2020年12月14日。
熊本と言えば「馬刺し」が有名ですね。
懇親会ではしっかりと馬刺しを堪能させていただきました。
「D’s CAFE Style」のonoDです。
ということで、ただいま成田。
熊本県へお邪魔していた二日間。
無事、地元に帰って来ることができました。
本日の「Today’s Coffee」は”番外編”な扱いで、onoDが熊本でお邪魔させていただいたコーヒー専門店を2店舗紹介します。
唯一無二!どこまでも透きとおる琥珀色のコーヒー『琥珀色の珈琲アロー』
仲間との懇親会まで時間があったので、一人で「熊本城」のある熊本市中央区を散策。
銀座通りにある珈琲の名店『琥珀色の珈琲アロー』にお邪魔させていただきました。
レトロな雰囲気の店構えと店内に、80歳を超えても現役バリバリのマスター「八井巌」さんが淹れるコーヒーは
コーヒーカップの底が透き通って見えるぐらいに澄んだコーヒーです。
看板にも入っているとおり琥珀色に澄んだコーヒーで、
「コーヒーというよりもお茶のような味わい」
でした。
見た目も香りも味も「onoDが普段楽しんでいるコーヒー」とは別物ですが、
”琥珀色のコーヒーこそが本物のコーヒー”
なのかもしれませんね。
マスターの八井さんいわく
「コーヒーが飲めない人は焙煎した珈琲で胃もたれをしている」
とのことでした。
そういったコーヒーは健康にも良くないからと、透き通るような極浅煎りのコーヒーを淹れるようになったそうです。
店内にはメニューはなく、扱っているのも「コーヒー」ただ一つというこだわりよう。
気さくに話しかけてくださる素敵なマスターですが、コーヒーを淹れている最中は無言で集中し
1杯のコーヒーに魂を込めて淹れているようです。
熊本でコーヒーを飲めるお店を探していたら、コーヒー好きを自負するならば、必ず一度は入るべき喫茶店ですね。
ちなみに、珈琲豆のみの販売もしているようで『琥珀色の珈琲アロー』さんの公式サイトから購入できます。
琥珀色のコーヒーをご自宅でも楽しめますね。
トップ・オブ・トップの珈琲豆を取り扱う『自家焙煎処 カフェ・からん』
仲間の「熊本のワイナリーの視察」に同伴させていただいた後、それぞれが乗る飛行機まで時間があり
「さて、どうしましょうか?」
と相談していたところ
「コーヒーが飲みたい」
仲間のお一人がそう呟いたことがきっかけで急遽コーヒーを楽しみに行くことになりました。
一緒に回っていた仲間の一人が一度お世話になったことがあるという
『自家焙煎処 カフェ・からん』
まで車で乗せていっていただくことに。
(ワイナリー視察以降は完全にノープランだったんです。。。)
店内には数多くの珈琲豆のラインナップがあり、メジャーな珈琲豆の中に
深煎りで出されることの多い「フクダトミオ(ブラジル産)」が浅煎りで提供されていたり、
インド産の珈琲豆などあまり一般的ではない珈琲豆もラインナップされています。
「あ、、、onoD好みの珈琲豆が楽しめるお店」
というのが直観的に感じました。
というのも、
onoDが千葉でお世話になっている『珈琲豆の館』さんのラインナップと似ているいて、使用している焙煎機やコーヒーグラインダーが同じものであったりとかなり近しいものを感じるんですよね。
(いずれもFUJI ROYAL製)
品質は間違いなく「トップ・オブ・トップ(Cup of Excellence受賞レベル)の珈琲豆」を提供しているお店でしょう。
取り扱っている珈琲豆の一部はオンラインからも確認出来て購入できるようなので、気になる方は是非ともチェックしてみてくださいね。
店主である「山代哲也」さんのとっても面白いお話に耳を傾けながら、コーヒーを飲ませていただくことに。
自分でコーヒーを淹れているとどうしても
”コーヒーを淹れる過程”
に目が行ってしまうもの。
あ、、、
onoDが普段使用しているコーヒードリッパーと同じコーノさんのだ。。。
<前日ホテルにてonoDが使用していた「KONO名門フィルター 1~2人用(MDN-21)」
『珈琲サイフォン株式会社』さんのコーヒードリッパーは、元々コーヒー専門店でプロ向けに使われていたものです。
