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秋キャンプは寒さ対策だけじゃない!?虫対策もやらないとパニックにおちいるよ。

Camp

暑い夏が通り過ぎてアウトドアに出掛けたくなる行楽シーズン「秋」。

肌寒くなる季節のキャンプでは「寒さ対策」だけでなく「虫対策」も必須です。

 

「D’s CAFE Style」のonoDです。

夏が終わって蚊やハチといった虫が少なくなるかと思いきや、別角度から攻めてくるのが秋の虫です。
対策をおこたると思いもしない被害を被るので防寒だけでなく防虫にも心がけて秋キャンプを楽しみましょう。

この記事では、私が実際に秋キャンプで経験した「虫被害」と「寒さ」に関して紹介しています。

行楽シーズンに楽しい「秋キャンプ」のためにも「虫対策」と「寒さ対策」はしっかりと行ってくださいね。

個人的には秋キャンプの一番怖いのは寒さではなく「虫」です。

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秋キャンプを虫対策なしで遭遇した「毛虫パニック」


この記事で一番伝えたいのはここだ。

・椿(ツバキ)
・山茶花(サザンカ)
・桜(サクラ)
etc…

秋(9月~10月)に植物には虫対策なしに絶対に近づくな。

ここで体験した恐怖に比べれば「寒さ」も「結露」もおそるるに足らんぞ。

それだけ秋キャンプの「虫」は恐ろしいんだ。。。

 

暑い夏を通り過ぎると涼しくなってアウトドアに出掛けたくなるもの。

「秋」は春と同じく涼しく快適な気候だ。夏のように強い日差しと暑さで寝苦しい経験をする事もないし、外にいるだけで疲れたり熱中症になる心配も少ない。
冬のように「コレ、ホントに寝れるのかな?」と思うような寒さもないから快適な季節。

なによりも「秋の味覚」が堪能できる。

 

「キャンプ初心者にはおすすめな季節。それが秋」
そう思っていた時期が私にもあった。

 

暑い季節を通り過ぎてふらっとアウトドアコーヒーを楽しみに荷物を詰め込んで出掛けた。

バックパックは大のお気に入り。

「Frost River(フロストリバー)」
Isle Royale Bushcraft Pack(アイルロイヤルブッシュクラフトパック)#732
日本ではあまり見かけないHeritage Black(ヘリテージブラック)カラーのトラディショナルな雰囲気の逸品だ。

これがまさかあんなことになるなんて。。。

 

「利根川ゆうゆう公園」
無料で使える上に広大な敷地で広く、平日は人も少ないのでかなりおすすめというかふらっといけるディキャンプ場がここしかないのでよく利用してる。

荷物を広げてレッツコーヒータイム!

・・・と思いきや、横にある木に大量の「毛虫」がいるのを発見。
※ショッキング過ぎたので鳥肌立って写真撮ることもできなかった

季節は秋。毛虫の季節だ。

 

小学校の運動会で、運動するし暑くなるしで日陰になる”桜の木の下”で場所取りをする両親親戚。

食事時になって上から毛虫が落ちてきたのはいい思い出だぜ。。。
(私の出身小学校は9月に運動会だった。)

 

「日陰にいると毛虫降ってきて危ないな。」
そう思って周りに木がそびえたってない開けた場所に移動しようと準備する。

・・・ん?
なんかグランドシートの下にうにょうにょいやがるな。。。

あれか?
木が近かったからかな?
さっさと離れてしまおう。

 

グランドシートにはりついた毛虫たちを木の枝で払って移動する。

開けた草原に再びグランドシートを敷いて、荷物を広げると異変に気付く。

 

おかしい。
毛虫が多すぎる。

木から離れたのに毛虫が多い。
というか”集まって”きている。

生理的嫌悪感を逆なでする毛虫の姿にゾゾゾッと背筋を冷たくしながら荷物を置いて距離を取る。

 

あきらかに毛虫が私の荷物に集まってきている。
1匹2匹じゃない。見えるだけで5匹は集まってきている。

なんだったら足元にいる毛虫も荷物の方めがけてダッシュしている。

 

