゃないと購入できませんみたいです。)
本日も素敵なコーヒータイムを。
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