自宅でコーヒーを淹れて楽しんでいるonoDですが、その道何十年の”プロ”と同じ珈琲器具を扱っているとわかると嬉しいですよね。
「このリブの秘密、知ってる??」
と山代さんから質問されonoDなりの答えを示してみると、
嬉しそうに満面の笑みを浮かべる山代さん。
なんだかこちらも嬉しくなっちゃいますね。
ジャコウネコの糞から採取される珈琲豆で淹れる「コピ・ルアク」をいただく
「実はね、今ちょうどコピ・ルアクがあるんだよ。」
『自家焙煎処 カフェ・からん』にて”ややマニアック”なコーヒー話をしていると、店主の山代さんから衝撃の言葉が出てきます。
コーヒー好きならば一度は耳にする珈琲豆ですね。
名前だけ聞いていまいちピンと来なくとも
「ジャコウネコのウ〇コ」
といえば「あ、知ってる!!」という人も多いはず。
糞の中から採取する珈琲豆だからとバカにしてはいけません。
「コーヒー1杯:7500円~」
で提供されるのがザラであるほどの、超々高級珈琲豆です。
こんな機会は中々ないということで、こちらも淹れていただくことに。
(お値段は秘密です。)
超高級珈琲豆「コピ・ルアク」も実はピンキリで、飲んだはいいけども
「う~~~ん。。。」
というものも多々あります。
onoDも以前たまたまいただいて飲んだことがありますが、
その時は正直言って「美味しくなかった」です。
(いただき物のいただき物でしたので、まぁ、、、ね。)
『自家焙煎処 カフェ・からん』さんでは毎年高品質な「コピ・ルアク」を仕入れていて、それこそコピ・ルアクが日本に入ってきた”最初の年”から仕入れているそうです。
(在庫はすぐになくなるそうですが、本当にタイミングが良かったみたいです。)
パッケージと珈琲豆を見せていただくと
「アラビカ種」のコピ・ルアクですね。
・・・あれ?このパッケージ。
どこかで見覚えがあるような??
<『珈琲豆の館』店内>
千葉県山武市成東に店舗を構え、onoDがよくお世話になっている『珈琲豆の館』さんの店内にあるコピ・ルアクの袋と同じでした。
たしか『珈琲豆の館』の店主さんも
「そこに飾ってある袋のコピ・ルアクは良い珈琲豆。」
とおっしゃっていたものですね。
(帰りの飛行機内にてふと思い出しました。)
なにはともあれ、インドネシアの珈琲豆生産量の内
「95%はロブスタ種(カネフォーラ種)で占められる中、たった5%だけ生産されるアラビカ種」
のさらに貴重な貴重な「コピ・ルアク」を
贅沢にも「ネルドリップ」で丁寧にドリップされたコーヒーをいただきます。
酸味があるというかコクがあるというか、それでいてチョコレートのような風味を併せ持ち甘味も感じるコーヒーです。
独特なコーヒーで
「飲んだ人にしか分からないのがコピ・ルアク」
なので機会があれば是非試してみてくださいね。
他の方に淹れていただいたコーヒーを飲むと勉強になる
本日はonoDが淹れたコーヒーではなく、熊本でonoDが楽しんだコーヒー専門店です。
宿泊先のホテルに自前の珈琲器具を持ち込んでコーヒーを楽しむぐらいにコーヒー好きなonoDです。
もちろん自分でコーヒーを淹れて楽しむのも良いですが、長年のプロがコーヒーを淹れているところを目の前で見ることは”この上ないぐらいの勉強”になります。
微妙な手の使い方などを間近で観察できてその場で味を確かめるには、やはり直接お店へ出向かなければ得ることのできない経験です。
その方がコーヒーにかける思いは直接会わなければ伝わってこないこともあります。
『琥珀色の珈琲アロー』のマスター「八井巌」さんも、『自家焙煎処 カフェ・からん』の店主「山代哲也」さんも様々なお話を聞かせてくださり本当にありがとうございます。
また、今回懇親会を企画してくださった仲間がいなければ、熊本に来る機会はなかったかもしれません。
そうなると「琥珀色のコーヒー」も「コピ・ルアク」も楽しめる機会はなかったでしょう。
やはり「人とのご縁」というのは、何よりも大切にしなければなりませんね。
それでは本日も素敵なコーヒータイムを。
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