そして私は目にした。

大のお気に入りバックパック、フロストリバーアイルロイヤルジュニアに毛虫が登っていく様を。
居心地が良さそうに隙間に鎮座する様を。

 

「コーヒー飲んでる場合じゃねぇ!」
コーヒーを優雅に楽しむ余裕なんてない。

木の枝で荷物に張り付いた毛虫たちをつまんで投げ捨て一匹も張り付いてないことを確認して逃げるように車へ乗り込んだ。

つまんで投げ捨てた毛虫は実に15匹にもわたった。

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毛虫が好んで集まるのは「古き良き時代の逸品」

パニックにこそなったが、落ち着ける場所(家)にまで逃げてきて冷静に考えてみた。

毛虫が集まっていた荷物は以下の4点。
「Frost River(フロストリバー)」
・Isle Royale Bushcraft Pack(アイルロイヤルブッシュクラフトパック)#732
・Accessory Bag Small(アクセサリーバッグスモール)
・Accessory Bag Medium(アクセサリーバッグミディアム)
「HOBI(ホビ)」
・サバイブシートM

フロストリバー製品には毛虫たちはこぞって群がった。
他にも荷物を広げるグランドシートの裏面にもびっちり張り付いてた。

これらのアイテムには共通点がある。

いずれもパラフィン(蜜蝋)を染み込ませた綿100%の生地で出来ていること。

 

”昔ながらの製法の頑丈で味わい深い趣の雰囲気のある逸品”
無骨系のアイテム(ギア)を好んで使われる方の大好物な、古き良き時代の製法をそのままの逸品たちだ。

Frost River(フロストリバー) ブッシュクラフトパック(Mサイズ約30L) #732 30L Brown 10-02-fros-0051

私も大好物でお値段はそこそこ張るが後悔したことは一度もなかった。
そう、今までは。

 

「虫が食う野菜は農薬などが使用されていない良い野菜」
っていう話は聞いたことがあるかもしれない。

どうやら
「毛虫の集まるキャンプギアも良いキャンプギア」
なのかもしれないね。

ホビのグランドシートはいかにもロウの香りって感じだが、フロストリバーのバックパックとポーチは良い香りがする。

 

古き良き時代の昔ながらの製法というのは、天然素材を生かした製法である。
天然素材ゆえに毛虫にとっても居心地が良かったんだろうね。

毛虫が集まったことで素晴らしい逸品って再認識できてうれしくもあるんだけども、毛虫にモテモテってのはちょっとね。。。

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秋キャンプでするべき虫対策は「結界を張ること」

綿100%に蜜蝋を染み込ませた古き良き時代の”昔ながらの逸品”には毛虫が集まるっていうデメリットがあった。

9月~10月の夏の終わりの秋は毛虫がとにかく多い季節だ。

 

毒を持っている毛虫もいるので、絶対に触らないことが最善だ。

ってことで秋キャンプでの虫対策は
「結界を張って虫を遮断する」
のが一番。

具体的な方法としては
「蚊帳を使う」
「フルクローズできるテントを使用する」
といった物理的に遮断できる結界を張ろう。

上から落ちてくるだけでなく足元を張ってくるのが毛虫なので、地面から完全に遮断できるものがおすすめだよ。

 

また、夏の虫よけとしては蚊取り線香や森林香、虫よけスプレーなどが定番だよね。

他にも”おばあちゃんの豆知識的”なもので、ミントの爽やかな香りのする「ハッカ油」を数滴染み込ませた枝をテント周りを囲うように挿しておく。
ってのもある。

たしかに夏の虫には効果的なんだけども、毛虫にはいまいち効果薄な気がする。
(ないよりはあった方が絶対に良いよ)

 

毛虫に効果のあるものだと殺虫剤だけども、キャンプ場で殺虫剤をブンブンするのもちょっとねぇ。。。

個人的に一番効果があったものだと
「酢と水を1:3で混ぜてスプレーする」
ってのが効果あったんだけども、匂いがちょっときついので落ち着いたキャンプを楽しむには不安がある方法だよ。

 

とにかく物理的な結界を張るのが一番だね。

また、とても心苦しいけども
「毛虫の集まる道具は持って行かない」
というのも大切。

私は綿100%に蜜蝋が染み込んだ”古き良き時代の昔ながらの逸品”が大好きだけども、毛虫がこぞって集まる様を目撃してしまうと若干ためらってしまう部分もある。

まぁ私は持って行くんですけどね。
だって使いたいものを使うからこそのキャンプだもの。
(今のところ利根川ゆうゆう公園以外では毛虫被害をそこまで被っていないよ。)

 

毛虫って一言で言っても種類はたくさんあって毒を持っていたりもっていなかったりする。
が、素人目には見分けがつきにくい。

というか、そもそも見ていて気持ちのいいものではないので
「毛虫=避ける」
っていう認識でいた方が良い。

毒がなくとも見た目のインパクトが強すぎる。

 

ちなみにだけども、毒を持つ毛虫の代表に「チャドクガ」ってのがいるんだけども、、、

知人が庭の手入れしてる時に風に乗った「チャドクガの毒毛」が肌の露出してる部分に当たって赤くかぶれたよ。

目の前に毛虫がいなくとも、風に乗って思わぬ毒を食らうこともあるから日常から気を付けてね。

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秋キャンプで寒さ対策を怠るなかれ「10度下回る」

秋ってさ。
意外と冷えるんだよね。

特に夜なんかびっくりするほど気温が下がって「10度を下回る」なんて日もあったりする。

 

真夏の暑さを乗り越えたからと言って、いきなり気温が下がるわけではなく昼は暖かい。

それが夜になると急激に冷え込んで、日中との気温差が10度なんて場合もある。

 

「寒さ対策」は怠ってはいけない。

寒くて寝れないのは暑くて寝れない以上に命の危険がある。

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秋キャンプに持って行くべき「必携防寒具」

最低限の荷物にするにしても必携のアイテムを紹介すると

「大きめのウール100%生地のブランケット」
これに尽きる。

 

カイロや電気毛布など、挙げればキリがないけど秋の寒さ対策にはブランケット1枚あればすべて解決するよ。

使い方としては
・地面(床)に敷く
・体を覆う
・寝袋を覆う
この3点。

 

地面からの冷気をシャットアウトするだけで身体が感じる寒さはぐっとおさえられる。
ウールのブランケットは保温性が高くて床に敷くだけで暖かいよ。

もちろん、体を覆ったり椅子に座っている時にひざ掛けとしても使えば暖かく包み込んでくれる。

 

秋キャンプになると寝袋を持って行く人は多いと思うけど、夏用の薄くて軽い寝袋だけだとこころもとない。
そんな時はブランケットで寝袋を覆ってあげれば一気に暖かくなる。

さらなる暖かさを求めるなら、寝袋の中に広げると驚くほど暖かくなるよ。

ウール生地のブランケットであれば火の粉にも強いので、焚き火の側でも体を覆って暖を取ることができる。
丈夫だから色々な用途に使えるし、見た目にもお洒落なものも多いから大きめの「ツインサイズ」か「クイーンサイズ」のものを最低1枚は持って行けば秋の寒さ対策はバッチリ。

2枚も持って行けば寝袋も不要になるよ。

ぶっちゃけ私は、真夏でもブランケットを持って行ってるから季節問わずに必携アイテムだったりする。

 

あと、当たり前すぎて気にしてないかもしれないけども「焚き火(たきび)」もおすすめだよ。

石油ストーブや薪ストーブももちろん良いけども、焚き火は雰囲気が良いし落ち着くし癒される。
真冬ほど寒くなってなければ焚き火だけでも十分暖はとれるよ。

あと、個人的にだけどもアウトドアコーヒーを一番やってほしいところ。

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やっぱり温かい飲み物は身体の底からホッとさせてくれる最高の1杯だよ。

アウトドアだからと言ってワイルドに楽しむのではなく家でコーヒーを淹れるような感覚で楽しめば、美味しく温かいホットコーヒーが楽しめるよ。

 

私はブランケットと焚き火だけで秋の寒さには十分耐えられるし、10度までならこれだけで十分すぎるほどの防寒対策になってる。
あくまで個人の感想だから自分自身の”寒さ耐性”によるところが一番大きいよ。

 

荷物が限られる徒歩キャンプならともかく、ある程度荷物に余裕を持たせることができるオートキャンプ(車で行くキャンプ)なら寒さ対策アイテムを多めに車に積んでいこう。

使うかどうかはわからなくともとりあえず持って行っていればいざという時に使えるからね。

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秋キャンプでも怠ってはいけない「結露対策」

秋の寒さ対策はウール100%生地のブランケットだけで解決できるけども、結露対策もしっかりとした方が良いよ。

結露対策のアイテムとしては
「ブーツ」
「シュラフカバー」
「グランドシート」
が最低限の結露対策アイテムだよ。

 

夜に気温がぐっと下がる秋には寝ている間に結露することもままある。

この結露。
決してなめてかかってはいけないぞ。

 

キャンプで一番つらいのは夜に寝れないこと。

夜露で寝袋が濡れて夜中に起きた時なんて最悪だよ。

びしょびしょになってもう一度寝る気力はないし寒いし。。。

 

そもそもキャンプでの結露は、就寝中に吐いてる息や汗が水蒸気となってテント内の湿度上昇。
発生した水蒸気がテント内に広がり、テントの内側と外側で気温差が大きいと水蒸気が水滴となってテントの内側などに付着すること。

つまり、テントの外側と内側で気温差が大きくなればなるほど結露が発生するということ。

 

冬キャンプはもちろんのこと、秋キャンプでも暖かくしたいでしょ?

それなら結露するのは当たり前なのさ。

 

ということで秋キャンプでも「結露対策」は必須で
・そもそも結露させない対策
・結露しても問題ない対策
2通りがあるけど、今回は「結露しても問題ない対策」の方に焦点を当てたアイテムを紹介してるよ。

結露をすると地面がびしょびしょになるから「ブーツ」は持って行った方が良い。
足首までカバーできる長さのものがおすすめ。

というか、キャンプに行くなら真夏でも足首までカバーできる履物を履いていった方が無難だよ。
マダニとかヒルとかetc…

嫌でしょ?

 

「シュラフカバー」は寝袋の上に被せて使う防水のカバー。
寝袋が濡れると冷たくなってとにかく寝れない。特にダウン素材のシュラフ(寝袋)。

シュラフカバーをかぶせておけば結露したとしても表面は守ってくれるから夜露で寝袋が濡れることを守ってくれるよ。

個人差はあるけど、ウールブランケットとシュラフカバーで10度ぐらいまでなら全然寝れるから寝袋は不要だよ。

 

寝てる間に吐く息や汗が水蒸気になることが結露の元だけども、忘れてはならないのが地面からの冷気。

地面からの冷気も水蒸気になって結露の元になるから「グランドシート」を敷くことで地面からの冷気をシャットアウトしておくのも効果的だよ。

テント泊でもテントの下に敷いておくと結露対策だけでなく寒さ対策にもなる。
タープ泊なら寒くなる季節にグランドシートがないと地獄を見ることになるよ。

 

ちなみに、寒さ対策で紹介した「ウール100%生地のブランケット」は保温性に優れて火の粉にも強く、水濡れにも強いから結露対策としても有効だよ。

床に敷けば地面からの冷気をシャットアウトするグランドシートの代わりになるし、寝袋を覆えばシュラフカバーの代わりにもなる。
万能すぎるぞ。ウールブランケット。

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秋キャンプの楽しみ方は人それぞれ「秋キャンプで何をする?」

秋キャンプでは「虫対策」と「寒さ対策」をしっかりして臨むことで、秋の味覚や心地よい気候、行楽シーズンを堪能できるよ。

虫対策はもちろんだけども秋は特に「毛虫」に注意してね。

 

対策をしっかりとしていけば楽しめる秋キャンプだけども、あなたはキャンプで何をする?

キャンプって設営してご飯作って食べて寝るだけってイメージ強いけども、それだけだと暇になっちゃうよ。

私は「コーヒー」をとことん楽しむために追及してる。

 

秋は「読書の秋」とも言われてるし、気になる本を持ってアウトドアへ出掛けるのも良いよね。

秋キャンプで何をするかは人それぞれ。
あなただけの素晴らしい行楽を楽しんでくださいね。

 

それでは本日も素敵なコーヒータイムを。

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